【映画メモ】地面師たち 全7話【#63】
解説はシネマトゥデイさんから
話題になっているので、見てみました。
めちゃくちゃ面白いです。映画と違ってドラマなので、次、次、次はどうなるの?止まらずに全7話を一気見しました。1日で見られる長さなので、逆にちょうどいいかもしれません。ちょこちょこ見ると、誰がどれだっけ?となってしまうので、一気見がおすすめです。
主人公は綾野剛です。その新人詐欺師の綾野剛を育てようとしているのが、トヨエツが演じるハリソン山中です。そして、このハリソン山中が超絶かっこいいのです。
『キングダム』の麃公将軍とは全く違って、イカレ具合は同じなのですが、方向性が真逆です。常に丁寧な話し方で、知的に、穏やかに、仕事を進めていきます。でも、狂っている感じがひしひしと伝わってきます。
リリーさんが悪役じゃなくて出ているのも、面白いです。刑事役か~。悪役側が北村一輝、ピエール瀧、小池栄子(途中から染谷将太が加わります)という豪華メンバーなので、刑事役もリリーさんくらいの存在感が無いと釣り合わない気はしました。絶妙のキャスティングです。池田エライザさんも、ハマっています。
『キングダム』でも、この『地面師たち』でもマキタスポーツさんが良い味出しています。どっちでも重要な役どころで、最近よく見かけるな~って思いました。
全7話で、前半と後半で2つの詐欺が行われます。前半は導入だけあって、地面師の仕事の仕方を視聴者に理解させたり、騙される方の心理状態を想像させたり、じっくり世界観にのめり込んでいって、後半のドキドキハラハラが止まらない感じがたまりませんでした。久しぶりに手に汗握って見ていました。
しかも、終わり方が・・・続編作れるよね!って感じの終わりだったので、期待しています。って思っていて、調べてみたら、原作は続編があるんですね!これは絶対作って欲しいです。めちゃくちゃ期待しています。
ストーリーとは全然関係ないのですが、免許証が本物かどうか調べるときに、裏からライトを当ててICチップを確認するシーンがあります。すぐにスマホのライトをオンにして、免許証の裏から照らして確認したのは僕だけじゃないはずです。
おわり