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黎の軌跡II〜周回プレイ感想〜

散々文句を言っていた黎の軌跡IIなんですが、
今年の目標が「軌跡の愚痴を言わない!」にも
関わらず、2024年になった途端に言ってしまい、「軌跡の良さを見直さないか?」といった
アドバイスを貰い、暇だったのでやることに
しました。

これは、黎の軌跡IIを周回したときに感じた
感想です。文句ばっか書いているし、
長いけどな!
それでもよければ読んでネ!!

プロローグ

文句なしに面白い。

幕間

この章要ります?そんぐらいどうでもいい章。
新システムであるお伽の庭城の紹介のためだけに
存在している章だからな!!

第I部 sideA

裏解決屋のメンバーやカトルくん(推し)と
行動出来たり、
今後の展開を示唆する重要な
アイテムが出て来たり、見所は一応ある。

第I部 sideB

第I部 ワースト。
同じ話を3回されるのは、マイナスポイント。
最初から調べれば、こんなリープしなくても
済んだだろ!ってなる章。

A級遊撃士の株を落とすために存在したのか…。

第II部sideA

第II部ワースト。推し(リゼットさん)と
行動出来たり、
格段に良くなったバトルの
ムービーを見ることが出来るが、

メインの黒月の話が致命的に面白くない。

リゼットさんも裏解決屋もいるのに、
楽しくないのはなぜかと真剣に考えた結果、
黒月の話がつまらな過ぎるという結果になった。

第II部sideB

助手ちゃんやすーなーが学校を楽しそうに
過ごす姿や助手ちゃんの成長が見られたので、
楽しい部分はある。

ただし、尾行テメーはダメだ。

長過ぎなんだよ!!まぁ、リープに関しては
第I部sideBよりマシ。同じ内容何度も
リープさせられないから…。

断章

悪夢。そういうしかない。
この章からツッコミが多くなった。
全員アホになるから。

毒持ちに全員で突撃して全滅はアホ過ぎるし、
能力を知っているヤツもなんで罠にかかって
いるんだよ!

なにかと戦いを挑んでくるヤツら。

そして、その後に「分かっていたがな」って
態度で接してくる展開や

虚無しかない黒月関係の話。

それらと比べると、比較的穏やかな気持ちで
カトルくんとレンちゃんの話は見ることが
出来た。

第III部 A route

とりあえず疑問に思ったことは言おうか?
また毒かい!!って感じでリープした。

最初に所長が違和感を口にして、もっと調べたら回避出来たんじゃね?って部分があるので
無策で突っ込むな!!ってキレた。

第III部 B ronte

アスランが可哀想。ただその一言に尽きる。

この章も所長が何かを感じているのに、
何も言わない場所があったので「言えや!!」
ってなった。

爆弾が一つ仕組まれていたって分かった時点で
車を全部調べるべきだし、レースを中止に
しろや!!

所長が「ふざけるな」って言っていたけど、

こっちのセリフだよ!!ふざけんな!!

第III部 C ronte

1人で行動すんな!!
1人で来るシーンは、アホに見えた。

この章は、行動が迂闊過ぎる。

侵食という状態が起きている以上、手紙が
怪しくないか疑うべきだし、1人で行動
すべきじゃない。
仲間に相談しろや!!

1人で行動した結果、リープしたんだが?

第III部 D route

同じ戦闘を2度やらせるな!
かったるいんじゃ!!

カシムさんのこのセリフが今までの所長たちの
行動を言っているようにしか聞こえない。
考えなしに行動しているからな!!
カシムさんを出し抜いた前作の所長は、
どこ行ったし。

黎Iのよかった場所って、今までの主人公に
出来ない手とかを使う場所なのに黎IIでは
今までの主人公と同じように「突撃!突撃!」
って行動ばっかりしていたのも問題。

所長、お前の匂いレーダー頼りにならないわ。

また、この章は裏解決屋のメンバーが侵食に
かかり敵対するという展開になるが、侵食と
いうものが「どのように」「だれに」「いつ」
と言った詳しい条件が分からないのに仲間と
別れて行動するのは危険だし、案の定敵の手に
かかっていたので、別れて行動するのがアホに
見えた。

別れて行動しなければ、こんな目に合わずに
済んだじゃないですかね?

敵のワナを考えずにノコノコ入って行き
爆発するのもアホだし、

その後のシズナさんの態度もあり得ない。
巻き戻らなかったら、どうするつもり
だったんだい?責任取れるのかい…?

ジャックとハルの話はつまらなく
面白みにかけていたので、退屈だった。

この話をメインでやる必要が感じられず、
お祭りゲーでよくないか?と感じた。
黎II、そういう展開多いんだけどね!!

この後の展開で、カシムさんが侵食を
灼き切るということをした際にルネの
フォローが入るが、全く思わない。
カシムさんのせいでリープしたんだが?
そこはどう責任取るの?

第III D routeは、面白いとかじゃなくて
酷ぇ!!ってなったから
下から数えた方が早いかも知れねぇ…。

第III部 E route

スタート時点で死んで、リープした。

3月21日まで。ふざけんな!!

この章は第III部ワースト。それぐらい酷い。

改めて対策を練る際に「巻き戻りなんかに
頼らず」と言っているが、今更感がある。

リープしまくるのは、無策で突っ込むからだし「もう少し頭を使ってよ!頼むから!!」
ってなった。

なんでもアリな閃で見たことがある
呪いのような設定に

ピンチになったら、助っ人が来てその場を離脱
する
という個人的に閃でウンザリした要素の
盛り合わせだったので、プレイが苦痛だった。

また最終的にまた3月20日に戻ると言うことを
されたのでキレた。ゲネシスのバカやろー!!

第III F route

伏線を張れ。伏線を。
それぐらい雑なボス過ぎる。

ガーデンマスターの正体は!
誰もが知っているあの人!
ってぐらいの
ノリで進んで行くが分からないし、
周りが納得しているのを見て

「なんで?なんで納得しているの!?」
みたいな感じで混乱して、キャラに付いて
行けなかった。

また、ナーディアがガーデンマスターと対峙し、ゲネシスを奪ったというエピソードを語られるがこういう場面でチャプター方式を活用しろって
なった。


ファルコム「付いて来い!このスピードに!!」

付いて行けるか!!

一応クエストなどで革命関連の話は
触れているが、

伏線とは言うには弱過ぎるし、オーギュストを
黒幕にするなら、もう少し分かるような展開を
入れるべきだった。

最後までよく分からないキャラがよく分からない
ことを言って、散っていったって印象を
持ったからね!!

この章に文句は無限に出て来るのだが、
オーギュストに対して1人ずつ喋るのは
テンポが悪過ぎたし、最後辺りは言うことが
少なくなっていた。ルネ、エレインさん辺りな!
無理に喋らせなくていいんだよ!閃かよ!!

最終幕

第III部と比べると、割と穏やかな気持ちで
やることが出来た。リープもないし!!

4つしかないアクティビティを16回もやらせるのは、クソだと思う部分はあるが。
だって、消費しないといけないアクティビティの
数見たとき、イヤ過ぎて発狂したからね!

最終幕の問題点は、前半部分ではなく
後半部分の真相解明の部分にある。

1人で行動をしようとしたら、それを察して
止めに来る仲間など閃で問題だった自己犠牲
精神の主人公をだれも本気で止めないといった
形は解消されていたが、その他の部分が酷い。

まず所長にニナが正体を明かすが、
「終わりの聖女」と言っただけでそれが
どういったものか説明がない。

黎IIは、解決してない謎が多いのに
更に増やされたので、当然自分はキレた。

主人公とヒロインの謎も解決してないのに、
謎増やしている場合か!!

更には道で待ち構えている邪魔以外の感想が
出てこないハーウッドさんや

戦闘前に喋るせいで会話のテンポが
悪くなっている展開、

面白みにかけるダンジョンなど展開が
ツライ場面があった。

一番の問題は、ラスボスが前作で死んだはずの
ディンゴだったことだ。


ラスボスが死んだはずのキャラってのは、
王道だし何が問題かというとCである理由付けが
強引過ぎる場所である。

アルファベットが一致しないが?って
疑問に対してBとD。そしてこの場合、順序は
関係ない!とか意味不明なことを言われる。
無茶苦茶過ぎる!!

ハリー・ポッターなんかだと、トム・リドルの
名前を入れ替えるとヴォルデモートになる
みたいな「すごい!!作者は天才!」みたいな
驚きもなく、「そうか…?そうかも…?」と
言った感想になるので理由付けが雑過ぎるわ!!

こっちは全く付いて行けなくて、
「置いて行かないで!!」って思うんだけど、
そんなの知らねぇとばかりにキャラは
分かった風に話が進んでいく。

なんで納得してんの!?
納得出来てないんだけど!!
…ガーデンマスターのときも同じこと
思ったな!!

黎IIのディンゴが亡くなるシーンは、閃IIの
クロウが亡くなるシーンを悪い意味で
思い出した。大して親しくない人が悲しむので、「そんなに仲よかったっけ!?」ってなる
部分が。最後までキャラのノリに付いて
行けないまま、ストーリーが完了した。マジで。

ストーリーに関しては、「オイ!」って感じで
こっちを置いてきぼりにする展開だが、
ラストバトルは面白い仕上がりになっていた
と思う。

ラスボス戦の途中でコマンドから、アクションバトルに切り替わるのだが、アクション+コマンドを融合させたバトルを上手く活用出来ていたと
思う。

また、過去を再現し黎Iで戦った敵と戦うのは
黎IIのリープを上手く再現しているように
見えたので、面白い試みに見えた。

追加ストーリー《御伽ヲ歪メシモノ~そして…》

一言で言うなら、無料アップデートの中で一番
ショボい。
今までもアップデートされ、プレイアブル数が増えるといった形はあったが追加されたのがジンさんとフィーだけって…。

過去作だと、閃IIでクロチルダが使えたり
結社のキャラを使えたので、楽しい場所が
あった。そういうのがないから、つまらない。

おい!レティとかヴァルター辺りを追加しろ!
追加されたの遊撃士だけじゃん!!
どんだけ遊撃士が好きなんだよ!!

お伽の庭城の階層は追加されるが、最後のフロアに辿り着くまでストーリーはない。虚無じゃん!

お伽の庭城自体、創の軌跡にある真・夢幻回廊の劣化版なので、キャラクターと会話する
スペースがないことや

報酬を受け取るのが面倒くさいなど
創では出来ていたことが出来てない。
ひたすら長いダンジョンを攻略する。拷問か!!

ストーリーに関しては、やり残しをやると
いう話。いや、いくらやり残しが残っている
と思っているんだ!!

あとは次回作の伏線。この話、本来なら後日談として入れる予定だったけど納期的に無理だったからアップデートで追加した説が浮上している。

所長の過去や

ハミルトン博士の意味深な言葉とか。

本編から外すとかありえないし…後日談って考えると割と納得出来るストーリーだと思う。

こんなこと書いといて、界の軌跡になるのは
笑うが。

詐欺じゃねーか!!

界の軌跡を挟んでから(多分分作)、
黎の軌跡ファイナルチャプターみたいな
感じの可能性もあるが、創というファン
ディスクの後に黎I、実質創IIだった黎II、
その後にまた創タイプのゲームを出そうと
しているとは創が好き過ぎというか…
過去の栄光に縋り付き過ぎでは…?


これ以外にも虚無なミニゲームに

前作と比べると、意味がないLGCシステムに

「チャプターで分けた意味は!?」と突っ込みたくなるような内容や

虚無しか無いアクティビティなど

ストーリーも虚無、ミニゲームといった
サブゲームも虚無しかない虚無の軌跡に
改名しろってレベルのゲーム
ではあるが、
いい所は一応ある。

よかった部分
①主ヒロの関係

主ヒロ(ヴァンアニ)の関係が前作より、
縮まっていた。
自分は主ヒロの関係性を
大事にするタイプであり、主ヒロが良ければ、
良ゲー判定を下すくらいには甘い。

黎IIは、それさえ出来ないくらい酷かったが。

よかった部分
②裏解決屋の絆を感じる
ストーリー

ストーリーでは、仲間の秘密や敵対するという
展開になるのだが、その度に裏解決屋のメンバーが手を差し伸べて支え合う姿が良かった。

その分、裏解決屋以外のメンバーがここにいる
必要があったのか?と疑問を感じる場面も
あった。

よかった部分
③コネクトイベント

こっちが本編でもいいと思うぐらいには
内容がいい。

助手ちゃんの過去に触れながら、助手ちゃんに
感謝している所長や

パテル=マテルをみんなの協力の元、復元した
シーンはBGMの効果もあり、正直言って
本編より感動した。

本編に入れろという内容が多いにも関わらず、
行動出来る数が限られているのは問題。

よかった部分
④パワーアップしたバトル

バトル面は、黎Iよりは進化していた。
前作ではアクション面が弱い場所があったのだが、黎IIはパワーアップしていたので
やりやすかった
。ただ、クイックアーツは

消費燃料が多いので、気軽に使えない場所が
難点。

よかった部分
⑤BGM

BGMに関しては、相変わらずファルコム
クォリティなので安定している。
個人的な感覚なのだが、黎Iより刺さる
BGMがなかった。

黎Iは、所長消失→裏解決屋が所長を取り戻す
為に行動→助手ちゃんの告白→所長自分を
取り戻して、ザイオンと対決といった流れが
よかったし、所長を取り戻すための戦いから
EDまでのBGMが最高。

特に黎IのOPを流しながら戦うバトルは
黎IのOPの歌詞『名もなき悪夢の果て』が
所長を現していることもあって気持ちが
いいバトルだった。

黎IIもOPを流しながら戦うが、黎IIのOP『CRIMSON SiN』は何を伝えたいのかが
伝わってこない歌詞だと思ったので、
黎Iよりは盛り上がりにかけた。

こんなヒロインぽくOPでは書かれているし、
エレインさんのテーマがアレンジされてOP
に入っているのに黎IIでは空気なんだぜ?
信じられるか?

よかった部分なのに、なんで文句言ってんだ?
まぁ黎Iよりは低いけどBGMの質はよかった
ってことで、よかった部分に入れてます…
はい…。

よかった部分
⑥ハイスピードモード

これがなければ、黎IIはクリア出来なかったってレベルで使っていた。お伽の庭城は、
虚無なのでこれが無ければ途中で投げていた
かも知れないし、ミニゲームも長いのが多い
のでハイスピードモードマジありがとう!!

唯一の難点としては、ハイスピードモードのままにしておくと、ムービーが流れた際に早送り
されてしまい、音声と字幕が一致しないこと
がある点。それさえなければ、満点のシステム。

よかった部分
⑦ムービー

文句無しに褒められるのは、ムービーの
演出やバトルシーンがよくなったことだろう。
閃の軌跡のラウラVSフィーのバトルムービーを
作っていた頃と比べると格段に進化した。

これぐらい酷いゲーム(やっている最中は、毎日悪夢を見た)ゲームだが、終わったときには
「なんて世界は輝いて見えるんだ!」という清々しい気持ちになれた。さぁ!みんなも黎IIを周回プレイしよう!!世界が変わって見えるぞ!!

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