vol.332 ヴェトナム出張記 その3
ホーチミン二日目の夜。
明日はハノイにハイのでが、現地でアテンドしてくれた日本人駐在員Aさんは仕事の都合でシンガポールに帰李、代わりにBさんが合流。
Aさん、Bさん、現地通訳のPさんに自分と社長で会食に行こうということになりました。
その道中も社長が写真撮っておいてくれよ。と一言。
しっかりとカメラはカバンの中に入っているので街並みなどを撮りながら皆の後をついていく自分。
夜のホーチミンは熱気と活気に溢れていました。
会食が終わり、通訳のPさんは家が近いのでここで一旦帰宅され、明日朝ホテルで合流ということになりました。
そしてBさんのお知り合いが営んでいるお店で二次会をということで少し観光がてらホーチミン市内を歩きながらお店に向かうことに。
真っ直ぐお店に向かうのは勿体無いですからとBさんが上手に市内観光の名所を巡るコースを即興で作って案内してくれました。
そんなに多くない信号機。
ずらりと止まったバイクの光が面白かった。
日本のように国産の車があるという国ではないので街の中は基本的に輸入車ばかり。それもBさん曰く最近は欧州の車を帰る人が増えてきたとのことで一昔前は韓国のH社の小さい乗用車が多かったそうな。
Bさんの知り合いのお店を出た先で黄色い声が飛び交っていたのでカメラを向ける。
アオザイを着た夜の蝶。
後日、知り合った日本人駐在員から、このレタントンは元々日本人が多い区画だったらしい。でもこの区画では昼間もアオザイを着た女性たちがお店の前(バス停の前にお店がある場合も)に屯している。それを嫌った日本人の奥様方が子供の教育に良くないと区画を離れ始めたのだそう、そしてただでさえ少ない日本人のコミュニティがもっと小さなグループにいくつもばらけている様だと教えてくれた。
こういうのを知るとどちらも生きるため、誰かのため、自分のために行動しているがそれが他者との軋轢をなすこともあるのだということを教えてくれた一枚になりました。
そんなホーチミン最後の夜でした。
では、また。