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汚い大人やでほんま、とは?

はい、お疲れさまです。今日も暑い暑い。

カフェで打ち合わせをすることが多いんだけど、以上に寒い。
アイスコーヒーとか飲みながらだとガクブルものだよ。

何だろう、お店って冷房強化しているとこ増えてるのかな。
そう思う今年の夏。

店舗型ビジネスで人気の業態は。


かつて脱毛という店舗は非常に高額な時代があった。

女性だと未だに全身脱毛とかだとそこそこな金額になる。

最初の入口だけ、格安の広告が多く出回っているものの実際にカウンセリングして施術を行うと後々高額プランなどがあったりもする。

とはいえ、それでも以前に比べれば随分リーズナブルになっている。

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メンズ脱毛もそうだ。
ヒゲ脱毛など、超高額なジャンルだった。

しかし、青ひげへのコンプレックスを持つメンズは一定数いる。

時代柄、通いやすくなっている店舗も多いそう。
だがしかし、その抵抗感から最初の第一歩への腰が重い。

ここ数十年、青ひげや体毛が微減の一途だった。

格安店舗急増。


今では、1回2000円など非常に安価でかつ効果性にも期待が持てる脱毛サービスが増えた。

いろんな媒体にいつも登場するような広告が増えたこともある、正直胡散臭いものも少なくはない。

その要因としては、業務用脱毛用マシーンが流通するようになって、素人でも取り扱うことがそこまで難しくなくなったことがいえる。

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今ではマンションの一室を施術店舗として回転しているところも多い。

ネイルサロンなどにも見られる光景だが、それ一台で商売になるという強みが拡大に拍車をかけている。

サブスク型セルフ形式の店舗なども徐々に増加している。
色々大丈夫なのかと懸念も感じられるがこれも時代なのかと。

とあるビルの一室。


A氏は20代のキレイな女性だ。

今はメンズ脱毛サロンのオーナーとして活動している。
オープンしたのはまだ1年少々、これからどんどん頑張っていく。といったところだろう。

普通の店であれば・・・。

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店舗は雑居ビルの空中階、1室を3部屋にセパレイトしておりA氏の脱毛と個室美容サロン、ネイルサロンの3店舗の構成となっている。

各々、オーナーとして店に立っているが3者全くの他人だ。

A氏はSNSや動画アプリなどにどんどん投稿し、認知向上を図っている。

実際、素人としては上手に画像も編集しているし、男性向けに好まれそうなシチュエーション動画なども演出している。

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それによっての集客が出来ているのかというと、満足いくものではないそう。

場所もそうだが、店舗というよりA氏目当てでのお客さんが釣れる感じ。
別にそれが悪いという訳でないが、密室のメンズ脱毛というのが正直嫌だと思っているそうな。

じゃあ何でまたそんなビジネスを始めたのやら・・・

オープンの事情。


A氏はもともとお水系で働いていたが、昼職に移行を常々考えていた。

その時、お客だった金主と出会い店舗オープンの話が出る。
若いA氏は自分の店が持てるということで意気揚々。

別筋からの話では、その金主はブローカーで真の胴元が別にいるらしく、働き手のない店に新規出店という体裁で、仕事を斡旋する。

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A氏は何も知らなくても店舗というガワも、脱毛マシンという商材も用意される。

蓋を空けてみると、雑居ビルの一室で、知らない店舗2つとそこの店長がいる。

結局、脱毛での売上はマージンが抜かれ、固定費や販促費に充てられ。A氏に満足いくような収入にはならない。

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立場は個人オーナーだが金主への返済もあり、必死に集客しながらやりたくない動画撮影で集客をしているというような図式。

ちなみに家賃含む固定費だけで80万円相当だそうで、3分割して支払っている。

ちょっとばかり重すぎるだろう。

権限なき搾取。


詳細を知らずして、その状況になったという落ち度はあるものの、若い女性を相手に食い物にする悪い大人は少なくない。

いや、相手は女性だけではないが。

基本的に現状の不安を解決するというプレゼンは非常に夢があるし、勝手に良い未来を想像させてしまう。

都合よく解釈してしまうと、少々のデメリットは見えなくなるのも分からなくはない。

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はたから見れば、全部準備されていて独立が出来る。
メリット面は一応ある。

重すぎる固定費と、弱い集客。
仕事として手伝おうと思っても、決裁権がそもそもA氏にはない。

本当はメンズ脱毛なんてしたい訳じゃなかった。
そうA氏が言っていたことを思い出される。

ちなみに金主側はしっかり固定収入になっている。
恐らくA氏だけでなく、色々な店で似た施設を量産しているのだと考えられる。

これから。


A氏はまだ小さい店舗だしマシと言えばマシなのかもしれない。

とにかく金主への返済を済ませて、軌道修正をすれば元のルートには戻れる。
時間はかかると思うが。

それよりももっと大きなステージで責任を負わされる若い人もきっと多いのだろう。

最近、若い人とお話すると結構な確率で似通った事例を聞く。
副業時代、フリーで働くことを後押しされる現代だからこそ甘い罠もきっと多く潜んでいるのだろう。

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A氏は動画製作などにも興味を持っている。

物によっては数十万再生を超えるものだってある。
台本など作るのは上手なのかもしれない。

深く首を突っ込むつもりはない。
ただ、安定して自分のしたいことが出来る環境に戻れるのを願うばかりだ。

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ここまで読んでくれてありがとう。
いつも感謝の限りです。

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それでは、また。

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