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【映画メモ】第9地区【#72】

解説は映画.comさんより

南アフリカ出身の新鋭ニール・ブロムカンプ監督が、05年製作の自作短編「Alive in Joburg」を長編として作り直したSFアクションドラマ。1982年、南アフリカ上空に突如UFOが飛来。政府は不気味な容姿をした異星人を難民として受け入れるが、やがて彼らの特別居住区「第9地区」はスラムと化す。2010年、難民のさらなる人口増加を懸念した超国家機関MNUは難民を「第10地区」に移動させる計画を立てる。製作は「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン。

https://eiga.com/movie/53212/

南アフリカでこんな映画が作られているのか〜って思いながら見たのが10年以上前でした。しかも、主人公を演じているシャールト・コプリーは全編アドリブで演じていたと知って、もう一度見直しました。そして今回が10年ぶり3度目の視聴です。何度見ても飽きない。むしろ2005年にこんなハイレベルのCGで映画を作ってることに驚きました。こんな自然でしたっけ?

そして、シャールト・コプリーってすげー役者だなあって思っていたら『特攻野郎Aチーム』のマードックで再会です。マードックにもめちゃくちゃハマっていて、最初は同じ役者だとは気づきませんでした。

第9地のストーリーとしては、「エビ」と呼ばれている異星人を今の難民に見立てたら社会問題を扱っている風にも見えるし、主人公ヴィカスの自己顕示欲というか、ヘボい癖に見栄っ張りな性格が原因で転落してるコメディにも見えるし、単純にメカがかっこいいSFにも見えるし、色々な見方ができて面白いと思います。

こういうSFを見ていて、いつも疑問に思うのですが、異形なのに人間に引っ張られて指とかあって、でも人の指と違うのでボタンとか押しにくそうにしていて。そういう指で高度なメカを発達させたなら、もっと押しやすい構造にするだろ!とか、メカの扱い方とかも、持ちにくそうに持ったり、両手で挟んだりしてて、そんなぎこちない状態で惑星間航行できるほどの宇宙船って作れるの?とか、リアルな疑問を感じてしまうのが悪い癖です。

おわり


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クロネコ@太極拳から学ぶ会
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