愛は吐息のように♪ 愛はかげろうのように♫
トップガンが公開されました。まだ観ていませんが数年ぶりに映画館で観ようと思っています。
1986年公開時、私は中学生でした。映画館で観ることもないまま時は過ぎていきましたが、高校生のとき同級生が、トップガンのサントラをテープに録音してくれました。
映画は観ていないのに、それはそれはもう何度も繰り返し聞きました。
壮大でかっこいいイメージが膨らんで、何かが始まるような沸き立つような気持ちを感じたり、優雅な気持ちになったりしていました。
今回のタイトルの一つ、「愛は吐息のように」は高校時代ある場所でよく聴きました。
バイト先の玉姫殿です。今はもうないのかな。主な仕事は、披露宴でのコース料理の配膳です。
当時はキャンドルサービスが必ずあって、新郎新婦が各テーブルを周る時に、よく流れていたのです。私はキャンドルサービスを眺めながらも、音楽の世界に浸っていました。
照明担当の日はしっかりと新郎新婦にライトを当て続けるため、結構緊張していて音楽を聴く余裕もなかった気がします。
時はぐーんと過ぎて、今から十年くらい前かな。最近めっきり減ってしまったCD屋さんに、トップガンのサントラが売っていて、即購入しました。
その頃には何かしらの手段で映画も観ていましたので、サントラを聴いたときは映画の世界観が拡がりました。がそれと同時に、十代の頃の感覚もうわーっとよみがえってきました。
トップガンは懐かしいだけではない映画だなあと思います。
トム・クルーズというと必ず思い出す、同期との会話があります。
私の下の名前はともみです。ある日「ともちゃんも老けたよね」と真顔で言うのです。確かに確かにそりゃ本当だ。でも面と向かって真顔で言うかなぁ?
ちょっとしてすぐ気づき大笑い。ともちゃんじゃなくてトムちゃんでした。なにかトム・クルーズの話をしていての延長だったのだと思いますが、そう聞こえてしまった自分が笑えます。
その時はそんな話をしましたが、トムちゃんは凄い。すべてが素晴らしいと思います。トムちゃんの映画を観れば(題材によるかもしれないけど)、よーしっ!と何故だかわからないけど前向きになって、エネルギーに満ちあふれる感覚になってきます。
そんな気分にさせてくれる映画って本当にいいな、好きだなぁと思います。あぁ本人にありがとうと伝えたい。
お話変わってもう一つのタイトルの「愛はかげろうのように」この曲はたくさんの人がカバーしているようですが、私がしっかり聴いたのはプリシラというオーストラリアの映画です。
このプリシラも大好きな映画です。ビデオを借りて観たのが最初です。借りたきっかけは忘れてしまいましたが、ガイ・ピアースが出ているからかな。
サントラも買って大切にしていたのに、気づいたらどこにもないのです。おそらく何かと一緒に私が捨ててしまったのでしょう。もうどこからも出てくる様子がないので買い直しました。
「愛はかげろうのように」を聴くと、色んな思いを抱えた主人公たちのいでたちを思い出します。ちょっと淋しいようなでもちょっと笑えるような。
トップガンから色々なことを思い出して書いてみました。