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わたしが考える咲く場所に自分を置く方法
私も製薬企業から大胆なキャリアチェンジをして、そこからさらに転職をし、今まさに自分を割く場所に置いたなと感じています。
そんな話を今回はしたいと思います。
この言葉を仕事で考えると、なかなか趣のある言葉になります。
咲く場所=仕事
私はすでに転職を何度かしているため、転職に対してはポジティブに捉えているのですが、この「咲く場所に置きなさい」と言う言葉は芯を捉えていると思います。
博士号を取ってからアカデミア(アメリカの国立がん研究所、日本の産業技術総合研究所)で研究者をして、その後企業(製薬企業、情報企業)と職を変え続けてきて分かるんですよね。
咲く場所(仕事)を変えるには、大きく3つあると思っています。
1)今の仕事への意識・捉え方を変える
実はこれはとても難しい気がしているものの、これができるととても楽ちんんになります。お給料や仕事内容は変わらないことがほとんどです。
楽ちんになるのはある意味副産物で、本当の利点はこれができると仕事や家庭、地域活動といった様々な活動の意義を理解し行動するようになり、良い結果を出しやすくなると思います。
咲く場所に栄養や陽の光を十分に与える行動と言えます
2)社内での部署移動
これは転職の一歩手前の行動かもしれませんが、同じ社内で部署移動が可能な場合は咲く場所を手っ取り早く変えるための方法と言えます。お給料は変わらないことがほとんどですが、仕事内容は変わる場合が多いです。
この方法を採用した人が活躍するのを何度も見ていますので、効果はあると思います。ただ、移動先の部署が合わないということもあるので、部署移動の場合は色々と事前調査がいると思います。
咲く場所を一歩横にある栄養も陽の光もある場所に移動する行動と言えます
3)転職
社内に咲く場所がない場合など、もっと広い外界に活路を見出す方法です。お給料が増え、仕事内容も変わる場合は多いです。
転職活動そのものにとてもエネルギーが必要で、転職先企業の所属部署の情報も不足しがちであるためリスクはあるものの、さらなる経験を積めたり、賃金アップも一般的かと思います。
部署移動と同様に、転職先が合わないという場合もあります。
思い切って咲く場所を遠くに求めて移動する行動と言えます
これら3つを見てお分かりだと思いますが、「1)今の仕事への意識・捉え方を変える」というのが、本質的には優れていると私は思っています。ただ、言うが易し行うが難しだと思っています。
私の話をすると、製薬企業から「3)転職」をしたときにあまりの激務に病みました。復職後に「1)今の仕事への意識・捉え方を変える」を経験できました。
その過程において社内の友人(今でも仲良し!)の存在はとても大きかったです。色々な話を聞いてくれるだけでなく、アドバイスを色々くれました。
そのなかでも今でも大切にしているものは、
「自分の色をもっと出して仕事をすればいいと思うよ」
というものです。
この言葉を地でいくようになるには数年掛かりましたが、この意味が腹落ちして色を出せるようになり、「1)今の仕事への意識・捉え方を変える」ことができるようになったと思っています。
咲く場所に自分を置くというのは、とても難しいとは思うのですが、自分自身が咲こうと思う意思があり、それを実行する行動力があればなんとかなると思っています。
だから、咲くことを諦めないで欲しいって思いますし、私はこれからも咲きたいって思っています。
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