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これからも素直でありたいと思わせてくれた言葉

この言葉が私に刺さるわけは、私も今やうまくやろうとしていないからで、そうしてからは本当に素直に生きられるようになったなと実感しているからです。

そしてこのnoteを書こうと思ったのは、倉成さんが「この精神、後世にリレーさせていただきます」と書いてあったから。

この言葉の出展はこの記事だそうです。

落語の本題の前に語る「まくら」の名手。しかし、ある時期まで決まった小話しか話さなかったと自伝に書いている。型どおり演じるうちに疑問がわいた。役者だって外壁つくろって演じる人に感心はしない。それをはぎ取ってみれば、その奥に素晴らしいものがあるのにねえ。以来、うまくやろうとしないと心に決めた

私、前職に転職したての頃(2013年頃)に人生最大の挫折をしたことがあります。その時周囲の物凄く仕事の出来る方々に追いつこうとするまでは良かったのですが、彼らのようになろうとしてしまいまいた。それが敗因。

でも、その事がきっかけで、誰かに成ろうとする自分をはぎ取ることが出来ました。それ以来、自分として仕事をできるようになりました。

私のキャリアの詳細は、以下のnoteをどぞ。


この「自分として」というのがとても大切で、小三治さんの言うように「外壁をつくろう」ことで、自分が押し殺されるというのは、その奥の素晴らしさが発揮されるのを阻害するだけなんですよね。

色々と縮こまっちゃうこともあると思いますが、やっていいと思っています、好きに。

そして私がいまこの瞬間も大切にしているのは、素直であること。自分に対してもお客様に対してもそうあろうと努力しています。

逆の言葉で言うと、嘘を付かないこと。本当にこれに尽きるように思います。調べても分からなかったら、分からないと言えば良いし、教えて欲しいことがあれば、教えて下さいと言えばいい。

こうしたことが出来るようになってから、自然とうまくやろうとする自分が居なくなったと感じています。

生まれつきそれができる人もいるし、私みたいに40歳過ぎてからやっとできるようになることもありますが、色々な人が自然体で生きられると良いなって本当に思いますね。

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