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これは試練だ、と思ってなんとかしのいだ話。

今日は兄はお休みの日。明日は久しぶりに五時間頑張ろうとしているところ。

娘は二時間参加。それでも休むことはなく明日行ければ今週は休まないで行けるねと話していた。

さて、私は娘を学校へ届けてからいくつか雑用をこなした。愛想よくLINEの返信もした。下手に出るにかぎる。あくまで腰は低く、波風たてないように。ただのLINEなんだから。

買い物へ行く。明日のお弁当のおかずのリクエストがえげつなくて。ハンバーグにトンカツ、千切りキャベツ、ウインナー、枝豆に卵焼き。見事に肉ばっか。

昨今はソーシャルディスタンス、という形がある。が、私の並ぶ前に颯爽と滑り込むご婦人。ソーシャルディスタンスのせいだ。間が空いているからそこに滑り込むのだ。ソーシャルディスタンスてまともに守る人が損する仕組みなのか。

そして私の後ろのご婦人は私がかごをレジに措くと颯爽と距離をつめてきて私のかごにピッチリご自分のかごをくっつけワタシの真後ろにピタッとお立ちになる。あれ?ソーシャルディスタンス、じゃないの?それともここはソーシャルディスタンスはフリーなのか。ご自由に。ということか。にしても世の中が守るものは守らないと守ってねっていう意味もないんじゃないか?

しかもマスク越しでもゴホンゴホン。あれ?咳されてる?うーん、マスク越しだし、咳するなって訳にもいかない。心を無にしようと努める。

なんとか買い物を終える。と、ふと娘にお願いされていたことを思い出す。一年生のとき大好きだった先生は異動になり、最後の日一緒に写真を撮ってくださった。

その画像をキーホルダーにして持っていきたいと頼まれていた。がしかし、スマホの画像が圧縮してキーホルダーに入れることが出来るのかとわからなかったがついでなので買い物のあと少し遠いカメラ屋さんへ行って聞いてみた。

少し料金はかさむが希望するサイズにすることが出来ると聞いてあれこれやり方を聞くと訳のわからない素人相手でイライラしてきたのか言葉が荒くなる店員さん。とかく言い方がつっけんどんで見ればわかる、そうじゃないでしょ!と機械相手にまごつくと少しピリつかれる。あんまり態度よいとは言えないなぁ。ここでやんなくてもいいかなぁ別に。とすら思い始めていた。

でも何故かこのときの私は「これは試練だ。自分が流せればそれで解決して娘の約束を守ることができるしそれで喜んでくれる」そう思うと少々悪かろうと堪え忍べばよいと思えた。 

時には嫌な思いのひとつやふたつしておいたほうがいいんだろう。

無事堪え忍べたので画像も希望するサイズになりキーホルダーを作成できた。勿論彼女はとっても喜んでくれてありがとうって言ってくれたことは嬉しかった。少々我慢してなんとかなるならそうしようと思った。という話です。


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