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【映画メモ】燃えよ剣【#74】

解説は映画.comさんより

新選組副長・土方歳三の生涯を描き、過去に映画化、ドラマ化もされてきた司馬遼太郎の歴史小説を、「関ヶ原」の原田眞人監督&岡田准一主演の再タッグで新たに映画化。江戸時代末期。黒船の来航により、外国から日本を守るため幕府の権力を回復させようとする佐幕派と、天皇を中心にした新政権を目指す討幕派の対立が深まりつつあった。武州多摩の農家に生まれた土方歳三は「武士になりたい」という思いで、近藤勇、沖田総司ら同志とともに京都へ向かう。芹沢鴨を局長に、徳川幕府の後ろ盾で新選組を結成し、土方は「鬼の副長」と恐れられながら、討幕派の制圧のため京都の町で活躍を見せるが……。土方歳三役の岡田のほか、土方と生涯愛を貫くお雪役を柴咲コウ、近藤勇役を鈴木亮平、沖田総司役を山田涼介、芹沢鴨役を伊藤英明がそれぞれ演じる。

https://eiga.com/movie/90757/

司馬遼太郎の小説は、ほんとに時代考証されてるの?あなたの感想じゃないの?と、基本的に斜めに見ているのですが、この映画は岡田准一が出ているということで見たかったのです。鈴木亮平も。豪華すぎるだろ!

相変わらず、岡田准一だけ体の使い方や剣の扱いが段違いというか、いやそのマニアックな体術の部分は普通分らんでしょ!って突っこみながら見られます。武術武道やってる人は参考になると思います。岡田君どこに向かってるの?と疑問に思ってはいけません。彼は武術翻訳家ですから。古い映画ですが『散り椿』の岡田君も一人だけ殺陣じゃなくて剣術になってました。

司馬遼太郎の演出を差し引いても、この時代の混乱というか、上と下の意識の違い、西と東の意識の違いは酷いものだったのだと思います。日々刻々と状況は変わりながらも、現代のような連絡手段もなく、写真も簡単には撮れずに似顔絵で対応していたり、情報伝達の差を感じました。情報伝達の難しさゆえに死んでいった人や、上手く立ち回れた人も多かったのかもしれません。

時代劇が好きな人、岡田君が好きな人、映画が好きな人、新選組が好きな人、坂本龍馬が好きな人以外はみんな楽しめる映画です。

おわり


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クロネコ@太極拳から学ぶ会
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