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創業から12年が経った


「入社エントリもいいけど在籍エントリ読みたいよね」というツイートを見て自分も在籍エントリ書いたのが5年前なのに気づいた。
あまり覚えていないけど書いていこうと思う。

8期目(2019/7~)開発ゴリゴリ

5年前の在籍エントリの頃

この頃はエンジニアも4~5名くらいで1チームで開発をしていた。
GitHubを見るとゴリゴリ開発をしていたらしい。芝がちゃんと生えている。他にもメンバー数も増えつつあったのでSlackガイドラインの作成など交通整理もよくしていた。

ブログを見てみると社内勉強会や振り返りなどチームの改善などを行っていたみたい。

ブログを書いて数カ月後に第一子が誕生した。写真を見て過去のことを思い出そうとしてたけど子供の写真ばかりで仕事のことは何もわからなかった。ただ子供の写真はとても可愛かった。
2020年に入ってコロナ禍になったのでそこから会社はフルリモートに切り替え。現在もフルリモートで働いている。フルリモートのおかげで子どもとの時間も取りやすいし、地方の優秀なメンバーにも参画してもらえているのでとても良いなと思う。

9期目(2020/7~)開発と組織作りゴリゴリ

データポータル(現Looker Studio)でダッシュボードを作っていたらしい。この記事は個人開発のダッシュボードだけどたぶんLooker Studioを触っていたということは仕事でも分析関係のことをやっていたんだと思う。

芝の数はあまりかわらず。開発もゴリゴリやっていたらしい

エンジニアは上下関係なく全員並列ではあったけど経験も長かったことから目標設定なども行っていた。1on1の記事もあったので組織のことメンバーのことをやる時間が増えていたのかもしれない。

開発環境のブログも書いているので技術広報も考慮してアウトプットを増やしていた時期のよう。開発環境を数字で紹介するのは定期でやっていったほうが良さそう。

10期目(2021/7~)開発の遊撃手

10期も変わらず開発をゴリゴリ。この数年はエンジニア4~6名くらいでずっと1チームだった。

技術的負債の棚卸しや解消などテックリードかEMぽい仕事が増えてきているように思う。

11期目(2022/7~)

この頃から明らかに芝の数が減る。

2021,22年頃から全社的に社員数も増えてきた。

出典:ツクリンク 会社説明資料

データ分析チーム立ち上げ

2022/4頃、データ分析をしていたアナリストの離職がありデータ分析に興味のあるエンジニアと共に新しくデータ分析チームの立ち上げ、分析のリードを行った。エンジニアの開発フローに習う形で設計やレビューを含めて品質を高められるよう分析フローを設計、運用を行った。
アナリストの教育も行い、分析結果の品質自体も向上したと思う。
途中、インターン生やデータアナリストの入社もあり分析チームが増えてきたが、分析フローを整備していたおかげで増員してもアウトプットは安定していたと思う。

ここで具体の開発業務から離れるにあたり開発をリードしてもらうエンジニアに期待することを言語化していた。データ分析の方をメインに開発チームの外から支援を行った。

CIのリニューアル

これまでミッションと呼んでいたものがパーパスとなり、Value/Originが新たに追加されました。ログを漁ってみると“産業構造を変え、豊かな未来をつくる”というミッションは2019年に自分が主導で策定していたもののようで、そこが変わらずに残ったところは感慨深いものがありました。新たに追加されたOriginも当たり前に必要な価値観が表現されていて馴染みやすいものになりました。

2023/1〜 EMという肩書をつける

データ分析チームの手が離れ始めたり、エンジニアが増えてきてWebアプリは2チーム体制への変更や、Flutterエンジニアを採用しモバイルアプリリニューアルプロジェクトを進めたりと、開発組織の方にさらに注力することになった。EMという肩書をつけて専任になっていく。
Webアプリは2チームになったもののチームごとの責務は分けられておらず2並列で同じバックログの開発を行っていた。PdM1名、デザイナー2名、エンジニア8名という構成だった。
当時の振り返りブログもあった。

技術的負債の棚卸しや解消、開発生産性の向上などをメインでやってきている。

12期目(2023/7~)QA、SREチーム組成

継続して技術負債の解消や開発生産性や開発組織への取り組みが多かった。
エンジニアも増えて、2チームから3チーム体制になった。QA採用やSREチームを組成したり、品質の高いプロダクトを開発できる体制づくりに注力していた。
3チームになったもののPdMは1名だったこともあり大規模スクラムLeSSを導入した。全体でLeSSの勉強会や試験導入して全体適用をした。

AWS移行

これまでRailsで開発をしてHerokuを利用していたが2023/9にAWSへ移行した。移行を手伝っていただいた株式会社DELTAさんには感謝しかない。移行のつらさは登壇した資料があるのでこちらを参照してほしい。
Ref:Heroku→AWS移行でのトラブル全部見せます

13期目(2024/7~)

技術的負債解消のため技術推進チームを組成した。現在はフロントエンドの品質・保守性の向上を狙いフロントの分離を検証しながら進めている。1年半前に書いたブログでも言及していた場所なので改善が進められていて嬉しい。SPAとはちょっと違った構成になってはいるが後々テックブログなどで事例紹介ができるはず。
エンジニア組織はWebアプリ3チーム、SRE、モバイルアプリ、技術推進の6チームになり、20名を超えて、EM1人では難しくなってきたのでEM2名体制に変更。チームごとの責務の切り分けなどを進めている。
また、EM並列化に伴い目標設定や成長支援の品質に差が出る可能性もあることからエンジニアのグレード策定を進めている。現在はドラフトを作った試験運用していて遅くとも来期には運用開始したい。グレード策定のブログも公開したい。

芝はどんどん枯れ果ててきたけど、直近はEM2名体制になったことでEMチームとして、開発者が開発に専念できる状態を作るためトイル削減やアラート整理に関連したリファクタなどの開発も行うようになってきている。

創業から12年経って

前回の振り返りからは5年も経った。子供も5歳になってちゃんとコミュニケーションが取れるくらいに成長した。組織も大きくなりプロダクトもどんどん成長している。すごい。
12年も続いて社員が100名を超えるなんて想像していなかった。直近はCI(コーポレートアイデンティティ)の越境・自分ごと化などを体現している方が増えていて、よく言う100名の壁はこのあたりを固めると突破できるのかなあなどと考えたりしている。
SNSではいろんな人がキラキラ転職エントリを書いているのをたくさん見てきた。転職エントリを見る度に、自分もどこかキリの良いタイミングで辞めるのかなぁなんてぼんやり考えていた。途中で辞めるのはカッコ悪いからキリの良いタイミングがあるのかなあと思っていたけど、でもどこで辞めてもカッコ悪いし、必要なことをやるという指向性なのでやるべきことは無くならないし、キリがいいところなんてものもないので、最近はこのまま死ぬまで続けるんだろうなと思い始めた。
30も後半になり身体にボロが出はじめたけど、頑張っていこう。


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