仕事の為？生きる為？

「仕事をする為に生きているんじゃ無く
生きる為に仕事をしている」
だから、自分の時間を削られるのは嫌だし
プレッシャーでストレスが溜まるのも嫌。
らしいんです。

・生きる為に仕事をしていたら

稼ぐ為ならどんな仕事でも良いし
必要な分だけすれば良い。
究極、仕事はしなくても良いな。
ストレスを溜めながら日々生きて
心身共に不健康になるのは避けたい。

多分、のんびり暮らせるのは、
死に物狂いで仕事している人の上に成り立ってる。気がする。
特別な資格とか才能とか無いから
ダブル、トリプルワークして昼夜なくなっても家計を立てる為に働く。
おかげさまでいつもトイレやフロアは美しくし
美味い定食も食べられる。

死に物狂いで
貧困とか病気とか虐待とか災害とか犯罪とか侵略とか対応してくれてる人もいる。

ローレベルな仕事のこなしでも
それなりに生きて行ける社会ってのは
バランスが良いようにも思う。

・仕事の為に生きてるんだったら

達成したい事や継続したい事の為に人生を賭けたり、命削ったり、極めたくなったりするんだろうな。
数ヶ月、数年のキャリアでできる仕事ばかりじゃ無いし。

でも、そんなテンションな高い人ばかりだと
世の中は窮屈になるだろう。
ハイレベルばかりを求められると
そんなに優秀な人ばかりでは無い。
むしろローレベルな人の方が多い。

どちらにせよ「生き様」なんだろう。

・私などはどちらにせよ曖昧

そもそも「仕事」はしているが
「働いている」意識は薄く
ただ「生き様」として
30年以上繊維業界にいて
仕事の為とか生きる為に仕事に向き合った事がない。
仕事が込み入ったり、ミスして落ち込んだり
上手くいって喜んだり
右往左往していても
「生きる様」なのだと言う事。

モノづくりはしているが
何かを残したいとも考えない。
「あんまり見た事ないでしょ」を作れれば良いかと思いながら作っている。

誰かのために作りたいとかもほとんど思わない。
頼まれても上手く気持ちを汲み取れない。
だから仕方なく
自分本位なモノばかり生み出して
それに共感してもらえたら
ラッキーくらい。

自分の時間を大切にしたいなんて
言わなくてもするし
仕事しててもそれも自分の時間だし
仕事も飽きちゃうから
極めるなんてのも
そもそもそこまで精密な人間じゃ無いし
標語みたいに掲げて主張するのは
私の「生き様」からは
大きく外れてしまいます。