① 企業心理改善 裾野広がる 日銀短観、中小もプラス転換
歴史的な改善ぶりを見せた日銀短観。先行きはちょっと暗いけど全産業が快晴で、値上げの浸透と賃上げによる内需の底堅さが示されたにゃ。景況感以上に歴史的な水準にあるのが人手不足感。ずっと言われてたことだけど、これだけ経済が活性化すればいよいよ人手不足を解消するための設備投資とかが本格的に動き出しそうにゃ。AI含め「省力化」というのが来年のテーマになりそうにゃ。
② 化石燃料「廃止」消える 中東反対、妥協の色濃く
こちらも「省く」がテーマのお話。にゃんだかんだで着実に再生可能エネルギーは増えてて、2030年にはさらに今の2倍に増える見込み。ただ化石燃料の使用がどれだけ減ってるかは分からず、目的である気候変動を防ぐことにどれだけ貢献してるかは不明にゃ。原子力の活用にも触れてて、日本でも再稼働が進めば電力株には追い風になりそうですにゃ。再エネ関連の銘柄はとにかく冴えてにゃいから来年は底入れのタイミングを測るにはいいかもにゃ。
③ 米市場にマネー枯渇懸念
12月のFOMCで予想外のハト派サプライズが飛び出して一気に霧が晴れたアメリカ。長期金利も4%まで急降下、株価は大幅上昇といよいよソフトランディングが現実味を帯びてきたけど、短期金利ではまだまだ火種が燻ってるみたいにゃ。かなり難しい話でちょっと分かりにくいところもあるけど、量的引き締めをやってる中で短期国債の増発が続いていくと、それを吸収するだけのお金が市場からなくなって、長期金利は下がっても短期金利は上昇するリスクがあるらしいにゃ。