① 【Foresight】米国株上昇「終焉」、投資戦略は 砂糖や銀の割安さに注目
ジム・ロジャースさんといえば、ウォーレン・バフェットさんとジョージ・ソロスさんと並んで世界三大投資家と呼ばれるすごい人だけど、そんなすごい人が「悪い時代の訪れを予兆」とか言われたら身構えてしまうにゃ。確かに去年末あたりから今年の初めにかけてはみんなそんなようなことを言ってて、だけど株価は盛り返して楽観ムードが強まりつつある中でのこのお言葉。
そんな中でも日本株に対しては割と強気で、また特に商品には投資妙味があるとかおっしゃってるにゃ。その2つに関して、ちょっと気になる記事をきのうの紙面から見つけたから紹介しておくにゃ。
② 【Market Beat】食料インフレ、遠い収束:日本経済新聞
まずは商品について。ここのところ商品価格は落ち着いてるなあというのが数字だけ見てて思ってたんだけど、長期的なトレンドでみればずっと上昇基調にあって、下落局面があったとしても一時的なもの、と捉えておいた方がよさそうにゃ。
そういう意味ではロジャースさんの言うとおり、今の商品市況は割安水準なのかもしれないにゃ。あと、川上に立つ企業はこの先も強さを維持できそうだからそういうとこの銘柄を狙っていくのもアリかにゃ?
③ 円に2つの24年問題 揺らぐ世界最大の債権国
もうひとつの日本株について。名だたる著名投資家が日本に強い期待を寄せてるベースには、この記事にあるように日本は世界最大の債権国という背景があったのも大きいのかにゃ。最近、GDPでもドイツに抜かれて、来年はさらに債権王の座も奪われようとしているにゃ。いずれも円弱とも言われるほど歴史的な円安のせいなので、ちょっと来年はさらに円相場の動向には要注意にゃ。