思い込みを他者にぶつけない。
コンビニに買い物に行くと最近はレジも機械化されていて金銭の受け渡しなどもない。楽になったなぁと感じる。今日私がコンビニで感じたことは機械化にあわせたかのようにその店の店員さんはいらっしゃいませもなく終始無言。
私はあまりいい気分がしなかった。それはなぜかと考えてみた。
まず、私はいらっしゃいませくらい言うだろうと思っていたこと。終始無言てどうなの?と感じたこと。つまり、私が思っていたことがいい気分がしなかった理由なのだ。
お店の人に愛想がない。いらっしゃいませがない。お客様扱いされてないんじゃない?と思ったことが引き金なのだろうと。
お店の人はバーコードを読み込んだし、会計も問題なく終わった。これといってお客側に迷惑をかけてはいない。果たすべき義務は果たしているのに私自身がお客様として扱われるべきという価値観を持ち出したことで勝手にイライラした。そういうことだ。
そこまでサンドイッチを食べながら考えて、なるほど。私の一方的な思いだけでイライラして自分にそれが跳ね返ってくるのはなんだか理不尽な気もした。
考えてみればお店の人はお客様を神様扱いする必要もないわけで。店に来たお客さん。買いたいものを売ってお金を払う。それで終わりなのにそこに人情味とかいらっしゃいませくらい言うでしょ?とか接客業やる人ととしてどうなの?とか絡めるからわざわざイライラしなければならない。
他者からの勝手な一方的な思いこみの押し付けほど鬱陶しいものはない。
愛想のいい人もいれば、そうでもない人もいる。それだけのことでお客様側の私たちとて気分の良し悪しで店員さんに対して雑なやりとりをしてしまうこともある。がしかしそれに対して「その態度はなんなんですか?」とお店に言われることもない。細かいことに対して敏感に反応しても自分が疲れるだけでいいことがない。大概のことは自分の価値観を通して見てしまうから起きる。そう思えばこれからはあー今の自分ちょっと歪んでたなぁと機嫌をとっていこうと思う。