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「脱処女40代の苦労ねこルネ」ってこんな猫です

私は今の主人と、交際中の3年間、結婚してからも15年もの間、「1度も」セックスで挿入できたことがなく、その前にも経験がない高齢処女でした。

「なんで自分だけできないんだろう」
「どんどん周りから置いていかれる」
「絶対誰にも相談できない」
「普通の体になりたい」
「このままでは死んでも死にきれない」
そんな痛切な思いで、もがき続けてきた苦悩と苦闘の20年。

じわじわと上がっていく自分の年齢に「もうダメかもしれない」と何度も絶望の淵に沈んだ私が、
ついに! 脱処女を果たせた、最後の決め手は…

【CN】:苦労ねこルネ (脱処女40代の苦労ねこルネ)
【出身】:とある東海地方の都市(いまも東海地方です)
【性格】:生まれながらにして中年
【出身校】:共学になった女子大の文学部
【職歴】:元事務職、今は在宅ワーカー
【家族】:夫婦2人暮らし
【年齢】:アラフォー
【好き嫌い】:好き、チョコレートケーキ、喫茶店 / 嫌い、肉、運動

苦労ねこルネ

セックス自体は興味あるのに、挿れられない

はじめまして、脱処女40代の苦労ねこルネです。

私は2人目の彼氏だった夫とアラフォーになってようやく挿入に成功するまで処女でした。

夫婦ともに、ほかにもセックスレスになる下地は色々ありましたが……結果的に、根本原因は私のいわゆる挿入障害でした。

私の場合は「ペニスを挿入する」ということに対する異常な恐怖心から無意識にセックスや挿入を避けてしまっていました。

おかしなことに、同じセックスでも挿入以外のこと、スキンシップなんかは大丈夫なのです。
セックス自体にはどちらかというと子供の頃から人より興味があったと思います。
夫の前に彼氏がいましたし、その他の男性とも、例えば悪友の誘いで会った行きずりの男性と処女喪失の寸前まで行ったこともあります。
それなのに、ただ挿入するという行為、その一点だけに異常な恐怖心があり、実際試すと痛みもひどくて必ず失敗したのです。

そういうちょっと込み入った事情もあって、私は長いこと自分が挿入障害だということがはっきり分かっておらず、それも遠回りをする原因になりました。

挿入障害という言葉自体、こうして自分の体験をブログにしようと思ってから知ったくらいです。

とても相談できず、まわりから取り残されていく日々

セックスが上手く出来ず、まだ処女であることは無二の親友にさえも相談できませんでした。
20代も後半になると周りの友人、親友はどんどんセックスがうまくいき、
結婚し、子宝に恵まれていきます。

そんな知らせがあるたびに私はどんどん取り残されていくような気持ちになりました。
一体、どうしたらいいのかと悩む日々でした。

こんなことを言うとひどい女だと思われてしまうかもしれませんが、見るからに男女関係にうとくて男性と見間違われるような外見でも平然としていた知人が、まさかの結婚後、たった数年で出産したという知らせを聞いた時には「あんな人にまで抜かされた!」と眼の前が真っ暗になりました。

「こんなに上手くいかないのは、私が普通の体じゃないせいなんだ…」
その時も、私は心の中でこんなことを自分にささやいていました。
自分の体が、あけすけに言うと穴が、異常だから上手くいかない。
何度もセックスに失敗する中で、私はいつしかそう信じ込んでいました。

それなら病院で診てもらえばよさそうなものですが、子供の頃から大の病院ギライで、身近な人の経験を見て余計に不信感を強めていた私にとっては、病院は絶対にこんなことを相談できる所ではなかったのです。

思い詰めるあまり「夫以外の人で、私と上手くいく人もいるのでは?」などと考えたこともありました。夫はお世辞にもセックスが上手だったり、経験豊富だとは言えない人なので。

でも夫以外の手練れの人と浮気をするといっても、結局挿入が怖いのですから意味がありません。

いざとなったら拒絶してしまうだけですし、拒絶しなければいけないような場面を用意しようとするだけでも苦痛なことなので、結局体が動きません。

私の本当の気持ちとは裏腹に、だらだらとセックスレスの夫婦関係が続いていきました。
それが悩みにならないというのが夫側にあったセックスレスの要因のひとつでした。

独りで悩み迷走する間に過ぎる年月

どうしたらいいのかわからず年月だけ過ぎていきました。

全く見当違いな自己啓発セミナーで「悩まない方法」を聞いたりしました。
定番の、拳を突き上げながら大声で叫ぶのもやらされました。

何か呪われてるのかもしれないと思ってお祓いに行きました。
本当の悩みを言わない私も悪いのかもしれませんが、さっぱり見当違いなお告げをいっぱいもらいました。

自分の前世に問題があるのかと思ってスピリチュアル講座にも通いました。
「私は愛されている!」って大声で叫びました。
石もグッズも色々と買いました。

その結果、何か他のことが良くなったりはした気がしますが、「夫とセックスできない」という私にとって一番肝心な問題はまったく解決しませんでした。

そうやって何か努力しているような気になっている間に、時間とお金はまるで、砂が指の隙間からざらざらとこぼれるように容赦なく無くなっていき、私はひたすら無意味な遠回りをしていたのです。

このままでは死んでも死にきれない…

それでも何とかして解決したいという思いは変わりません。

なぜなら私の中には、小さな小さな願い、子宝に恵まれたいという思いがありました。

そして、子宝がもし叶わなくても、一度も挿入を伴うセックスをしたことがないままだったら、死んでも死にきれないと思っていました。

主人にさえ言えないそんな、小さな小さな願いの灯があったのです。
それは年々大きくなるばかりでした。
だから、私は必ず解決しよう!と心に決めていました。

「正しい情報」が集まり始め、それでもなぜか続く失敗

何度失敗しても諦めなかったおかげか、私はだんだんと悩みの解決に役立つ情報を集められるようになっていきました。

特に結婚10年を過ぎた頃から、私と同じ挿入障害で悩んでいる女性には是非とも知っておいてもらいたい、克服のための「正しい情報」が手に入るようになりました。

私はそれまで、そもそも自分の体を健康に保つためのこと、つまり良い食べ物や適切な運動といったことについても、女性という性のことも、セックスというものについても正しくて具体的な知識をほとんど知らなかったのです。

そんな自分の現状に気づいたとき、私は愕然としてしまいました。
「これは処女卒業どころじゃないかも」とすら思いました。

そして出来ることから、まずは自分の体を女性的で健康な状態にするための努力を始めました。

そのおかげで、もっと若い頃は毎回青い顔をして寝込んでいたほど重かった生理が、ちょっとつらいけどほぼ普通に動けるくらいまで軽くなったりしました。

体全体がそれまでの人生で一番若返ったような感覚さえありました。

もちろん個人差はあると思いますが、高齢処女がスムーズなロストバージンをするには食事、運動、女性的ケアを正しい知識で見直して、「いつでもOK」な体にキープしておくことが前提になってくるような気がします。

少なくともそうできるだけの知識は持っておいたほうがいいんじゃないかと思います。

夫もセックスが嫌いなわけではなかったので、彼の手が必要になる、私の新しい挑戦に協力してくれました。

それでも、セックス、挿入だけは上手くいきません。
他のカップルだったらとっくに上手くいきそうなだけの工夫をして、実際にベッドの上で抱き合ってるのに、どうしても「ペニスを挿入する」ことだけは上手くいきませんでした。

もちろん私はあきらめませんでした。
絶対にかなえたい願いがあるのですから!

そうこうしている間に、私には挿入障害を病院に行かなくても解決できるだけのノウハウがどんどん蓄積されていったのでした。

ついに悩みの根本原因をつかまえた!

そして、結婚15年が経過した頃。

私はとある重要な情報に触れました。
その情報とは「本物の心理療法」です。

私はつらい育ちの影響もあって心理療法には子供の頃から興味があり、大学では心理学専攻だったのですが、この時までは「心理療法には意味がない」と愛想を尽かしていました。
大学で会ったカウンセラーも教授も、まるで心の問題を解決できそうにない、自分達の方がセラピーを受けた方がいいような人達だったからです。

でもこのとき出会った「本物の心理療法」は違いました。
結果重視の、切れ味の鋭い心理療法でセッション直後から人が変わっていきます。

私の悩みにもとても効果がありそうに感じたので、さっそく「夫とセックスできない」悩みに取り組みました。

ところが、私の人生では珍しくもない事ですが、私の場合は特別に難航し、
何度も繰り返し取り組む必要がありました。

セラピーが進むうちにだんだんと明らかになってきたことは、私はセックスができなくなるような、ある意味一般的な心の原因も確かに持っていたのですが、それとは別の心因も邪魔しているということでした。

それでもあきらめずに取り組みを続けていきました。
そして私はついに、自分の中にあった「夫とセックスできない」悩みの根本原因を発見したのです!

それはなんと、幼い頃の父親とのひどい関わりで植え付けられた
「ペニスを挿入すると大怪我をする」という暗示でした。

父にしてみれば、青ざめる私が面白くてイタズラで繰り返し言って聞かせたのであろう大げさなホラ話が、私の心に深く深くえぐり込み、何十年にもわたって私をセックスから逃げ回らせていたのでした…

18年の時を越え、ようやく夫と一つに!

原因が特定できてからは、それほど時間は必要ありませんでした。

その根本原因を解消したことで、はるばる18年越しで、私は初めて主人と挿入を伴うまともなセックスができました。

その時は心から嬉しく幸せでした!

そして今では、何の力みもなく簡単にセックスが出来ます。
生理後から排卵日まで挿入を伴うセックスが可能となりました。
しかも簡単なのです。

「私の体は普通だったんだ…だいぶ遅いスタートになったけど、ちゃんと私にも子宝のチャンスはあるんだ!」

そう、心から思えた時はもちろんとても嬉しかったのですが、私の胸はそれ以上に安心感で満たされました。
自分の穴が何か変なんじゃないかと思いはじめた19歳以来、一度もなかったぐらいほっとした気持ちになれました。

私がこのブログを書こうと思った「根底にある理由」

あのどん底にいた私が、今の私に相談できたらどんなに安心できただろう…と思います。
正しい情報にさえ出会っていれば、挿入することは難しいことではありません。

私のように、誰にも相談できず途方に暮れている女性は数多くいると思います。
親にも相談できませんし、うまくいっている友人などにも絶対に話すことはできません。

そして、挿入障害を本当に克服した女性の実体験はいまだにネットで検索しても見当たらないようです。

だから、私の体験とノウハウを、怖いけれど公開します。

このブログでは私がどのような原因で挿入障害になり、どのような経過をたどって主人とのセックスを成功させたかというストーリーの他に、私が挿入障害の克服のために必要だったさまざまな情報を書き留めていこうと思っています。

ただし、ストーリー部分は私達自身と関係者のプライバシー保護のため、肝心なところをできるだけ変えないよう気をつけながら、事実をもとに再構成したフィクションにします。

これでもかなりの勇気がいりました。
まず、自分の辛かった経験を振り返ること自体が心の負担でした。
そして例えどこの誰か知られることがなくても、今まで親にも夫にも言えなかったような悩みを、私の人生の暗部を、こうして誰でも読める状態にすることは、今でもとても不安なことです。

それでも、伝えてあげたい。

どん底にいたあの時の私に、同じ様な悩みの中で苦しみ続けているあなたに。

大丈夫、解決する方法はあるから!と。

そんな思いでこのブログを書き始めました。

この記事を読むあなたも高齢処女、セックス恐怖症、挿入障害を乗り越えて、
他では得られない喜びを体験できたらいいな。
私がしたような苦しみから早く解放されてほしいな。
心から、そう思っています。

挿入障害の当事者目線で発信する克服のためのヒント

ブログを始めた理由にも書きましたが、いまネットを検索しても、挿入障害を克服できて、普通にセックスをできるようになったという女性本人からの情報発信は出てきません。

挿入障害をなんとかするためだとしても、できれば病院のお世話にはなりたくない…
産婦人科なんて、診察台に上がるところを想像もしたくない!

あなたもそんな風に思っていませんか?
私はそうでした。

身近な人の精神病が、大量に服薬しても一向に治らない様子を見たり、逆にいきなり薬を減らしたら元気になった病人を目撃したりしたせいで拭えない不信感を持っていたこともあって、私にとって病院は最後の最後の、ほぼ、ありえない選択肢でした。

それでも挿入障害は正しい知識があれば克服できました。仮に無理だったとしても、はっきり理由がわかった状態で病院のお世話になるかどうかを判断できます。

そう言えるだけの、挿入障害克服のための体、心、性などについての情報を一通り知ることができる体験者本人のブログは、日本語ではここだけです。

私はあなたにも、セックスの喜びを知ってほしいのです。

諦めて代わりに何かで埋めようとしても他のことでは代わりになりません。
セックスの悩みはセックスでしか解決できません。

そしてセックスでしか得られない喜びがあります。

人生にはいろいろな喜び楽しみがあります。
しかしながら、全く別次元の深い喜びを得られるのはセックスしかないと私は思います。

1人でも得られる、喜び楽しみは世の中にたくさんあります。
食、おしゃれ、旅行、仕事、娯楽……この世には溢れています。

しかし自分が選んだ異性と愛情を体を通して表現し合い、やがて一体となる。そのようなことは他にはありません。生きる喜びを表しあう、愛のダンスなのです。

繰り返しますがセックスは、1人では得られない喜びを2人で創り出すものであり、異なるものが一体となる感覚は他では得られません。だからこそ難しくもあるのですが。

私はあなたにも、このセックスの喜びを知ってほしいのです。

だからといって歯をくいしばって「普通の体」になろうとする必要はありません。
それより前に、本来女性が自分の体にするべきケアを知って実践してみてください。
そして必要であれば、あなたの心に手当てをしてあげてください。
そうすればきっとあなたの体も、あなたや男性の愛に応えてくれます。
もともと「普通の体」だった、あなたの体が目覚めます。

そんな日へ向けて、精一杯このブログであなたに必要な情報をお届けしていきます。

少し昔は「普通」だったことをみんなに取り戻してもらうために

これはセックスのことに限らないんですが、今という時代は、少し昔には「普通」と思われて、問題にもされなかったようなことがどんどん普通でなくなってきていると感じます。

このブログを書くためにあらためて調べてみて、私の苦しんだ高齢処女、挿入障害に限らず、「望む相手と気持ちのよいセックスができる」という理想の状態ではなくて、そうなるより手前のいろんな段階で壁にぶつかり、悩んでいる女性たちが想像以上にたくさんいることが分かりました。

女性が好きな人とセックスできて、それが気持ちよくて、子供を授かることができる「普通の心」や「普通の体」であることは、もう普通で当たり前のことなんかではなくなってしまったんだと思います。

このほかにも、私達の身の回りではたくさんの「普通」が普通ではなくなっています。

たとえば、

店で売られている食べ物が、食べ続けて良い安全なものであることは「普通」でなくなりました。

蛇口をひねって出る水が、飲んでも、料理に使っても、お風呂にしても安全なものであることは「普通」でなくなりました。

店で売られていて肌身につけるもの、衣類や化粧品や、生理用品などが肌に触れても安全なものであることは「普通」ではなくなりました。

特に街中の空気が、毎日長時間息をしていても安全なものであることは「普通」でなくなりました。

正しい知識を手に入れて、できる範囲でそれを実践していかないと、少し昔まで「普通」だった安心、安全は手に入らなくなりました。

私は、望む人みんなが昔の「普通」を取り戻してほしいと思います。

20年悩んだ苦しみから抜けた今の私には、昔の「普通」でいられることがとても安心で、幸せに感じるからです。

いずれは女性みんなが、望むなら女の幸せを普通に手に入れられる世の中へ

そしてこんなちっぽけな猫の、地味で小さな活動ですが、これを通して女性みんなが、望むなら女の幸せを普通に手に入れられる世の中になっていくことに繋がったらいいな。と思っています。

「普通の心」と「普通の体」であることが本当に普通になれば、今よりもずっとそういう世の中になりやすいはずです。

そんなやさしい世の中が訪れることを思い浮かべながら、まずは、私自身が体験したのと同じ高齢処女、セックス恐怖症、挿入障害で悩み苦しむあなたに「普通」を取り戻してもらうため、ポチポチとキーボードをたたいていきます。

直メ相談してみませんか

こんな長文をここまで読んでくださっているのですから、あなたとは何かのご縁があるのかもしれません。

私はこういうご縁を繋げていき、大切にしていきたいと心から願っています。

そのひとつの始まりとして、この後すぐにでも、じっくりと私の記事を読んでからでも、Xやインスタの直メで私に相談してもらうことができます。「はじめまして、noteを読んで相談したいです」
みたいなメッセージを最初にもらえると、私も安心します。
小心者なのでおてやわらかにお願いします…

X
https://x.com/kuronekorune

Instagram
https://.instagram.com/kuronekorune/

こちらでnoteの記事更新も案内していく予定です。

それと、内容が内容なので、お悩み中のあなたはスキやフォローはしにくいかもしれません(あ、裏アカ作ればいいのかな)。
note内で「苦労ねこ」と検索すればこのブログを探し出せると思うので、あなたのお悩みが解消するまで、是非探して読んでください。


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