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貯金、スキル、人脈なし。どん底から始まったnote。『勝率0.1% それでも勝つ』クロサキナオの戦略
※この記事は有料記事です。途中まで無料でご覧いただけます。
一本の読み物としてお楽しみいただける内容です。
やぁ、いらっしゃい。来てくれてありがとう。
ご存知の方も、はじめましての方も、改めまして、クロサキナオです。
現在は大阪でIT定期業務の会社を経営していて、約10年になります。と、言っても私1人の会社で非常にコンパクトで、法人格を有した個人活動のような感じです。
色々やってますが、主な業務はGoogle Maps(Googleビジネスプロフィール)の運用代行です。
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noteを始めたのが2023年6月27日。ということで、この記事を書いている時期で、ちょうど1年半を過ぎたくらいのタイミングですね。
今でこそ、クロサキナオをご存知だという方もいるでしょうし、相応の活動もしてきました。「どうすればクロサキさんのようにnoteで活躍出来るようになれるんですか?」という問い合わせもいただく事は時々あります。
それを見て思うこと。
『分かる…私も、最初そう思ってたなぁ…』
という感じです。
noteは今とても人気のプラットフォームで、毎日のように新規で参入してくる方がいらっしゃいますよね。「ただ書いていればいい」というものではなく、経過時期によって必ず必要な『戦略』が問われるタイミングが来るようになっています。
今回の記事では、そういったご質問にご回答しつつ、私なりに挑戦してきた活動、またその戦略等、そして現在noteを継続することで一つの実績に繋がったことについて。日ごろから意識しているような内容、あとは失敗談などもお伝えしたいと思い、一本の記事にさせていただきました。
この記事は特に、
• 初心者ブロガー・クリエイター
• 副業を始めたい社会人
• スキルアップを目指すフリーランス志望者
• 収益化に行き詰まっているクリエイター
• 自己成長や自己投資に興味がある人
• SNS運用やコンテンツ制作を仕事にしたい人
• 女性起業家・キャリア志向の女性
•noteをビジネスに活かしたい人
• 継続に悩む人や挫折経験者
• プラットフォーム収益化を目指している人
という方にご覧いただきたい内容です。
20代で起業し、自分の力で及ばない力とも相対しながら奔走してきました。そして、とある事件からどん底を味わって、逃げるようにnoteを始めた私です。
紆余曲折ありましたが、結論から言えば、現在では多くの仕事を受注することもできましたし、noteなしに今の私はないという自負があります。それほどnoteには感謝しています。
私、クロサキナオをご存じない方も多いと思うので、noteを始める以前のお話も作成しました。Kindle Unlimitedにも対応しておりますので、機会があれば是非ご覧ください▽
また、noteでの活動を通じて多くのクリエイターさんと知り合うご縁にも恵まれ、かなり影響を受けてきました。
性別、年齢、職業等を問わず、多くの方に一本の記事で紹介もいただいております。これらは全体の一部のみですが「クロサキナオが何者か?」を知っていただくには、十分すぎるほど詳しく特徴を紹介してくれています。この場を借りてお礼申し上げます▽
ナオさんがここに来るまでに経験したことがこれでもか、と書かれています。これまでも、自分の経験から得た考えを、ナオさんからのインプットと照らし合わせて私も進んできました。収益化と創作に対する自分の思いを再認識したし、このナオさんのストーリーとは違う自分の道を目指すんだ、という勇気も… https://t.co/hg76B9NaSs
— マイトン (@miton4890) January 20, 2025
クロサキナオさんがここまで「本音」を綴るなんて。noteや”𝕏”を活用している理由が明らかに。私はライターとして小説を少しでも多くの方々に読んでほしいのですが、その視点から読んでも大変参考になりました。資料を公開した【よく頑張りました】のくだりはグッときました😭(泣かんかったけど🙏) https://t.co/UbG8OTZLup
— ゆーしんけん【エンタメ万歳!】 (@go6ppei) January 20, 2025
ここまで冒頭のお話にお付き合いいただきありがとうございます。
少しでもクロサキナオを知っていただいた上で、この記事をご覧いただければということで、自己紹介をさせていただきました。
そして、あと一つ。
私は『基本的に独自の口語体』にてお送りしております。なので、ここからの本題につきましてはいつものクロサキナオ節でお送りさせていただければ幸いです。ぜひ最後までお付き合いくださいませ。
■異色の存在
『noteって何を書けばいいんだろう…』
そう思いながらスタートする人って多いと思うんですよ。もちろん例に漏れることなく、私も同じだったね。
『アイコンどうしよう…』
『名前の後ろに仕事とか書くのかな…』
『何を書いたら…』
およそ、ぶち当たるであろう"最初の壁"にきっちり阻まれて、登録から書き始めまで時間がかかったもんだよ。
その当時のnoteのユーザー層は20〜40代で、ビジネスパーソンが多いって、何かに書いてあった記憶がある。
「そんなんだ…」って思いながら、いろんな人の記事を読むと、きっちりとした内容で、画像にはグラフなどを多用した「資料」のような記事がオススメ欄によく出てたっていうのが、noteの第一印象だったかな。
もともと資料作りは、割と得意な方だったけど、読んでいてピンと来るものがなかったんだよね。
どれも完成度は高かったけど、記事を読んでいて「なんだか仕事の延長みたいに見えるな…」って感じに思って、noteでまでそんな記事を書きたいって魅力は間違いなく感じていなかった。
どうせ最初から読まれることもないだろうと、開き直る形で記事を書く。
本業で事件が起きて、その日だけで大きく売り上げをなくしてしまっていた私は、藁をつかむ思いでnoteを始めた。その時の心境を一本の記事にそのまま殴り書いたことがnoteの始まりだったんだよ。
今でもよく覚えてる思い出の記事です。久々に見たら結構"スキ"多いな、ありがとう▽
当時の会社の売り上げは、月間約500万円。
固定・流動の支出で約400万円。年一回の支払いや、税は別。
多少の変動はあったとしても、そこそこの黒字を出していてコロナ禍の中では割と安泰だったんだよ。
それがその日、2時間で売上の約70%が失われたんだね。相手方の配慮もあって、8月末の取引。つまり入金自体は9月末まで。
6月27日現在だと、3ヶ月ほどの"猶予期間"が出来たことになる。これがギリギリ冷静でいられた要因でもあるんだな。
noteを始めたきっかけは、リアルのビジネスに絶望したことにある。長年、積み重ねてきたものが2時間で失われた…そう考えるとやってられなかった。
試算すると、9月以降の売上は約150万円。
それに対し、ざっくりかかるであろう費用は約300万円。
なまじ多く抱えていた案件の数が災いして、業務委託として期間の縛りがある契約が首を絞めるんだよ、まじで。
期間満了は2024年10月末まで。
そして、人を多く抱えていた時期に日本政策金融公庫から借り入れしていたのも痛かったよ。
期間満了は2023年12月末まで。
"ショット型"と呼ばれる単発売上型のビジネスモデルではなくて、"ストック型"を意識した小さく継続的なビジネスモデルだったので、一気に持っていかれると立て直しがキツいんだよね。
2023年6月の時点で売り上げだけ取り上げられて、固定費据え置きに陥って、もう絶望しかない。
ビジネスにうんざりした私は「ネットで継続的に収益を立てられないか?」という事で、今考えると、かなり無謀な挑戦から始まったわけですよ。まぁ、冷静でいられなかったのは間違いない。
『トップクリエイター1,000人の年間平均売上は897万円…』
どこかで、そんな記事も見て夢を見た…と、noteを始めた人なら共感してもらえそうな動機です。
その中でも、早い段階でフォローしてくれた人がいたんだけど、決してビジネスビジネスはしていない。どちらかと言えばカジュアルな印象を持ち、興味を持ってメンバーシップにも参加してみて、そのビジネスモデルに圧倒された記憶がある。
『どうあれ10月からは、毎月150万円ずつ消えていくんだ…』
『まずは月間10万円を目指そう…』
ビジネスでは徹底的に無駄を省くようにして、noteで副収入を作っていけるよう本気で切り替えるよう考えて、現在の活動に至ります。そして、"月間10万円"は想像以上に壁が高いものでした。
結果的にこれを書いている1年半後の2025年1月の現在、私は生き残っている。もちろん、簡単にここまで来れたわけじゃありません。想像を絶する苦労もありましたが、その話をしたことはありません。
今、この段階で言えるのは、なんとなくビジネスに取り組んだり、適当にnoteを書くだけじゃ、99.99%上手くいきません。
明確な『目標』
適切な『戦略』
圧倒的な『行動』
決して折れない『意識』
そしてやり抜く『覚悟』
それなくして『成果』にはたどり着くことはできません。
いま壁に当たっている人や、成功したくてnoteを始めた人にはぜひ知っておいてほしい"体験談"をここから始めよう。
■ただの発信じゃダメ
noteと同時に"𝕏"(旧ツイッター)も始めたけど、最初はこんな感じだったんだよ▽
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当時のnoteも似たような感じだったな…いや、ひどいね。よくこれでやってたなと思うほど、無頓着だったなと思うよ。
徐々にPVが上がり、スキが付き、フォロワーも増えてきた。それと同時に「これじゃダメかな…」と不安に思うところも出てくるんだよね。
note初期、すぐに収益化には動かなかった。と言うのも、アカウントを作って一発目の記事でいきなり有料を出しているものを見ることも結構あったけど、いまいち感じるものがない…。あなたも見たことあるんじゃないかな?
別にそれが悪いと言う気はない。ただ、個人的な意見として「怪しいな….」と思うようになり、遠回りであったとしても、まずは信頼を獲得するためにも、記事を書き、いろんな人から勉強させてもらうことを選択する。結果的に練習量も多くこなすことが出来て、徐々に書くことへの抵抗感がなくなっていくことに気付きはじめる。
そうなると、前述の通りプロフが気になった。記事での感触こそよかったけど、プロフィールページに飛んだときに「えっ…」って思われていたらどうしよう?
そんな不安が生まれ、長い目で見たときに、絶対に足かせになる…そう感じて、すぐにアイコンを作るようにしたよ。
"ココナラ"ってサイト。
多くのイラストレーターの方がアカウントを作り、アイコンを作ってくれる。お金の心配があって始めたけど、ここをケチってうまくいくはずがないと、色々選んでお願いする事に。
幸い、仕事の早い方で作ってくれたイラストには運命を感じたものです。
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初期の頃は、リアルビジネスの名残から、ネットビジネスにおいて重要な"見栄え"は後回しになってしまっていて、稼働から4週間くらい猫さんアカウントだったなぁ…。ネットにおいて"後回し"は致命的な失敗に繋がることが本当に多いです、要注意。
言うまでもなく、現代社会においてプロフィールは本当に大切です。ビジネスで言えば名刺…いや、そんなものよりももっと大切な"顔"と言っても過言じゃありません。
いろいろ試しながら、そこに気づいて、何度もプロフィールを更新してきて感じたことがあった。
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私は何者で、
どんな発信をし、
何の活動を通じて、
どういったコンテンツから、
あなたにメリットを与えられるか。
言ってみれば『はじめまして』でも、その人となりが伝わるよう最大限の努力は惜しんじゃいけない。
noteでも"𝕏"でも、いろんな人を見ている中で「あぁ、この人もったいないなぁ…」と思う事は毎日のようにあるし、そのせいでうまくいってなかったら無情じゃん?
ネットだから…と決して侮ってはいけない。プロフィールに関しては、あなたの同業者や目標にする人がいるのであれば、そういう前を走る人を参考にすると新たな発見があるかもしれません。
※あんまり上の人になると、その知名度で全然気にしてないこともある。これはプロフィール以前に認知度が高いからできるだけで、参考にはならないかもね。
『ただの発信じゃダメだ…』
そう思うようになってから、スキやPVという"数字"に惑わされず、記事以前にいろんな人が「奥の奥」の本質的な部分まで見ている可能性を考えるようになる。
ビジネスでもそういった側面はもちろんあるんだけど、ネットはそれ以上に繊細な配慮が問われるんだよ。ここを疎かにする人でうまくいっている人は、正直あまり見かけない。素直に行動に移した方が良いね。
■最初の2か月で感じた挫折と変化の兆し
noteを書いていると、多くの人が頑張っている姿を見かけるようになってきたよ。
状況や立場は違えど、必死に「うまくいきたい」という思いが伝わってくるかのように、毎日身を粉にして努力してる人が多かった。noteには良い人が多いよ。長文のプラットフォームだし、続けてる人って基本的に良識人のイメージが強い。
開始から約二ヶ月。既にお盆が近づいていて、私に残された猶予期間は徐々に短くなっていった。
1ヵ月以上、続けていると、少し冷静に見渡せるようになるんだよね。毎日一生懸命、無料記事を更新して、一向に収益化に手を出そうとしない人が多かった。
当時のnote人口はおおよそ700万人と言われていて、「収益を得ている人」は大体12万7000人くらいだと、どこかのサイトで見かけた。
一見すると10万人以上が収益化を成功させているんだね。ただ、よくよく考えてみると「売れている人」と「売れていない人」の差はもちろんあるだろうと察した。
シビアに考えて、このうちの10人に1人ぐらいがまともに収益化に成功しているくらいかな…。そう考えるようになったんだね。
『0.1%か…結構厳しいんだな』
「noteで何としても成功したい」という『覚悟』だけは先行していた。
noteは素人目線だとブログプラットフォームにも見えるけど、その実態はクリエイターに向けて、収益化のシステムを手厚く準備してくれている。
記事の書き方や、運用の仕方もよく配信してくれている。収益化とクリエイティブ活動の両軸において、様々なイベントを催してくれているし、新規参入者の導線にも繋がっていて、これからも伸びていく可能性は高いだろうと感じていた。
ただ"楽しいだけ"でいられるほど、甘い環境じゃない。
"収益化"という以上、相手には対価が伴う。そうなると完全にビジネスの世界になる訳で、半端な考えでやっていけるほど簡単なものでもない。
だからこそ『戦略』がなく、壁に当たって終わってしまう人が出てくるんだね。
その頃、ほぼ同期だった人たちの多くがいつの間にか更新をやめてしまっていた。彼らが収益化を目的にしていたかどうかはわからないけど、"ただ書くだけ"でずっと楽しくいられるわけがない。
書くって事は、時間もかかるし、考える労力も必要。最初は楽しかったけど、義務感になると続かないんだよ。
これはビジネスでは全く同じことで、起業すると自分で時間を決めて出社して、自分でやることを決めて、自分で処理をしていく必要がある。その上で利益を追う。
記事だって同じで、続ける以上はそれに見合った「対価」がないとやっていけない。キレイゴト抜きにして、安穏と時間だけをかける訳にはいかないじゃん。だからこそnoteには収益化へのサポート機能があるんだから。
そこで、私は1本の有料記事を書いた。
普段の無料記事に比べると、時間を長くかけてずいぶんと大変だったよ。
仲良くしていた人は多かったけど、有料記事を避けながら、無料記事ばかり書き続ける事に染まるわけにはいかなかったし、それだけじゃ何をしているのかわからない。
noteの『目的』は"収益化"がメインだったし、続けていくためにも先立つものがないとやっていけない。そして人は「対価」がないとお金なんて払わない。
まして、私の場合は追い込まれた状態で切羽詰まっていたからこそ、踏み出すことができたんだと思う。noteを始めて1ヶ月半。"未来の自分の姿"を想定して一生懸命、記事を書いた▽
経営者として書いてきた重さも含めて、内容もある記事だったと思う。「これで収益化が始まる…」と、記事を投稿して、ドキドキしながら家に帰り、数時間後にログインをすると…
「売れねぇ〜( `ᾥ´ )クッ」
…と、洗礼を浴びた。
「たくさん売れたらどうしよう」なんて浮ついてしまったのが恥ずかしい。有料記事出して、すぐに売れるなんて事はなかったし仲良くしてくれている人も買ってくれなかった。
当時はただただ毎日、無料記事を書いて、いろんな人とコメント交流をしている関係だった。
そんな人間が急に重い有料記事を出したわけで、言ってみれば"抜け駆け"みたいな感じだったかもしれないね。
さすがに売れなさすぎて「noteもう無理かも…」なんて考えがよぎる。先に決めた『覚悟』なんて吹き飛ぶぐらいショッキングだった。
…そして寝る前に一件の通知が来る。
「記事が購入されました!」
『えっ!?』と、跳ね起きて食い気味に画面を覗き込む。絶望していた気持ちが一転して、熱いものが込み上げてきたのを覚えているよ。
買ってくれたのは全然知らない人だった。ただ、私の記事を時々読んでくれていたみたいで、せっかくだから買ってみようと興味を持ってくれたみたい。
「応援していますよ」
嬉しかった。「努力している姿は見てもらえている」と、簡単に揺れかけた覚悟を反省した。その1時間後ぐらいにまた別の人(やっぱり知らない人)が買ってくれて、その日は、もう目が冴えて踊り出すくらい舞い上がったもんさ。
『仲良くしてるだけじゃ売れない…』
『知らない人ほどよく見てくれている…』
こうして、私は晴れてnote参入1ヵ月半という期間で"12万7,000人"の中の1人になった。余談だけど、その記事は今でも色褪せず正しい内容だったと自負している。
■『継続』と『ブランディング』が戦略を生む
9月になって、二作目の有料記事を出してみる。
noteの有料記事に挑戦したことがある人であれば、なんとなくわかってもらえると思うけど、最初に書く有料記事に割くリソースはハンパじゃないんだよ。
そして次に書く内容は、また違ったものを準備しないといけない。なので、内容が被らないように…と意識するあまり、ある意味一作目よりも神経も使うし、時間もかかる。
『有料記事を書き続けるって、結構きついんじゃないだろうか…』
そう感じながら、同時に逆のことを思いつく。
『だからみんな有料記事を避けるんだ…』
これが正しかったかどうかかはわからない。ただ、逆張りの発想を持った。二作目の有料記事を出したときに「毎月継続して出そう…」と決意する。そこから毎回テーマを変えて、より有益なものを、スキルアップにつながるような内容を書く習慣にすることで、インプットとアウトプットの徹底を欠かさない。
そうして、今月で18本目の記事を出した▽
有料マガジン化することで単発記事よりも、よく売れるようになったし、有料記事に対して、特別に重く考えるのをやめるようになってから、ずいぶんと楽に書けるようになった。
これは大筋間違っていないと思うけど、きっとnoteユーザーは有料記事を書きたいと考えつつも「お金が絡むから…」とつい後回しにして、無難に無料記事を書く傾向が強い気がするよ。売れなくて傷つくのも怖いからね。
『でもそれは逃げになる』
私に残された猶予は迫っていた。
有料記事を出さないことには目的である"収益化"には届かない。そう考えると、「気軽に有料記事を書く」ために、様々なテーマに興味を持つようになったし、さらに多くのクリエイターの記事を読み漁るようになったよ。
これによって本であれ、記事であれ「ここで伝えたいことが何なのか?」が汲み取れるようになっていた自分自身に気付く。
そして、有料記事を書き続けることは、一つの"ブランディング"に繋がると気付くまで時間はかからなかった。
noteには本当にいろんな人がいる。それこそ有料記事の達人のような人もいるし、数年間ものあいだ、定期的に発信し続けている人もいる。
そういう人って一つの記事が「売れるかどうか」より「出し続ける」ことにきっと比重を置いていて、今日出した記事が売れた売れないで一喜一憂していないんだ。
1年前出した記事が売れることもあれば、今日出した記事がブレイクすることもある。淡々と、続けていく事でどれが売れても構わない。「記事を売るというプロフェッショナル」もいるんだと実感させられた。
また、私も"コンテンツ"を持つことを考えた。コストをかけずに、収益の自動化につながるものは何か?noteを続ける負担にならずに出来るものはないか?
そこで"Kindle電子書籍"の存在を知る。少し複雑で、作成するのに時間がかかったけど、作れないレベルではなく、何より「お金がかからず、収益化ができる」という媒体を独力でできること気付き、即行動に移した▽
【10/1発売予定】
— クロサキナオ (@kurosakina0) September 25, 2023
kindle初出版「イタい目にあってたどり着く①」が10/1(日)12:00〜発売予定
予約審査通ったー🥹
note活動を通じて活動中。特にクロサキナオが何者か、まだよく知らない方向けの原点の書籍。アンリミテッド対応…のはず。皆さんよろしくお願いします🤭🌹https://t.co/bTdwMSNoBC
外注を一切せず、拡散は"𝕏"とnoteのみ。
それでも日頃からコミュニケーションを欠かさず、顔を広げていたおかげで、初出版の時には随分と周りが協力してくれたんだよ。
『行動を起こす時は、周りを巻き込んでいく』
そうして、私は"Kindle作家"になった。この経験が後に大きなブランディングへと繋がることになっていく。
■収益化を実現するためにやったことTOP3
9月後半、いよいよ運命の時がやってきた。
本業のメインクライアントからの最後の売上が9月末日。以降は一気に赤字に転落することになる。
夏頃は眠れない日も続いていたけど、もう随分と開き直っていたもんだったよ。本業で出来ることは全部やるし、新規の獲得も貪欲に、無駄な経費は全部カットしていった。
その甲斐もあってか、本来そのままのペースでいくと試算では"毎月150万円の赤字"だったものが"毎月80万円の赤字"まで抑えられていた…大赤字には変わらないんだけどね。
『本業を積みながら、noteもサボらない』
毎日noteに携わり、試行錯誤を行いながら記事を書く。この時期は寝られない日なんて普通で、深夜1時に寝付いても、1時間後に目が覚めるような日が続いていたんだよ。
noteも満三ヶ月でフォロワーさんが3,000人を超えた頃。
Kindleも出してペースが上がってきていることもあって、時期尚早ではあったけど勝負に出ることにした。
『メンバーシップを作ろう』
4ヶ月やったところで、5ヶ月やったところで、大きな差はない。
結果的に、このメンバーシップは現在でも大きなメインコンテンツの一つに成長しているし、このタイミングでメンバーシップをスタートさせたことは本当に英断だったと思っているよ。
ここで"3つ"。
これをなくしてメンバーシップは成立しなかったものがある。そして、これこそが"クロサキナオ"を形作るために欠かせない点だと胸を張って言える事がある。
ここまでのお話は何も特別なことはない。
「事業主として失敗したという点」はただのピンチ。ピンチは誰にでも起きうることで、それを乗り越えられる人とそうでない人に分かれます。
もし、あなたにとって今が"挑戦したい時"や"壁にぶつかった"という状況であれば、noteだけに関わらず、きっと参考になるお話です。
一人の人間がどん底の中で、必死に生きた一年半の努力。ここからどうやって『勝率0.1% それでも勝つ』を実践することが出来たのか。
まずはメンバーシップで実践した"3つ"のお話からです。ぜひ読み進めていただくことで、あなたの人生にとって何かのきっかけになれば幸いです。
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