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中国リセット


① 日本車、岐路の世界戦略 最大市場・中国で失速

世界最大の自動車市場の中国で日本車がシェアを下げるなか、日本の自動車メーカーが金城湯池としてきた北米と東南アジア諸国連合(ASEAN)の市場を堅守できるかも課題となる。
ASEANは日本勢が高いシェアを維持してきたが、ASEAN各国政府がEV産業の誘致を進め、中国勢の存在感が高まっている。19年時点で8割を占めたASEANでの日本車のシェアは23年は7割に下がった

日本経済新聞

世界的なEV化の流れで中国車の存在感が増し、欧州以外の各地域で軒並みシェアを下げている日本車。「中国はEVを含む新エネルギー車が3カ月間で60モデルも出ている」という圧倒的なスピードに、JAPAN品質とかブランドがかき消されている状況かにゃ? 関係ないけど、EVの急先鋒的なイメージが強いヨーロッパでは、日本はまだシェアを保っているっていうのが不思議でならないにゃ。環境意識の高さと同時に古いものを大切にしようという文化が、新興勢力バリアににゃってるのかにゃ?

② 中国関連株に売り

大和証券の細井秀司シニアストラテジストは「主力部品メーカーとして中国市場に入り込んでいるニデックが示した見通しが想定外に悪かった。『世界の工場』の不調が日本の製造業全体に響きかねないとの印象を与えた」と指摘する。
りそなアセットマネジメントの戸田浩司シニア・ファンド・マネージャーは「ニデックの決算を見て投資家が先々の見通しに確信を持てなくなっている。経営者から不安を示すメッセージが出ると投資家心理は一段と悪化する恐れがある」と指摘する。

日本経済新聞

車だけじゃなくて幅広い業種で中国の動向に揺さぶられてるにゃ。円安効果で最終利益は上振れたものの、EV事業が赤字で株価が急落したニデック。永守重信会長兼CEOは「中国一辺倒を改める」と口にしたそうにゃ。それに連れてダイキンとか中国でのシェアが高い銘柄も売られてて、今こうした株を持ってる方々からするとヤキモキする状況だけど、ノーポジ勢からすれば高嶺の花だった銘柄に手を出せるまたとないチャンス到来とも捉えることができるから、言ってみれば今は壮大な「中国リセット」が起きているのかもしれないにゃ。

③ 華流カフェ、日本に上陸

日本展開を手掛けるエイブルジャパン(東京・中央)の範純宜専務は「低価格が強みだ。日本では茶系はコーヒーに比べ開拓余地が大きい」と話す。今後はフランチャイズチェーン(FC)を軸に、「23年中に15店舗程度、28年ごろまでに1000店舗を目指したい」と鼻息が荒い。日本で接客技術などのノウハウを蓄積し、アジア各国や米国進出を検討していくという。

日本経済新聞(中島芙美佳、佐藤優衣、上海=若杉朋子)

そんな中国ネタをもうひとつ。中国ではカフェ市場が急成長中で、その波が日本にも押し寄せてるにゃ。分断分断って叫ばれてるけど、スマホの充電器とかでお馴染みのAnkerとかますます存在感増してるし、なんだかんだ経済交流は途切れにゃいから、銘柄選別をする上でも中国をリスクと捉えるより、うまく中国と付き合えてるかどうかという視点で見た方が投資チャンスは眠っているような気がするにゃ。

ペットのクローン技術も中国はすごいにゃ。

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