2月3日は博士号取得者のキャリアの話
以前、と言ってももう10年近く前の話になりますが、私は日本の製薬企業で研究者をしていました。それが研究者としての最後のキャリアになります。
かなりの紆余曲折、そして研究キャリアを積むということの難しさ。。。
恐らく、体験者しか分からないあの切羽詰まった感じ。。。
私のことをちょこっと書きますと、2004年に博士号を取得し、すぐに渡米して国立がん研究所(National Cancer Institute/NCI)に客員研究員(ポスドク)として研究者人生が始まりました。
その後、筑波の独立行政法人産業技術総合研究所(ポスドク)、国内製薬企業での研究職という研究人生を送りました。そこから、大幅なキャリアチェンジをして、クラリベイト・アナリティクス(旧トムソン・ロイター)と現職のエバリュエートでリサーチ・データソリューション畑の仕事をもう8年以上も続けて居ます。
何故上記のくだりを書いたかというと、博士号取得者(PhD)のキャリアというのは書いてしまうと簡単に見えますがとても大変だったわけで、このPhDのキャリアをリクルーターの立場から話してくれる人を実はずっと探していました。
そしてPhDのキャリアの話を開催することが叶いました!!!
2021年2月3日水曜日夜8時からZoom開催です!
詳細は以下のリンクよりご覧ください。そしてご興味があればご参加ください。
とある方を介して知り合った、JACリクルートメントの本間さん。まさに、うってつけの方でした。
本間さんはPhDの転職支援会社JACのリクルーターです。しかもJACは両面コンサル(企業と求職者の両方をしっかりとサポート)をする会社として、私も製薬企業からトムソン・ロイターへ転職する際にお世話になりました。
今後、PhDのキャリアは企業としてもアカデミアとしてもより大切なポイントとなることは間違いないと思っています。現在、博士課程への進学が減少している中で、日本の科学技術力を支えるPhDへの期待感が高まり、PhD取得後の出口ともいえるキャリアについて現状をしっかりと把握しておくことは、アカデミアもインダストリー側も大切だと私は思っています。
なので、今回の会はPhDの方や博士課程の方にも聞いて欲しい内容ですが、企業側の方にも聞いて頂けると嬉しいなと思っています。
本間さんによるプレゼンテーションが終わった後に質疑応答もあるので、有意義な時間となると私は考えています。
繰り返しにはなりますが、以下のリンクより今回の講演内容やお申込ができますので、見て貰えると嬉しいです。
残り8席となっていますんで、ご興味があればお早めに登録下さい。
2月3日夜8時にお会いできるのを楽しみにしています!