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辰年にむけて龍眼くらう

私には夢があります

それはキング牧師のような高尚な夢ではなく
「自宅の庭でライチを栽培すること」

日本には美味しい果物が山ほどあるけど、
果物の中でなにが一番好きかといえば「ライチ」一択

その昔、「楊貴妃が愛した果物」といわれるだけあって、
その甘い香りと味、ちゅるんとした食感、どこまでも独特で特別な存在。

そんなライチの木が庭にあったら、、、と想像しただけでわくわくします。


しかーし、日本でライチを購入しようと思うと「冷凍モノ」か生(なま)なら「台湾産」が一般的で、庶民の私が「国産ライチ」に出会う可能性はほぼゼロです。

けど、自宅で育ててフレッシュなライチをお腹いっぱい食べたい!という欲望を抑えきれず、「レイシ (←ライチのこと) 栽培 日本」とかググりまくる訳です。そうすると、だいたい「レイシは耐寒性が低い」という理由で「日本(本州)での屋外栽培は難しい」という結論にたどり着きます。どうりで、日本で流通してるライチのほとんどが「台湾産」なわけです。台湾といえば、沖縄とほぼ同緯度。実際、何年か前に購入した苗(←けっこう高かった!)を家の中で冬越ししたにもかかわらず枯らしてしまった痛い経験がありますし、そもそもズボラな私に鉢植えはハードルが高すぎ。それより何より、お腹いっぱい食べるにはそれなりに大きな木に仕立てる必要があるので、やっぱり庭に地植えしたい。そんな私に朗報、、、というか全然朗報じゃないけど、最近は地球温暖化(?)の影響で日本も亜熱帯ちっくになってるし、特に今年は12月に入っても20度超えの日もあったりして、もしかしたらそろそろ関東圏でもライチの地植え栽培イケるんじゃない?と気がしてきました。そこで、つい先日、淡い期待を胸にライチよりは耐寒性が高いという噂の「生・龍眼(ロンガン )」を取り寄せてみました。ライチとはちょっと違う味わいのロンガンをパクパク食べつつ、来年の春そのタネを播いてみようと思います。夢が広がります。

ただね、ここ数日の朝夕はちゃんと寒いんです。霜もばりばり降りてるし。やっぱり、冬は冬。それでも夢はあきらめきれません。奇遇にも来年は辰年だし、この「龍眼の森」計画、もしかしたらもしかするかもしれません。温暖な中国南部や東南アジア原産のライチ&ロンガン栽培がここ関東で成功したらしたで、気候変動的視点でみるとかなりヤバい気もしますが、数十年後、このあたり一帯がロンガン(またはライチ)の森になってたら、それは確実に「自然資本」になってるはず!

よーし、ライチ王になるぞーーーーー!!

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