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はじまりはいつもイヌ

12年前に東京から田舎に引っ越しました。
その理由は、たったひとつ

「毎日、犬が自由に走る姿を見たいから」

田舎への移住を本気で考え始めたのは、当時飼っていた柴犬があと1、2年で「シニア犬」といわれる年齢に差しかかる頃。夏になるとアスファルトの灼熱地獄で早朝か夜じゃないとまともに散歩もできない東京で、ある日ふと「この先ずっとここに犬と暮らすのはどうなんだろ?」と思ったのがきっかけでした。思い立ったら吉日、翌日からネットで犬がのびのび走れる広さの土地を探し始め、東京の会社勤めの夫をかなり強引に説得し、マンションを売り、東京から車で1時間半の田舎にイヌとヒトが快適に過ごせる平屋の家を建てるまで約2年の時間がかかりました。

一生住むつもりで購入した新築マンション(←35年ローン!)をたった数年で手放すことを決断させ、それまでの生活や考え方、さらにいえば人生までもがらりと変えてしまうほど、私にとって「イヌ」は絶大な影響力をもった存在でした。

そんな犬バカの私の前に去年の風薫る5月、颯爽と現れたもう一匹のイヌ、、、じゃなくて、人間だけど「狂犬」の異名をもつ木下斉さん。

ちきりんさんのVoicyがきっかけでたまたま聞いた木下さんの放送は、内容もさることながら、その「圧倒的な知識と経験」「軽快なおしゃべり」「歯に衣着せぬ本音トーク」の連続で、見事にハマってしまいました。あれから1年半、毎日毎日木下さんの放送を聞き続けた結果、noteを始めることにしました。

noteを始めるきっかけになった狂犬こと木下斉さんの放送 ↓


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