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FF16〜ファイナルファンタジーという本の物語を体験する物語〜

最近やっとFF16をクリアしました。FF5と
いった初期の作品しか遊んでないタイプ
なのですが、個人的に凄い良いゲームだった
と思っているので、感想を纏めたいと思います。
FF16のネタバレがあるので、まだプレイして
いない人は注意して下さい。

①3人の視点から描いていく
群集劇

クライヴを中心とした群集劇。
それがFF16なのではないかと思っています。

実はEDを迎えるまではクライヴが主役だと
思っていた。でも、そうじゃなくて
この話は群集劇なのではないかと思っています。

ロウ(秩序)側であるディオン、

カオス(混沌)側であるジョシュア、

ニュートリアル(中立)側である
クライヴ。

そんな3人の主人公の視点から見たヴァリスゼアを舞台にした物語。そんな主人公たちが最後に
交差し、ラスボスに立ち向かって行く。

そんな王道なストーリーだと思っています。

②想いを継承していく
ストーリー


FF16は暗いと言われていますが、個人的に暗いと思っていません。希望の話だと思っています。
人が亡くなった後、その者は誰かに忘れられてしまうのか?という問いに対して、その想いを忘れない者がいる限り、決してその者は居なくならないと言った話をずっと真面目に話していたと個人的に思っています。

シドの想いはクライヴとシドの娘、ミドが
受け継いだ。


またクエストでも弟の想いを引き継ぎ、
これからも人を救っていくという話が
ありました。


ラストバトルでも、クライヴはディオンと
ジョシュアの想いを引き継ぎ、闘いに挑み
勝ったクライヴ。

FF16ってずっとクエストやストーリーで
「人の想い」ってのをこれでもかってぐらい
書いていたイメージがあるので、クライヴが
ラスボスに言ったセリフは

FF16のテーマの一つでは無いでしょうか。

③大迫力なバトル

今作でなんだかんだ楽しかったのは、
召喚獣戦かも知れません。

アトラクションに乗っているような感覚に派手なバトル。PS5に絞ったのは、正解だったと思い
ます。自分が好きなのはタイタン戦なんですが、

3連戦というキツイバトルでありながら、
切り替わるたびにかかるBGMも含めて
好きです。デカイ生き物の上を走るって
憧れるじゃ無いですか。FF16はその夢を
叶えてくれました。USJにアトラクションが
出来たら、乗りに行きます。確実に。
それぐらい楽しかった。

④社会人に優しいバトル仕様

FF16は、ストーリーをクリアする分には
問題無い難易度に設定されており、個人的には
有難かったです。社会的になると、どうしても
ゲームに触れる時間が少なくなる。

ですがFF16はかなり優しい仕様で助かりました。個人的に助かったのは、レベル上げを
しなくてもいいこと。

先ほど述べた通り、自分はゲームをやる時間が
足りないタイプなのでレベル上げってキツい
んですよね。そう言った意味でレベルを
上げる必要がない作風は大変助かりました。

また、負けても負けた場所からやり直しって
のもありがたかった。大抵は負けてしまったら、最初からやり直す仕様になっています。
でもFF16は負けてもう一度挑戦すると、
ゲージが削られた状態でスタート出来る。

これが大変やりやすく、ストーリーを
クリア出来た理由だって思っています。


⑤人のたくましさ、強さ


FF16が好きだなってなった理由がこれです。
クリスタルがなくなって魔法が使えなくなった
けど、そこで腐るんじゃなくて生きようとする
人のたくましさをクエストやストーリーで
感じました。だから、自分は好きです。

人によってはFF16が苦手な人がいるかも知れません。クエストをやると分かるんですが、身勝手な人がいるから。でも、自分はそういうのも含めて好きなんです。悪い面が無い人なんていないし、過去に犯した罪、全て含めて自分を形作っているっていうFF16が好きなんです。

⑥個人によって変わる解釈、
考え方


個人的に一番好きだなーってなったのが「これ」って決まった答えがない場所です。
クエストとか人によって感じ方が違って、自分は許せたけど、他の人の感想を見ると許せないって感想とかあって、FF16が「想い」を大事にしているから、色々な解釈があっていいんだよってことなのかなって思いました。クエストであった
「歴史の解釈に’’正しさ’’は存在しない。故に人の数だけ’’正しさ’’があるのだ。」って言葉も

「「正しい」答えなんてない。プレイヤーが「正しい」と思えばそれが正しくなる。」と言われた気がしたので、FF16は答えなんかない自由な
ゲームだと思いました。

⑦まとめ

FF16は、事前情報無しで買いました。最初にTwitterで犬と戯れられると聞いたから。

だから、ドミナントやベアラー。
そういった存在がどういったものか
知らなかった。でも事前情報無しに買ったから
こそ、楽しめたと思っています。

最初は町に入るたびに陰口を何故言われるか
わかなかったし、どうして手から不思議な
物体を出して、洗濯物を干しているかも
分からなかった。「どうして?」って理由で
疑問を感じながら、FF16に触れたからこそ
ハマったと思っています。また、自分で
体験したからこそ好きになった作品だとも
思っています。FF16は動画で見るのと、
体験するのとでは感じ方が違うゲームだと
感じています。

大迫力な召喚獣バトルを体験出来るのは
動画では体験出来ないでしょうし、

何よりヴァリスゼアの空気やそこに生きる人たちを感じられたのはプレイしたからこそだと思っています。

動画だけでは、ヴァリスゼアを好きになれ
なかった。恐らく、「こういう話なんだ。」
で終わったと思います。自分で最後まで、
クライヴを通してヴァリスゼアの物語を
体験したからこそ好きになれた。

最後に。

FF16は、自分にとっては最高のゲームで最高の体験でした。


このゲームの制作に関わって
くれた人、全ての人に感謝を。
最高のゲームでした!
楽しかった!


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