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ランナーズハイ?

① 日銀、早期修正観測けん制

財務省が四半期ごとに公表する法人企業統計も好調な企業業績を裏付ける。4~6月期の全産業(金融・保険業を除く)の経常利益は前年同期比11%増の31兆円強で過去最高だった。増益幅は賃上げ余力をはかる目安となる。
 年内観測のもう一つの理由は円安だ。22日の外国為替市場で円相場は一時1ドル=148円台に下落した。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ転換が遠のくなか、日銀が金融緩和を続ければ一段と円安が進みかねない。政府内では物価高を助長する円安への警戒感が強く、日銀は対応を迫られるとの見立てだ。

日本経済新聞

好調な企業業績による賃上げと円安是正、このふたつの期待が、年内から来春までに金融緩和政策の修正が行われるという観測につながっているとにゃ。円安のおかげで好業績な企業も多いだろうから難しいところですにゃ。

② サービス価格、上昇鮮明 2カ月連続2%超え

サービスは2.0%上昇し、7月と同じだった。2カ月連続で2%を上回るのは、消費増税の時期を除くと1993年9~10月以来、29年10カ月ぶりだ。公共サービス以外の一般サービスは足元で2.5%の上昇率だった。

日本経済新聞

中でも運送料、鉄道運賃、一般路線バス代の上昇率が93年時点を上回っていたそうにゃ。トラックは2024年問題、鉄道バスも運転手不足。値上げで運輸関連銘柄の収益が改善するのか否か、注目にゃ。

③ 【月曜経済観測】米経済の軟着陸 強い労働市場が命運握る

 「通常の景気後退期は家計の借金が増えるが、コロナ禍では給付金などの経済対策を支えに家計は借金を返し、負債削減も進んだ。このため、利上げがあっても借り入れの少ない家計の影響は小さく、人々は消費を続けた」
 「足元でクレジットカードなどの延滞率は高まってきたが、これは正常化の過程といえる。どこまで上がるかを注視したい」

日本経済新聞

これはなかなか目からウロコな視点にゃ。アメリカがこの先、景気後退に陥る理由として、コロナ禍の給付金で膨らんだ家計の貯蓄が減っている点が挙げられていたけど、むしろこれはそれまでたまっていた負債を減らすのに役立ち、金利の上昇とは無縁にみんな消費しまくっているのだ、という考えにゃ。
さらにクレジットカードの延滞率の上昇も不穏な足音として捉えられがちだけど、むしろはそれは普通のことだそうにゃ😹

なかなか日本にいるとわからない背景で新鮮な考え方ですにゃ。

悪くなる悪くなると言われ続けながらなかなか悪くならにゃい、なんだかランナーズハイな雰囲気ですにゃ。

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