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20年続く投資テーマを考える


きょうは20年先まで続く投資テーマは何かを考えることの大切さを感じさせる記事がいくつかあったので紹介するにゃ。


① 日本株高、海外勢が再起動

英独立系運用会社ウェイバートン・インベストメントマネジメントは、世界株ファンド内での日本株の割合を足元にかけ、MSCI全世界株指数の構成比の3倍にあたる約15%に引き上げた。日銀の利上げによる収益改善の恩恵がまだ織り込まれていないとみて「三井住友フィナンシャルグループなど銀行株に買いを入れている」(ステファン・ラインヴァルト株式リサーチヘッド)。
(中略)
米運用大手ティー・ロウ・プライスの日本株担当ポートフォリオ・スペシャリストのダニエル・ハーレイ氏は、日本株を買う投資家はこれまで欧州に集中して米投資家は控えめだったと指摘する。その上で「対ドルで円安が止まり、ドル建てリターン回復が視野に入れば米国勢に投資家の裾野が広がる」とみる。

日本経済新聞

20年続く投資テーマとして日本株の復活はとても興味深いにゃ。海外の年金基金が日本株に注目し始めたということは、長期的な信頼が高まっている証拠にゃ。カナダ年金制度投資委員会が日本株の配分を増やす方針を示したことは、日本の企業統治改革や収益性の向上が評価されている結果にゃんね。

さらに、米国の利下げ期待や円安基調の転換が追い風になり、海外投資家のリバランス需要が増えているのも大きなポイントにゃ。これからの日本市場は、長期的な成長が期待できる環境に変わりつつあるように見えるにゃ。

短期的な動きも重要だけど、長期的な視点で見ると、日本株は今後も安定した投資先として魅力的にゃ。あとまだまだ銀行株もこれからという視点はすごく参考になるにゃ☝️


② 【Foresight】再エネインフラに投資機会 収益性に逆風、目利き重要

米国では送電網への接続申請から運用開始までに平均5年もかかっており、エネ転換の重大な制約になっている。大規模蓄電池も、2050年ネットゼロ(実質排出ゼロ)を達成するためには、30年までに大規模蓄電池の容量を今の35倍にあたる1000ギガワットに増やす必要がある。こうしたインフラが整うまでは10~20年はかかるだろう」
 「だからこそ再生エネのインフラへの投資機会は大きい。ひとつは電線などに使う銅だ。銅鉱山の採掘には多くの資本と時間を必要とし、環境問題への懸念から新規鉱山の承認を得ることも難しくなっている。優良な銅鉱山を持つ企業は注目だ。モーターを制御するインバーターや変電所といった、再生エネの周辺設備を手掛ける企業も同様だ」

日本経済新聞

再生エネルギーのインフラ投資は20年続く大きなテーマにゃ!再エネ市場は成長してきたけど、最近はコスト高や金利上昇で逆風も吹いているにゃ。でも、だからこそ投資の目利きが重要になるにゃんね。

太陽光や風力だけでなく、水力や地熱に注目するのも面白いにゃ。これらは発電量を調整できるから、収益性を保ちやすいにゃ。また、蓄電池や送電網のインフラ整備も重要で、これには10~20年かかる見込みにゃ。

銅鉱山やインバーター、変電所など、再エネ周辺の技術や資源に投資するのも有望にゃ。さらに、脱炭素と化石燃料のバランスを取る視点も重要だにゃ。低炭素経済への移行は数十年単位のプロジェクトだから、長期的な視点で見ると、再エネインフラは今後も大きな投資テーマであり続けるにゃん!


③ 〈小さくても勝てる〉遮熱塗装、猛暑はね返せ

遮熱塗料の市場は関西ペイントやエスケー化研といった上場企業から中小企業まで、10社超のメーカーがひしめく。遮熱の方法はまちまちだが、塗料内にマイクロ(マイクロは100万分の1)メートルレベルのセラミックスの球体をつくり、球体内に熱を封じ込めたり、球体を並べ熱を遮断したりする例がある。
塗料業界の情報サイトを運営するコーティングメディア(東京・文京)の調べでは、遮熱塗料の国内市場は23年に約158億円と5年前より3割超伸びた。現在の大企業中心の利用から「今後は中小企業への波及も考えられる」(コーティングメディア)。

日本経済新聞

この異常なというか危険レベルの暑さが毎年襲ってくるようになれば、遮熱塗装も自然と20年続く投資テーマとして、これからも注目され続けるだろうにゃ。猛暑が続く中、建物や車両に遮熱塗装を施すことで、室内温度を下げ、省エネ効果や労働環境の改善が期待できるにゃ。これからの地球温暖化を考えると、遮熱塗装の需要はますます増えるに違いないにゃん。

特に工場や倉庫、自動車関連の企業が積極的に導入しているのは、効果が実証されているからにゃ。屋内の温度が数度下がるだけでも、大きな省エネ効果が得られるし、従業員の健康管理にも役立つにゃ。

さらに、遮熱塗料の技術も進化していて、マイクロセラミックスを使った効果的な遮熱方法が採用されているにゃ。これにより、競争や陳腐化のリスクも低く、安定した投資先として魅力的にゃ。

これからも遮熱塗装の市場は拡大し、特に中小企業や新しい分野への波及も期待されるにゃん。地球環境への配慮と経済的効果を両立できるこの技術は、長期的に見ても大いに価値があるにゃ!


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