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ラビリンス〜魔王の迷宮〜アドベンチャーゲームで遊ぶ Vol.2

「冒険の準備編」


《今回のお話》

ジム・ヘンソン監督のファンタジー映画『ラビリンス〜魔王の迷宮〜』のプレイ記録第2号。
前回は「導入編」としてこの本を手に入れた経緯や本の装丁などを簡単にご紹介しました。今回は「冒険の準備編」です。
いよいよ本を開いて英語との対峙&冒険の進め方の説明、そして最後にキャラクター作成を行っていこうと思います。
英語能力が著しく低い2人に果たして遊ぶ事が出来るのか!?
ラビリンスと英語への冒険の旅が今はじまる…!

くろぽち
英語わからない
これで遊びながら英語の勉強もできればラッキーと思っている

友人
英語わからない
写真を撮るのが上手。上手な写真が出てきたら大体彼女のもの

ペッパー
くろぽちの愛犬
英語わからない
何もわからない

この本の遊び方

さあ、ワクワクしながら本をめくりましょう。
いつだって本の1ページ目をめくる時はワクワクするよね!

ペラリと

「ルールね!良かった。これどうやって遊ぶのか全然知らないからね!」

「よくそれで買おうと思ったし遊ぼうと思ったよね。なんて書いてあるの?」

この最初の部分でとりあえず翻訳アプリの性能を試してみることに。

一瞬で翻訳されるのすげえや

「曲げたり破ったりするルール…要するにルールなんてあってないようなものって事だね」

確かに…。
ちょっと意味がわからない部分もありますが、そこはヒューマン翻訳でなんとなく読み解きます。

次のページから容赦なく英文でこの本の説明が繰り広げられました。アドベンチャーゲームとはなんぞや?この本の遊び方やルールは?などなど。
ざっくりとですがその一部をご紹介します。
細かいルールはプレイをしながら説明していきますね。

テーブルトーキングRPG

本に書いてあったわけではありませんが調べてみたところ、この本のように物語の世界を会話をメインにして進めていく冒険ゲームの事をテーブルトーキングRPG(通称TRPG)というらしいです。ノートとペンを片手にメモを取りながらそれぞれが役になりきって物語の世界を遊ぶ世界中で楽しまれているゲームだとか。ボードゲームもワイワイ話をしながらプレイしますが、これは目の前にボードがある代わりに物語があるという想像力メインのゲームのようです。

プレイヤー人数

購入する際には2人〜と書いてあったのですが、説明を読むとこのゲームには本を片手にゲームの流れを取り仕切る進行役のゴブリンキングとその世界を冒険をする冒険者の2つの役が必要でした。
様々な試練を冒険者同士で話し合いながら切り抜けていく流れになるようです。よって、この本で遊ぶ最適な人数はゴブリンキングとは別に冒険者が4人くらいいると良いとのことでした。

「えー?!プレイ人数2人〜ってなってたから遊べるなって思ったのに!2人のうちどちらかが進行役のゴブリンキングでもう片方が冒険者なんてそんなの絶対面白くないよね」

早くもこのメンバーじゃ遊べなさそうな感じで危機。
ということで、ここは誰かがゴブリンキング兼冒険者でやらざるを得ないようです。仕方ありません、言い出しっぺの私です。
一人二役ですが、ゴブリンキングを演じる時は心からゴブリンキングに成り切ろうと思います。昔『ガラスの仮面』を熟読してたし出来ると思う。

「じゃまな虫けらどもめ」

あ、そうだ。
冒険者役の時のくろぽちと区別がつきにくいと困るから「婦人会」のメンバーの愛犬ペッパー(ご婦人)にゴブリンキングになって貰おう。

「じゃまな虫けらどもめ。おかしをよこせばクリアさせてやる」

ダメです。もっと本気でお願いします。

ゲームを始める準備

ゲームを始めるまでの流れも2ページに渡り長々と書いてありました。
要約すると以下の通り。

①ラビリンスのDVDを流してね!
→いきなりまさかの映画上映。映画鑑賞会になっちゃうじゃん。却下。
②ルールを読んでね!
→まあそうね。今頑張って読んでるよ。
③全体的に目を通しテーマを知っておいてね!
→テーマを知るまで数年かかりそうなので却下。
④キャラクターを作成しようね!
→これがたぶん最初の一番楽しい作業かもしれない。
⑤ラビリンスのイントロを流してね!
→そこまで没入させる気なのがすごい。でも面倒だから却下。
⑥冒険を始めよう!
→ワクワク。

以上、自力で頑張って翻訳したけど役に立つ事は書いてなくて翻訳しなくても良かったと思ったページでした。よって採用したのは②と④と⑥だけです。

冒険の進め方

基本的にページを進めるのも試練を乗り越えるのも本に収納されている2つのサイコロを使用します。各キャラクターの特性やゴブリンキングの判断によりサイコロの威力が変わるようです。
本の中での行動は冒険者自らが考えて決める事になり、予め本に用意された選択肢があるわけではないのが双六や他のゲームとの違いではないでしょうか。発想力と想像力に頼る部分が大きいというのがこのTRPGの特徴かもしれません。
そして行動はピンチによってじっくり考える時間がある場面(例えば目の前の壁を乗り越える試練とか)と5秒以内に各自がどう行動するか決めなくちゃいけない場面(例えば敵が攻めてきているとか)があるようです。これは確かに大人数でワイワイやるのが楽しそう。

ゴブリンキング

ゴブリンキングは冒険者の敵であり、冒険の進行役でもあります。
冒険者が発想力と想像力で問題を解決していくならば、ゴブリンキングも同等かそれ以上の対応力が必要です。本は基本的にゴブリンキングしか読んではならず、その活用はゴブリンキングの腕次第ということになります。ひえー。
ゲームをスムーズに進めるためのゴブリンキングの心得も書いてありました。
要約すると以下の通りです。
・本は内容を知る為に使用して、音読はせず自分の言葉で情報を伝えてね!
・冒険者全員が楽しく遊べるようにサポートしてあげてね!
・進行上つまらないと思ったらルールを無視したり自由に変えてもいいよ!
・ゴブリンキングと冒険者の競争ではないよ!冒険者の勝利を喜んであげてね!
・些細な問題は許容してゲームを壊すようなシナリオになった時だけ修正して!

……ゴブリンキング、冒険者を楽しませる為に頑張るめちゃくちゃいい奴です。縁の下の力持ち。でもそんな優しい部分はゴブリンキングだけの秘密です。
表向きにはこうですから↓

「このオカチメンコどもめ!おかしをよこせ!」

本の巻末にはツールキットというページがあり、そこにはラビリンス内に住んでいる生き物、アイテム、魔法が書かれているようでした。ゴブリンキングはそれを見ながら冒険にスパイスを加えていくようです。アイデア帳みたいな感じかな?ゴブリンキングはかなり高度なストーリーテラーの能力が必要ですね…。果たして出来るか不安がいっぱいです。スパイスなんて加える余裕はないかも。

以上が本の最初のページに書いてあった内容説明でした。
この計35ページ、友人を誘った手前自力で翻訳しました。頑張った。少しでもこの本の英文に慣れておきたいなと思ったのと英語を見るだけで読むのを諦める体質を変えたくて。でも英語に苦戦している様子もお伝えすると前回言いましたが、実際そんな事してるともうそれだけで記事が埋まってしまうので私が苦戦しているところはやっぱり省きます。ここまでの自力翻訳だって前回の婦人会から1ヶ月フルにかかりましたもの…。
本編までこんなのらりくらりやってたら寿命がきちゃうかもしれないので、今後は翻訳アプリもガンガン使おうと思います。とりあえずルールを頭に入れたのであとはやってみながら少しずつわかっていくかなと。

必死に授業についていく生徒感あふれる殴り書きの翻訳ノート

キャラクター作成

さあ、いよいよキャラクター作成に入ります。
自分の分身を作っていく楽しい作業です!

ラビリンスにはたくさんの種族がいて、それぞれ特徴があります。
本には挿絵と共に種族の紹介がありました。ワクワクしながらページを捲りますが、海外の挿絵なのでどれも可愛くない…。なんとか可愛いと言えなくもないってキャラがよりにもよって「芋虫」でした。一番役に立たなさそう。
しかし少しでも可愛いものになりたい私たちは当然…

「私、いも虫にしよ」

「私も」

冒険する気ないだろお前ら。
挿絵はあくまでも参考程度です。ビジュアルは勝手に決めていいのです。それに「芋虫」の特徴を読むと「とても小さいから冒険に出るにはヒッチハイクで友達の助けが必要」って書いてありました。想像通りの非力さです。

「…2人とも芋虫じゃどこへも行けないね」

「家の周りぐるぐるしてるだけだね」

そんなつまんない冒険いやだ。
やっぱり各種族の紹介をちゃんと読んで決めましょう。
あなたなら何を選びますか?

種族を決めよう!

ドワーフ
迷宮の管理人で石積みを修理したり庭の手入れをしている。
〈特徴〉
特定の職業があり、職業ごとの道具を一つ持ってゲームを開始できる
庭師:ハサミ/石工:ハンマー/害虫(妖精)駆除:スプレーガン/佐官:こて/配管工:レンチ/大工:のこぎり

ファイリー
明るいオレンジの柔らかい毛皮に覆われた生き物。
〈特徴〉
頭を投げたり腕を外したり自分の体をバラバラにできる(置き忘れに注意!)
指に火を灯し暗い所を照らせる

ゴブリン
ラビリンスで一番一般的な生き物。形、サイズ、個性、色はさまざま。
〈特徴〉
他キャラクターが踏み込むのを恐れるような場所もゴブリンが人知れず歩く事ができるエリアが数多くある
ほとんどのゴブリンが自分たちの味方だと考えてくれる
全てのゴブリンはゴブリンキングに忠誠を誓っている為、ゴブリンを選ぶのであればゴブリンキングに逆らう正当な理由を考えなければならない

人間
多くのことに優れているが、ラビリンス内では異質な存在。
〈特徴〉
特技を多く選ぶ事ができる
ラビリンス内では敵意を持って反応される事もある

古の騎士
それぞれの騎士道の価値観を守ることを誓った正義と名誉を大切にしている騎士
自分の“名誉ある物”が何か決める
〈特徴〉
名前は「Sir」または「Lady」で始まる必要がある
迷宮内で馬を見つけて飼い慣らす事ができる(馬に乗れば非常に速く移動ができる・ただし馬は臆病なのであまり危険な事はしない)

角のある獣
角と大きな体を持つ毛皮で覆われた生き物
〈特徴〉
とても大きい
狭いエリアでは苦労し、意図してなくても周りの物を壊してしまう
特定の物を精神的に操作する事ができる
(宝/ガラス/植物/岩/家具/水のうち一種類のみ・自分で考えても良い)
ただし動かせるのは一度に数個だけで、生み出したり変形させたりは出来ない

芋虫
とても小さく家から出る事は滅多にない
〈特徴〉
とても小さい
周りの手助けがないと冒険出来ない
大きな生き物にとって障害でも芋虫なら簡単に突破できる障害物もある
壁登りが出来る

どういう種族か想像が出来ない方は映画をご覧下さい。全員出ております。

キャラクターが友人と被ったらつまらないので私は友人が選んだ後に選ぼう。でもファイリーかな。映画では怖かったけど、冒険するには一番役に立ちそうだもんね。

「私、人間にしよ」

「ええ!?」

「ええ?!ええ!?ってなによ?」

「こういうファンタジー系のゲームで人間選ぶ人はじめて見た…」

「え、そうなの?」

「だってせっかく人間以外になれるのに!人間以外になりたいじゃん」

「そんなに人間嫌なの?どしたの、何かあった?」

友人は普段ゲームとかしないタイプなので、そういう人はこういう選択時に普通に人間選べるのか…と衝撃でしたよ。私、人間なんて選んだことない。
せっかくなら他の生き物になりたくなーい?

「だってさ、これ会話とかがメインらしいから感情移入できるやつがいいかなって思って。人間ならわかりやすいじゃん」

なるほどー!そういうチョイスの方法があったのか…と感心しました。確かに感情移入するには人間が一番だろうね。友人、賢い。
便利そうだからとファイリーにしようと思っていたのを一旦やめて考えました。

「……私は古の騎士にする。そしてそれは私じゃなくてペッパーにやらせる」

古の騎士は映画を観た方ならわかると思いますが、犬の姿なのです。大好きなキャラクターでした。ペッパーならその姿が容易に想像できますし感情移入もバッチリです。普段からペッパーのセリフを勝手に喋ってますし。
本来はゴブリンキング役をやらせようと思ってたペッパーですが冒険者に変更となりました。頑張れペッパー!
という事で、私がゴブリンキングです。

特技・欠点を決めよう!

種族が決まったので次は特技と欠点を決めます。
各キャラクターには得意なこと、不得意なことがあり、それが冒険の旅に影響してくるのです。良い方にも悪い方にも。

特技

◼️Lifting and Pusing(持ち上げたり押したり)
重いものを持ち上げたり邪魔な物を押し除けたり出来る

◼️Singing and Dancing(歌ったり踊ったり)
音楽を作って踊ったり他の人を楽しませる・バランスよく優雅に動ける

◼️Sneaking and Hiding(こっそりと隠れる)
監視の目に気づかれない
ゴブリンキングの視線からも通り過ぎる事ができるかもしれない
悪事や窃盗にも利用できる

◼️Listening and Spotting(耳を傾けて発見する)
細かい事に気づき、厄介な生き物が忍び寄るのを聞く事ができる

◼️Endurance and Bravery(忍耐力と勇気)
酷い臭いや困難な事に直面した時に役に立つ

◼️Running and Jumping(走ったりジャンプしたり)
危険から逃れたり大きな溝を飛び越えたり素早く登ったり泳いだりできる

「私人間だから重い物を持ったり押し除けたりペッパーよりはできると思う」

ひとつ決まりました。人間の場合もう一つ特技を選ぶことができます。

「細かい事に気がつく、かなぁ?」

「確かに君はそうだよね。よく気がつく」

意義なーし。友人の性格として納得です。
では次にペッパーの特技を決めましょう。違うものがいいよね。

ペッパーは可愛いからお散歩の時によく声をかけられます。可愛い犬の宿命なので仕方ありません。だから隠密行動は無理かと。そしてビビリだから勇気もない。じゃあ走ったり飛んだり……

「ペッパーにできる事と言ったらその可愛さで人を楽しませることくらいかな」

犬バカ飼い主が決めました。役に立つとも思えない特技に決定です。

では次に欠点を決めます。

欠点

◼️Blunt(鈍い)
言いたいことを言ったりやったりして否定的な印象を持たれる

◼️Forgetful(忘れっぽい)
物事をよく忘れる

◼️Coward(腰抜け)
危険な事があると逃げる腰抜け
特技で忍耐力と勇気を選んだ場合はこれは選択できない

◼️Naive(ナイーブ)
素朴で考えが幼いので他の人が見たら1マイルも外れてると思うトリックや罠に騙される

◼️Overconfident(自信過剰)
常に自分が最高で自分のやり方が常に最善の方法だと信じている

◼️Selfish(わがまま)
自分が利益を得るために他の人を犠牲にできる方法を常に探している

「私は忘れっぽいだな」

最近忘れっぽい友人は即決です。うむ。
ペッパーは腰抜けと迷ったけれど説明文が気に入ったのと性格的にもピッタリなのでナイーブに。

「1マイルも外れてるって例えが海外っぽいよね」

冒険の目的を決めよう!

特技と欠点が決まりました。次は一番重要なこの冒険の目的です。これの為に私たちは冒険の旅に出ることになるのです。
ここでこのゲームのストーリーを紹介しましょう。

《ストーリー》
ゴブリンキングに大切な物を奪われてしまったあなたは、広い迷宮を抜けてゴブリンキングから取り戻す冒険の旅に出る事になりました。
制限時間は13時間。
13時間以内に取り戻せなければ大切な物は永遠にゴブリンキングの物になるでしょう…。

と、いう事で、何を奪われたかを考えます。
わざわざ迷宮を抜けてゴブリンキングの元へ行き取り返す程の説得力のある物を考えなくてはなりません。

「ペッパーは米俵!!」

「米俵!?なんでよ」

ペッパーは白米が大好きなのです。
たぶん今現在この世で一番好きな食べ物ではないかと思います。くろぽち家は土鍋で炊いていて、その土鍋ご飯が大好物なのです。炊飯器と土鍋の違いを一番わかったのはペッパーでした。土鍋にした途端食いつきが違うんですよ。我が家では「魯山人か」と言われております。それなのにいつもほんの一口しかあげられないのが気の毒でなりません。お話の中でくらい米俵一俵ペッパーに食べさせてあげたいものです。

「お米が食べられないってなったら必死に取り返しに行くと思う」

「なるほど。それにペッパーだし、ちょっと返してーってお隣さんに行くくらいの軽い気持ちで行きそうだね」

「そう、私があとでまたスーパー行って買ってくるからねと言ったのに聞いてないの。もう必死なの。お米が〜!!って」

「想像できる」

では友人は?
もちろん友人にも大切なものはあります。カメラとか。

「でも君の場合、また頑張って買えばいっかってなりそう」

「なるね。わざわざ迷宮に取り返しには行かないかな」

友人の場合、自分の物だったら仕方ないなぁで我慢できると思います。そういうタイプなんです。

「君は人の物を自分のミスで奪われたら絶対どうにかしようとすると思う」

「あ〜〜!」

「たとえば、お父さんの作った家族のアルバムとか」

友人の父はとても優しく家族思いで、家族のアルバムを几帳面にまとめてファイリングしているのです。アルバムの背表紙はドラゴンボールのコミックスみたいに全部繋がる風景にしてあって、それが今40冊あるそう。そんな話を聞いたばかりでした。

「そのアルバムを君が間違えて廃品回収に出しちゃって、ゴブリンキングが回収して行っちゃうの」

「廃品回収で!?」


「お父さんは娘を責めるわけでもなく部屋の隅でショボーンとしてるの」

「行くね!行く行く!すみません私が悪いんです、返して下さいって!」

決まり。
あとはキャラクター名前を決めて完了です。
友人は昔の会社で呼ばれていたあだ名を。
ペッパーは騎士なのでレディを頭に付けて。
これら決まった内容は出版社の公式サイトからダウンロードできるキャラクターシートに記入していきます。ゴブリンキング用のシートもあります。進行状況や時間経過のメモが書けるようになっています。
portrait欄にはビジュアルも好きなように描きましょう。

こういうの用意してくれてるの親切だよね

さあ、冒険の準備が整いました。

キャラクター完成

名前:ぽんた
種族:人間
特技:持ち上げたり押したり
   聞いて見つける
欠点:忘れっぽい
奪われた物:ぽんた家の写真集

名前:レディ・ペッパ
種族:古の騎士
特技:歌って踊る・人を楽しませる
欠点:ナイーブ
奪われた物:米俵
名誉ある物:土鍋ご飯

頼りない冒険者たち

ぽんたは人間ですが、くろぽちは人間を描くのが苦手なのでこれまで通り猫の姿でお伝えします。猫に見えても人間です。
ペッパはおでかけの時には必ず付けなくちゃいけない赤い首輪に騎士らしくメダルをつけてあげました。お米が大好きな騎士に授与される栄誉あるメダルです。

さあ、果たして2人はちゃんと大切な物を取り戻すことが出来るのでしょうか?
そしてゴブリンキングはちゃんと物語を進めることが出来るのでしょうか?

次回「いざ冒険の旅へ!」
お楽しみに。



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