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景気が悪いからこそ金融資産が必要

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前世紀末までは9割台を維持していた二人以上世帯の「金融資産保有率」。しかし21世紀に入ってからは少しずつ減少し、特に今世紀に入ってからの低下は著しいものとなっている(約10%ポイント下がっている)
上記記事より引用

日本人にとって「お金の話」をすることはタブーという雰囲気がある。
だけど誰にとってもお金は必要だし、実際のところお金がもっと欲しい人は大勢いると思う。

仕事柄お金や投資の話題はなるべくチェックするようにしているのだけれど、以前より金融資産や投資についてのイメージが良くなってきているような気がする。

  • 投資=お金持ちがするもの

  • 投資=素人が手を出したら大損しそう

  • 投資よりも貯蓄の方が安心

こんなイメージだった金融資産や投資が最近ではNISAやiDeCoなどによって誰でも手軽に始められるようになってきているし、イメージもだいぶ変わったのではないかと思う。

それでも昨今の不景気のせいか夫婦世帯で1割台後半、単身世帯は3割台後半もの世帯が金融資産を持っていないという状況になっている。
裏を返せば夫婦世帯の8割以上、単身世帯の6割以上は金融資産を持っていることになるのでまあまあいい状況なんじゃないかとも思える。

問題は景気が悪くなると金融資産の保有率が下がるところにある。
景気が悪くなると収入が落ちたりして手元に残すお金を多くするため真っ先に金融資産が削減のターゲットになるということなのか?

住宅への(実利用しながらの)投資もまた、金融資産保有率の減少の一因との考えは的外れなものではなかろう。
上記記事より引用

不景気だからこそ、というよりはこれから数十年後に老後を迎える世代にとって投資をファイナンシャルプランに組み込むことが必須になると私は考えている。

年金支給額は下がっていく一方。
賃金も横ばいでほぼ上がらず。
こうなると年金では賄いきれない老後の生活費を今のうちから蓄えておかないと惨めな老後になることは想像に難くない。

貯蓄でもいいけれど、今は銀行に預けても年利0.001%ともうほとんどゼロに近いため毎月の貯蓄額が将来を決めると言っても過言ではない。
毎月1万円しか貯蓄できないのであれば、年間12万円×定年までの年数と考えると全然足りない。
それに今後インフレが起こると貯蓄している現金の価値が下がってしまうのでそれもちょっともったいない。

そうなると何かしらの金融資産として蓄えておくことが必要になる。(というよりこの方法じゃないと老後に間に合わない)

そうなると今の時点で金融資産を持っていないという人ったちは老後貧乏もしくは老後破産の予備軍と言えなくもない。

さらに怖いのは

なお、預貯金口座や証券口座などの口座を一切持ち合わせていない世帯は単身世帯で4.0%、二人以上世帯で4.4%となっている。
上記記事より引用

預貯金口座も金融口座も持っていないとは一体!?
タンス預金なのか?
金融口座はまだしも預貯金口座もないってことがどういうことかよく分からないけれど、日本人はもっとお金に興味を持った方がいいしお金の勉強をするべきだと思う。

高校でも金融教育が始まったけど、これ大人も一緒に授業受けさせてもらった方がいいかもね。
会社とかに出張授業してもらってもいいのかも。
家庭科の先生が教えるんだったかな?
金融教育のプロ呼んだ方が先生の負担も減らせるんじゃなかろうか。

今日のニュースからの気づきは

  • 私の仕事の意味をもう一度思い出すことができた

  • (金融教育のプロではないけど)自分の持っているお金の知識を誰かに教えるのもいいかもしれないと思った。

  • FPの勉強をもっとちゃんとやろう(FP2級&AFP資格保持者)

家計簿とかお金関係のこと計算したり考えるの好きなんだよな…住宅ローンの計算とか、貯蓄の計算とか投資の計算してるとあっという間に何時間も経っている。
ある意味今やっている仕事は好きなことを仕事にしてると言えるのかもしれない。
もっとちゃんと仕事しよう(笑)

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