資産と負債の違い
資産と負債の違い
投資と消費の違い
どのように資産や負債についてお考えですか?
自宅を買えば資産になりますよ、とか
この株式を買って投資しませんか、とか
色々と資産や投資という言葉は聞くと思います。それもイメージ的には良い感じで語られることが多いかなと思います。一方、負債や消費という言葉はネガティブなイメージで語られます。
そんなに負債が有って大丈夫?とか
消費ではなく貯蓄にお金を回しましょう、とか
それって当たり前だと、私は思っていました。
でも、それって当たり前じゃないかもしれないって、今では思っています。
当たり前のことを疑う機会はあまりないので、私にとってその機会はとても貴重な経験となりました。
以前に会社を休職した事があるのですが、その時に金持ち父さんシリーズを偶然にも読みました。(もし知りたい方が居れば、調べてみて下さい)
どうして読んだのかというと、収入が途絶えるという、恐ろしい状況に陥ったから。。。
なにか給料以外からの収入を得る方法を見つけなくては!と、頭から離れなくなりました。
そんな時に新聞広告に載っていたのです、「金持ち父さん貧乏父さん改訂版」が発売されますよって。
なにかピンとくるものがあり、本屋に立ち寄り、購入しました。
色々とためになる話があるのですが、今回は資産に焦点を当てたいと思います。
衝撃の内容が(私にとって)書かれていました。。。
資産は、お金をポケットに入れてくれるもの
負債は、お金をポケットから取っていくもの
とめちゃくちゃ単純な定義が提示されていました。
自宅を持っていたって、そこからお金が入って来なければ負債!本当に衝撃的な内容でした。それでいて、とてもシンプルな定義。恐らく小学生にも理解できると思います、この定義。
少し話はそれるのですが、最近読んだ本で学んだことがあります。
「手に入れたものを自分の為だけに使うのではなく、人のために使えば、それはお金を生み出す。」
この一文は、これまでの考えを一歩進めてくれました。
手に入れたものは、経験、知識、もちろんお金や人脈も自分に関連するほぼ全ての事柄が含まれる資産だと考えていて、これらを人のために使うことの究極の目的は、その人に喜んでもらうことだというのが今の私の結論です。
誰かに喜んでもらうということは、その誰かにとってはそれに価値があることを意味します。その感じてもらえた価値に対して、感謝の形としての対価(お金、さらなる仕事、評判、評価、昇進、尊敬などなど)が得られます。
ただこれには但し書きがあります。
肉体的精神的な健康を犠牲にして実施することではないということです。これは自分とお客さん、自分と会社、もちろん自分と自分といった関係性に関係なく成立すると思っています。
お金を払っているお客だから何を要求してもいいとか、
給料を払っている会社だから何をさせてもいいとか、
法律に守られているから従業員はゴネまくっていいとか、
と言うのはやはり健全な関係性とは言えないです。
どの立場も対等な関係性というのが一番健全だと思います。まあ、難しいのは分かります。。。考え方も知識も経験も全て違う人同士が理解し合うのに等しいですか。。。でもそれを諦めると対等な関係性というのは築けないかなと思うのです。
そこで当たり前の事なのかもしれませんが、私が大切にしているのが「自分が感じる楽しい!」という気持ちです。自分の資産を人のために活かすという視点で仕事するようになって、ここ数年はお客様に対しても、会社に対しても、自分に対してもとてもいい関係を築けていると思っています。
お客さんと話していて自分がベストと思えば、競合他社の製品をお勧めしたり、できないことは正直に出来ないと伝えたり、言いたいことを言えるようになって本当に楽しくなりましたし、自分が本当に楽になりました。
自分の資産はどう使うかという方向性が大切で、使い方を間違えると負債になってしまう危険性があります。
これは事あるごとに思い出すようにしています。
皆さんはどう思われますか?
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