中国リセット
① 日本車、岐路の世界戦略 最大市場・中国で失速
世界的なEV化の流れで中国車の存在感が増し、欧州以外の各地域で軒並みシェアを下げている日本車。「中国はEVを含む新エネルギー車が3カ月間で60モデルも出ている」という圧倒的なスピードに、JAPAN品質とかブランドがかき消されている状況かにゃ? 関係ないけど、EVの急先鋒的なイメージが強いヨーロッパでは、日本はまだシェアを保っているっていうのが不思議でならないにゃ。環境意識の高さと同時に古いものを大切にしようという文化が、新興勢力バリアににゃってるのかにゃ?
② 中国関連株に売り
車だけじゃなくて幅広い業種で中国の動向に揺さぶられてるにゃ。円安効果で最終利益は上振れたものの、EV事業が赤字で株価が急落したニデック。永守重信会長兼CEOは「中国一辺倒を改める」と口にしたそうにゃ。それに連れてダイキンとか中国でのシェアが高い銘柄も売られてて、今こうした株を持ってる方々からするとヤキモキする状況だけど、ノーポジ勢からすれば高嶺の花だった銘柄に手を出せるまたとないチャンス到来とも捉えることができるから、言ってみれば今は壮大な「中国リセット」が起きているのかもしれないにゃ。
③ 華流カフェ、日本に上陸
そんな中国ネタをもうひとつ。中国ではカフェ市場が急成長中で、その波が日本にも押し寄せてるにゃ。分断分断って叫ばれてるけど、スマホの充電器とかでお馴染みのAnkerとかますます存在感増してるし、なんだかんだ経済交流は途切れにゃいから、銘柄選別をする上でも中国をリスクと捉えるより、うまく中国と付き合えてるかどうかという視点で見た方が投資チャンスは眠っているような気がするにゃ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?