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専業主婦が在宅ワークで保育園に途中入園できた話1

はじめまして。そして世の中の頑張っているお母様方、毎日本当に本当に心の底からお疲れ様です。

40代の主婦、黒豆です。

現在、東京の片隅でもうすぐ3歳になる男の子とアスペ気味な夫の3人暮らしをしています。

私は妊娠時に重症妊娠悪阻で入院し、出産まで悪阻がおさまらない地獄を見ました。

起き上がることすらままならない状況だったので当然出社なんて無理。結局退社することに決めたのです。

これは高齢の専業主婦の私が無職から在宅ワークをはじめ、待機児童の多い地域で保育園途中入園を叶えたお話です。

保活ってなに?え、母親がやるの?

息子は赤ちゃんの頃からものすごくよく泣く子。敏感で少しの音でも起きるし、睡眠時間も短い。

高齢の私は、体も心も限界を超えていました。

「保育園に預けて外で働いた方が楽だよー。」

という話はよく聞いていましたが、それでも当時の私は息子を誰かに預けるなんて全く考えられなかったし、そもそも保活をやる気力も体力もない。

雑誌やネットで目にしていたけれど、働くママたちは妊娠中から保活をしているらしい。

ちょっと待って。

母親は自分が働くために身重の体で(あるいは産後のヘトヘトな体で)保活をしてるって何だかすごい話。

後に私も保活なんて言えないレベルの保育園申請手続きをしたけれど、それでも超絶面倒で大変でした。

この国って母親を助ける制度、全然無いよね。母親は文句言わず家の中でも外でも頑張って当たり前みたいな。

(文句言うと更年期だの何だの厄介な人扱い受けるし)

通える範囲の保育園を探して、その保育園のことを調べて、見学にも行って、大量の書類書いて、必要な書類準備して、役所に提出して、ちょっとでも間違いがあれば連絡がきて修正して・・・

ちょっと信じられない。

しかもさ、私が一番腑に落ちないのが、

”無職でも「求職中」として保育園の入園申請は可能。だけどそれで入園できたとしても三か月以内に仕事が決まらなければ退園となる。”

というルール。

待機児童ゼロの地域であればそれもアリかもだけど、私が住んでいるところは待機児童が多い地域。

求職中で入園できる可能性はほぼ無い。でもさ、保育園入園が確定できていない段階で仕事なんて応募できなくないですか?

”子どもを保育園に預けられないかも知れない母親”を雇ってくれる会社ってあるの?

皆さんどうされているのでしょうか。このルールは未だに納得いかないんですけど。

しかも40代の乳幼児がいる私を雇ってくれる会社なんて三か月で見つかったら奇跡に近いかも。職種や勤務場所、時間とかにこだわらなければあるのかも知れないけれど。

保育園落ちた

息子は1歳半。ますます手がつけられなくなってきました。

よく泣くことに加えて癇癪も頻繁に起こす。更に夫は家事育児に協力的ではなく思いやりもないときたもんで、私はどんどん追い込まれます。

育児は大変。でも息子は可愛い。そして夫は憎い。

自分が専業主婦で収入もなく、ただひたすらに心で悲鳴をあげながら育児と家事をこなしている毎日に絶望していました。

女性が働いて収入を得ることの重要性をこの時痛感したのです。

”お金さえあれば、人生の選択をすることができるのに。”と。

そこでついに保育園への入園申し込みをすることを決意したのです。


・・・ま、見出しで結果書いてますけど落ちましたよ。あっさりと。

引っ越しと重なったので大変な思いで申し込みをしたのですが(しかも頸椎ヘルニア発症中)いや~虚しいです。

求職中では保育園は無理。かと言って入園未確定で仕事なんて決められない。

私は保育園を諦めました。

おこづかい稼ぎでもいいや

それでも何か始めなくては!と半ば強迫観念のようなもので出来ることを探しました。

条件は、『自宅で育児をしながら出来ること』のみ。

まずは資格の勉強をしてみようと「登録販売者」の参考書をamazonでポチりました。

健康についてや薬、サプリ、漢方など昔から興味があって自分で調べることも多かったからです。

届いた参考書はめちゃくちゃ分厚くて、でもやる気のテンションだけは高かったので毎日育児の合間を見てはノートに書いて勉強の日々。


・・・一ヶ月で終了・・・(チーーーン)

無理。覚えられない。一ヶ月もやる気が続いただけ凄い。←

次に、在宅ワークを探そうと思いネットで検索する日々に突入。コ〇ナ禍ということもあって求人数が多いタイミングでした。

これならどこか決まるかも?

という甘い考えは即打ち砕かれます。オンライン面接まで進んだものもありますが、私は40代。特別な経歴もない。何社応募したのか忘れてしまいましたが、返事さえない会社もありすべて落ちましたよ。

もう無いよ、私を必要としてくれるところなんて・・・

と絶望の更に奥深いところに追い込まれ、まさにダークサイドに堕ちかけたその時です。

・・・つづく




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