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漆黒のひじき

得意料理の一つにひじき煮があります。
一人暮らしでも惣菜でつい手を伸ばしていたのが、③ポテサラ②卯の花の煮物①ひじき煮
好きなんです。ひじきの煮物。
でも
とても苦い思い出があるのもひじき煮。

あれは結婚して間もない頃。2世帯同居で始まった結婚生活。
慣れない料理に苦戦しながらも、毎日頑張っていました。
結婚して初めて、大学の友達と夜に集まることになり、とりあえず一品だけでもと、私はひじきの煮物を作り、遊びに出ました。

久しぶりに夜に出掛けて帰宅すると、作っていたひじきの煮物には手を付けた様子がなく、晩御飯は何を食べたのか旦那に尋ねると、母屋で食べたという返答…

考えて頂きたい私の気持ち。

いや、母屋がない新婚夫婦の家やったら、自分でどうにかするしかないんだよ??

でも、今になってわかる。副菜置いていかれても困るよね。

でも、一人暮らししてた私としては唐揚げとかコンビニでも買えるし肉焼くとかメインは簡単やから、副菜あったら嬉しいと思ってた。
一人暮らししたことない旦那からしたら、副菜置いていかれてもどうしたらええねん…てなってた。

だからといって母親のご飯食べに行くな!!!

そんなこんなで作る度に思い出す、得意料理になったひじき煮。このひじきの漆黒の色がモヤモヤした気持ちを湧きたたせる。

ひじきに罪はないし、栄養価高いし、子供達も好物なので作り続けるけどね🙄


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