【映画メモ】燃えよ剣【#74】
解説は映画.comさんより
司馬遼太郎の小説は、ほんとに時代考証されてるの?あなたの感想じゃないの?と、基本的に斜めに見ているのですが、この映画は岡田准一が出ているということで見たかったのです。鈴木亮平も。豪華すぎるだろ!
相変わらず、岡田准一だけ体の使い方や剣の扱いが段違いというか、いやそのマニアックな体術の部分は普通分らんでしょ!って突っこみながら見られます。武術武道やってる人は参考になると思います。岡田君どこに向かってるの?と疑問に思ってはいけません。彼は武術翻訳家ですから。古い映画ですが『散り椿』の岡田君も一人だけ殺陣じゃなくて剣術になってました。
司馬遼太郎の演出を差し引いても、この時代の混乱というか、上と下の意識の違い、西と東の意識の違いは酷いものだったのだと思います。日々刻々と状況は変わりながらも、現代のような連絡手段もなく、写真も簡単には撮れずに似顔絵で対応していたり、情報伝達の差を感じました。情報伝達の難しさゆえに死んでいった人や、上手く立ち回れた人も多かったのかもしれません。
時代劇が好きな人、岡田君が好きな人、映画が好きな人、新選組が好きな人、坂本龍馬が好きな人以外はみんな楽しめる映画です。
おわり
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