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ミスマッチ


① 2024年市場の行方は(下)原油、協調減産の動向焦点

シティグループは「OPECプラスの減産が24年1~3月期の需給を調整するものの、4~6月期で追加の減産が出てこなければ日量100万バレルの原油余剰が生まれる」と分析する。その上で、24年の平均は75ドル程度と予想する。
(中略)
中東を巡る地政学リスクもなおくすぶる。イスラエルとイスラム組織ハマスの衝突の影響が周辺地域に広がった場合、相場は上振れる公算が大きい。バンク・オブ・アメリカ(BofA)は、石油インフラに被害が出れば1バレル150ドルを超える可能性を指摘する。

日本経済新聞

原油相場の来年の見通しについて、下は75ドルから上はなんと150ドルまでと幅広く、平均するとだいたい90ドル前後というところがコンセンサスといったところにゃ。
いずれにせよ、60ドル台で推移している今の価格水準はミスマッチと言えるかにゃ?

そして、ここ数日で荒ぶっている円相場もややミスマッチ? ドル円の見通しについておさえておきたい関連記事を紹介しておくにゃ。

② 【スクランブル】円急騰、内需株シフト呼ぶ

金融政策の方向性は日米で正反対で、円高は加速しやすい。英LSEGがまとめる証券会社など市場参加者の相場見通しで円は1年後に1ドル=137円まで上げ、主要通貨で最も強含むというのが「平均的」な見方だ。海外景気の不透明感もあり、外需企業の業績には逆風が吹き始めている。
(中略)
JPモルガン証券の西原里江チーフ株式ストラテジストは「緩やかな円高は消費者にプラスの影響をもたらし、内需企業の需要増にもつながる」と指摘する。

日本経済新聞

来年中には140円台を割るというのが大方の見方にゃ。利下げに向かうアメリカと正常化に向かう日本の政策の方向性の違いがその根拠にゃんだけど、マイナス金利を解除したところで実質金利はマイナスのままだからそこまで円高にはならにゃいにゃんていう声もあるにゃ。
でも、この140円っていうラインが企業業績にとっては生命線っていうのが次の記事にゃ。

③ 円急騰、輸出企業の防衛線に迫る

対ドル1円刻みで分布をみると、140円以上141円未満の140円台が36社と最も多い。市場では「この『防衛線』を突破されると業績下振れを懸念した売りが一段と広がりうる」(CLSA証券の釜井毅生エグゼキューション・サービス統括本部長)との声も上がる。

日本経済新聞

140円あたりを想定してるところが多いからちょっと140円割るとしても4月以降にして頂ければ穏便に済むかにゃ? ドル円相場もミスマッチが起きてる状況でちょっとヒヤヒヤにゃ。

ボーナスでどこに投資しようかにゃ?

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