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昔話の森へようこそ『ねずみのすもう』

今月紹介する昔話絵本はこちちです。
『ねずみのすもう』
文、神沢利子 絵、赤羽末吉  偕成社

2ひきのねずみがあかいまわしをつけて、相撲をとっています。
いっぴきはやせていて、もういっぴきは太っていますね。
さあ、この勝負どちらが勝つでしょう。

シンプルなストーリーでドラマティックさやどんでんがえしもないので
大人は読み応えがないと感じるかもしれません。

でも、子どもはというと
次の展開を予測でき、その通りになるところに心地良さを感じるようです😁
「でんかしょ!」という掛け声で相撲を取っているのもユニークです。

山中での小さな小さなねずみの相撲の場面を
見開きを使ってダイナミックに描いているのは赤羽末吉さん。
絵が大きく描かれている場面が多いので
幼稚園、保育園、小学校などの読み聞かせの場所でも楽しめることでしょう。

さて、みなさんはお正月にお餅は食べましたか?
この昔話には「もち」がでてきます。1月は鏡開きがありますね。

それから、相撲を観たことはありますか?相撲をあまり観たことがなくても
私たちがよく知る相撲用語には次のようなものがあります。
揚げ足をとる
ガチ(ガチンコ)
白星、黒星など

ぜひ、ご家庭でお子様に昔話を読んであげてくださいね。
本を読んだご感想もお待ちしています♪

『ねずみのすもう』はくろもじ絵本店BASEにて購入することもできますが、全国の本屋さんで注文し、購入していただける書籍です。
ぜひともお近くの本屋にてお買い求めください。

書籍情報
『ねずみのすもう』
文、神沢利子
絵、赤羽末吉
偕成社
1,540円(税込)
1983年発行
26×21センチ
32ページ

























































































































































































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