2024年9月18日月蝕図・10月3日日蝕図で見る未来予測と考察。マンデン占星術
移り行く時代の変化に、あなたはついていけているだろうか。
忘れ去られているが、コロナや戦争の恐怖、そこから生まれた新しい働き方や、昨今急激に進化しているAI……。
わたしたちは今後どのように生活をしていくのか、また時代の価値観がどのように変化していくのかに注目が集まっていることだろう。
かく言うわたしも、数年前から2025年以降の春分図を眺めては思慮を巡らせているひとりだ。わたしの頭のなかでは数年先までの未来予測(時代の流れ)があるのだが、では立ち返って、ここがきっとキーポイントだったね、という座相があるのではと研究している。
と言うのも、あの新型コロナウィルスの災厄では、それが蔓延するよりも早くマンデン占星術に気になる座相が登場した。それは一年を意味する春分図にではなく、その前に起こった日蝕の図である。
ここに、目次「健康に気を付けるべし」という安易なタイトルで書き記している事項、第6室・天秤座のサインの火星について、当時わたしは違和感をもっていた。それがよもや感染症という大きな出来事になるだなんて、このときは予測できなかった。(予測とは得てしてそういうものだ)
しかしこれを機に、月蝕・日蝕図には大きなメッセージ性があるということを悟り、春分図だけでなく、一年にだいたい4度起こる蝕図も分析している。
そもそも蝕図は厳しめな座相が多い印象で、アフターコロナの数年、春分図も蝕図もそれはそれは厳しかったのだが、最近ではそれも和らいできたように感じる。
そしてこの度話題に挙げたい、2024年秋の月蝕・日蝕図に関しては、急に性格が豹変したかのような「ラッキーチャンス座相」になったので、これはなにかあるに違いない! ここが全体の流れのなかのキーポイントになるに違いない! と思った次第である。
2019年冬の日蝕図では不穏な違和感しかなかったが、今回は、こんなに吉兆を大盤振る舞いしていいの? と感じている。
しかし吉兆だからと言って、「ああよかったねマル」で済ますべきではない。たしかに安堵するには十分なのだが、現状、わたしたちの課題は、2025年以降に備えることである。
と言うとオカルトやスピリチュアル界隈から、2025年問題だの、災厄だの、予言だのと大声が飛んできそうなのが面倒くさいのだが、わたしが言いたいのはそういう話ではない。龍神様の話でもない!
地震などの天変地異・災害に関しては、各々物理的な備えをしてくれ! それしか言いようがない。
わたしが伝えたいことは、2025年から価値観が一変するということだ。なあんだ、そんなことか、などと軽視することなかれ。今までの価値観で生きてきた人が、新たな価値観に意識を変えて生きていくことは、なかなか難しいものである。従って、新しい価値観と古い価値観が対立し、二極化が進んでいく。
この二極化は、様々なものを分離していく。政治、教育、家族、お金、働き方、恋愛、文化、など……価値観が異なる者同士は話し合ったとしても平行線、というのは想像に難くない。
つまるところ生きづらさを感じる人々は今よりももっと増えていくだろう。
しかも多様性のムーブメントが、結局生きづらい社会を形成していくことに気づいている人々は少なくない。多様性がゆえに、情報力や生産力は分散され、中小はどんどんスモールビジネス化していき、巨大企業の肥やしとなっていくのだ(この話は今回関係ないので、また次の機会にでも)。
わたしのような個人事業者はどんどんスモールビジネス、小ロットにしていったほうがいいよ、とだけ今は残しておく。
さて話を戻し、前回、2024年3月の春分図にて、今年1年間の未来予測と傾向を記した。
ここにもあるように、本番は2025年からであり、今よりもさらに二極化が進むということを書いた。
今回はその準備段階(序章でありキーポイント)とも言える、2024年9月と10月の月蝕・日蝕図をマンデン占星術で解説しようと思う。
マンデン占星術とは、西洋占星術の一種で、国家や組織、政治金融、社会動向などを占う際に用いられるもので、別名「社会占星術」とも言う。
地球そのものを占うこともできるし、日本など国家を占うこともできる。
詳しくはマンデン占星術の権威であるメリマン氏(アメリカ人)の著書を熟読されたし。
今回の場合は占う地を日本の首都:東京に設定してホロスコープを算出する。
初めての人のために、念のため前置きしておくが、西洋占星術は占いの一種として捉えられている。だが、実質的にはアメリカやイギリスなどで多くの占星術師が研究に勤しんでいる学問である。学問だと言うと、天文学者からは否定的な意見を伴うが(占星術師と天文学者は長年意見の不一致により対立している)、とりあえずお金を払えば占星術協会の会員になれ、ジャーナルや論文を読むことができる立派な学問である。なので単なるスピリチュアルの一種とか、霊感的な何かだとは思わぬように。
それから、マンデン占星術は予言ではないことをはっきりと言っておく。
これは予言ではない。ホロスコープをもとに分析した、予測である。
先にネタバレをしてしているが、今回の月蝕・日蝕は吉兆である。
わたしのいつものマンデン占星術解説のような、不穏な兆しはほとんどない。
特に気を付けるべきことはないので、この月蝕・日蝕自体は読むほどのホロスコープではない。きっと誰しもがスルーするものだろうと、予め言っておく。
ただ、わたしが注目しているのは前述の通り。
「2025年の変化」の前に訪れる吉兆がこのタイミング? 面白すぎでしょ! と感じたためである。
この月蝕・日蝕には必ず意味があり、2025年へと続く流れがある。
この流れにうまく乗れるかどうかがカギになるのではないか。
むしろこの月蝕・日蝕は、2025年を乗り越えるためのヒントなのではないか。
そう思ったため、こうして筆をとっている。
そこで前以て論点となるのが2025年の春分図であるが、こちらは今冬にでも詳しく解説をしようと思う。
先立って、2025年の重要な情報をここに記しておく。
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