サンデル先生の話:テクノロジーに突きつけられていること
とても興味深い記事だったので、ご紹介。
サンデル教授と言えば、すぐには答えのでない問いを我々に突きつけ、市民の中での議論を活発にさせようとして下さることでよく知られています。
今回もその例にもれず、う~むと考える内容でした。
詳しくは記事を読み、お時間があれば皆さんにも色々と考えて欲しいなと思いますが、私にとって大切に感じたところを書いておきます。
市民社会は結果だけを享受するのではなく、その過程から議論に入るというのは本当に大切だと思うのですよね。それがいかに大変だとしてもその道を探るのを諦めてはいけませんよね。そして人として判断を下せるだけの知識というのが本当に大切だなと感じます。○○リテラシーという言葉もあるように、多くの市民の知識が増えること、そしてそれを活用する知恵というのがセットで増加するといいですよね。
現実と仮想の区別はかなり曖昧になりつつあり、さらにそれが加速すると感じているので、その一線については守りたいなと感じています。それをするためには、原点回帰かもしれませんが、”生身”の対話なのかもしれません。「その場にいる」ことによって得られる情報は、バーチャルでは得られない気がしています。技術はそれも超えますかね?
ファンドだけに投資を任せていい場合とそうでない場合はありますよね。社会全体の共通善に資する部分への公共の役割は拡充することは今後の世界にとってプラスになるだろうと感じました。そういった意味では、企業の共通善へ果たせる役割はあるように感じました。そういう変化の時期なのかもしれないとも感じます。
この記事を読んでどう感じたか、教えて頂けると嬉しいです。
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