夢に出てきた旧友と今のこと
高校時代の友人の夢をみた。何となく佇んでいるだけで会話の印象はない。
数年前から年賀状も出さなくなり、自分は3年前に引っ越したけれど、その連絡もしていない。
きっと元気に決まってるけど、何かあったのかな。
その友人は、よく私の父と電話で話しをしていた。どんな状況からそうなったのかすっかり忘れてしまったな。
人懐っこい友人は気さくに、当時の横浜の野球チームにいた、駒田さんの話しをしたりしていた。こまちゃん、こまちゃんと呼んでいたな。
父も嬉しそうで、私も何だか嬉しかったのを覚えている。
私はすぐ葉書きを書いた。昨年起きた父の死と母の施設入所、引っ越しのこと。
数日後、返事の手紙を送ってくれた。ひとまずほっとした。
「おじさんのこと涙が出ます」「電話でよく話したな」って書いてあって、それを読んだ私は涙があふれた。
友人のお母さんは2020年に認知症を発症し、お父さんが介護していたけれど、心身の負担を心配し、老健に入所してもらったと書いてあった。
コロナのさなかにお互い色んなことがあったことがわかった。
共に一人っ子で、両親とは離れて暮らしている。気持ちはたくさんあってもしょっちゅう帰ることが難しいのも共通していた。
当たり前だけど状況はどんどん変わっていく。瞬く間に。日々心地よく楽しく笑って過ごそう。
何だか違う話になっちゃったけど、友人が元気で本当に良かった。