そういうことじゃなくても、そういうことなんだよ。

この間母親からメールが来た。
内容は墓参りに帰ったらあなたのおばさんから〇〇ちゃんが大学入学したお祝いにとお祝い金を頂いた。どうするか？と。

あげたこともないからいらない、と言ったが私もいらないと言ったが押し付けられる形でもらってしまった。だからどうにか受け取り、おばさんに感謝の意を伝えろという。

あげたこともない人から何かをもらうのは私にしてみるとめちゃくちゃ鬱陶しい。
気を遣わなくていいと言われたって使わないといけない気がする。
次、あちらに何かめでたいことがあれば「あら、あのときこちらはお祝いしましたのに」とか言われそうで嫌だ。だから気持ちだけでいいと返しておいてくれと伝えた。

気にしなくていいから、という言葉は「くむものはくめよ？」という暗黙の了解を感じるから好きじゃない。怖いよ。

あなたにもらったんじゃないの。孫にもらったのよ。あなたが断るのもおかしいでしょ？

世の中的にはそうなんでしょうよ。
でも、なんの交流もない人からもらうのって何かあるよ、きっとって思うし借りを作りたくない。そしてもっといえば私はこのおばさんが大嫌いだ。

子供の頃従兄弟と遊びに来ては髪の毛がネジ曲がってるから性格もネジ曲がってるんだろうとか、うちの〇〇に比べたらブスだとか、馬鹿っぽいとか、イカが食べられないなんてみっともないとか散々言われて比べられて心底嫌いなのだ。

母親からすれば自分の姉なんだから愛想笑いして済ませられても私には初見のおばさんにディスられていい気持ちはしない。

血筋だとか、家系とか、親戚との繋がりとか、もうそういうの、どうでもいいとホントに想う。
嫌なことしてくる人が親戚だろうとなんだろうと関係ないのだ。
それを更に昔話じゃないの、とかいうでしょ？
昔話がどうでもよかったら、昔話が今も絵本になって今に残ってるわけないじゃないの。
どうでもよくないから、残ってるのよ。

過去のことはさっさと水に流してしまいましょうなんて誰が始めたキャンペーンなの？
今の今まで忘れてたよ。だけど古傷に触れるから思い出すんだよ。ホントに無神経な人は嫌いだ。

勝手に蓋を開けておいて「そんなに嫌なら閉めたらいいじゃない？」とかいう。
ネチネチしてるのなんてよくないってわかるし、思ってる。
いい加減水に流して忘れてしまえばいいと自分でも思う。それができたらいいけどそれができない。できないから今も困ってるし悩んでる。

なんでもかんでも、しょうがないとか、そういうことじゃないでしょ、とか言われてもそうなものはそうなんです！