![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/19484513/rectangle_large_type_2_b0cc684ca8b5b2782f3e0545402481aa.jpeg?width=1200)
幸せの重み。
2月24日が近づいてくる。この日は、故愛犬ミルキーの誕生日と共に、私たちの結婚記念日だ。そして、その翌日、2月25日は、コーディがレスキュー団体に連れられ、NYCにやってきた日。私たちと出会った日だ。偶々かもしれないけど、ミルキーが、コーディを私たちに引き合わせてくれる様、神様に頼んでくれたんだと思い込んでいる。
ミルキーは、私がブリーダーから仔犬の頃から飼ったピュアブリードのロングヘアーのチワワ。立ち耳で、ゴージャスな毛に覆われ、フサフサの尻尾を優雅に揺らしながら歩く美しいワンコだった。
一方、コーディは、レスキュー団体から里親として引き取った時は、衝撃を受ける程の臭さと皮膚病で顔以外の毛がないというワンコ。垂れ耳で尻尾は短く、背骨も曲がっており、軽くびっこ。8歳と聞いていたが、X線検査で骨を見る限り、10歳は超えていると言われたので、いわゆる老犬の部類。
全く真逆のわんこ同士だ。だけど、両方、愛している。同じぐらい大切な宝物。
自分でもびっくりする。私は、理想は”どんなワンコでも好き。”という人間でありたいが、でも、その実、”可愛いワンコが好き”で、そんなワンコしか愛せない心の貧しい人間だと思っていたのだ。だけど、コーディと出会い、自覚した。
私って、自分で思う以上に、愛情深い人間らしい、と。
そんな風に思えるって、いい感じだ。自分が自分で好きになる。
今日もコーディを抱っこする。ミルキーを抱っこしていた様に。
そして、感じる。”ああ、これが幸せの重みなんだなぁ。”と。