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自由を愛する医師 日常カルテ【2023年4月】

大変ご無沙汰しております。更に期間が空いてしまいました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
ここ1-2年の振り返りは徐々に行うとして、ひとまずは最近考えたことなどをシェアしていきたいと思います。

【Problem list】
#等身大の自分
#ジェーン・スーさん

【Assessment& Plan】
#等身大の自分
”等身大の自分”ってなんだろう。私はイマイチ消化し切れていない言葉だったように思う。言い換えると”ありのままの自分”や”自然体の自分”だったり?私はそれ以上に咀嚼できず、今まで消化不良を起こしていた共にそうありたいと願ってきた。小さい頃から家族にそのままのあなたでいいと言われたりしたが、私の振る舞いの何が違うのか、問題なのかが分からなかった。
ふとミニマリストのmai minimalismさんのラジオを聴いて、カチッとピースがはまった。

彼女のラジオの2022年12月1日の”人にはいろんな面がある”という過去回。彼女は看護師さんとして働きながらYoutuberとしても活動をされている。周囲から期待されている(であろうと彼女が感じて構築した)自分と普段の彼女自身の乖離が起こり得ると。そして、彼女は自分がネガティブと感じている部分、完璧じゃない部分などは無理に取り繕わずにしているとのこと。取り繕った自分、偽りの自分、世の中の誰かに作り上げられた自分を演じなければいけないことは結局自分が苦しくなるから気をつけているとのこと。

私は普段の過ごしている日常の中で彼女と似たような葛藤を持っていることに気づいた。他者に見せている自分と家などで過ごしている時の自分はやはり完全に同じではない。衣食住の点においてだけでも、早起きしようと思ったのに昼までベットの中であったり、ジャンクフードを食べたり、洗濯物を溜めてしまったり。
その他にも人から言われたことを気にしやすい性格や不器用なところがあるから人よりもできるようになるまでに時間がかかるところ、おっちょこちょいで持ち物を忘れたりするところとか。
にも関わらず、周囲の人からこう思われたいというような自分の呪縛が、人に知られたくない部分を隠し過ぎて、取り繕った自分になってしまっていることが往々にしてあった。
先ほど挙げたような例を、仮に友人が気にしていると相談されたら?いやいや、大丈夫よ。そういうところがあったから嫌いになるとかはないし、むしろ親しみやすいではないか、と声をかける。一緒に失敗を笑ったり、私もあるーと共感したり、心が軽くなったり、楽しくなったり、いいことのほうが多いかもしれない。
ただ自分のこととなると不思議である。自分のネガティブ(と思い込んでいる)な部分が出そうになると、隠さないと!悟られないようにしないと!という心が動き、息苦しさを誘発していた。
そこで、同期や友達などの話しやすい人に私の普段感じたなにげない感情や行動をすこーしずつ、ほんの少しずつだけどシェアする練習をしていった。
そしたら、自分を受け入れてもらえたと、心が溶けるような感覚になる。とても心地よい。否定されるんじゃないかとドキドキしていたことも、ちょびっと出していく、すると案外共感が得られたり、そうじゃなくても完全に否定されて嫌われるなんてことは今のところ起きていない。

(中高生の時はあったけど笑。めちゃくちゃ傷ついてそれ以来自分を出すことが怖くなったのだが笑。周囲も自分も成長中なので起こり得ることかもしれないと今からなら思える。その年代の方が読んでいたとしても、あなたの価値を否定されたわけじゃないから安心して。否定してくる人にはあなたを分かってもらおうと無理に頑張る必要はない。次のプロブレムであげるけれど、何ができても何ができなくてもあなたの基本的な価値は変わらない。という言葉を届けたい。)

少し話は飛んだけれど、ネガティブな感情を抱いている部分が凹だとすると、平坦もしくは凸に見せようとしないことが等身大の自分なのかもしれない。
少し凹みがあるところは周囲からの温かいエネルギーが入る場所かもしれない、逆に凸な人とのピースがハマって心地よい関係を築くことができる部分かもしれない。
自分が勝手にネガティブな感情を抱いている部分を無理に隠さず、等身大の私で過ごしていきたい。


#ジェーン・スーさん
ここ数年は彼女のエッセイやラジオ、podcastがお気に入り。
社会の問題や個人の問題まで幅広い視野と掘り下げられた思考で紡ぎ出されていく彼女の言葉がとても好き。
1個前のプロブレムでも挙げた
何ができても何ができなくてもあなたの基本的な価値は変わらない”
という言葉は苦しくなった時に唱える呪文の1つ。
TBSラジオ 生活は踊るの相談は踊るコーナーで10代の視聴者のお便りの返事の中での発言である。
まだあまり言語化できていない部分もあるので、今回はジェーン・スーさんという素敵な人がいらっしゃることを共有しておく。

皆様のお力添えになる情報を発信もできたら嬉しく存じます。
今日も素敵な時の流れを。





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