見出し画像

#16 個人事業主が知っておくべき資金調達方法について調べてみた

こんにちは、kurokoです。「個人事業主が知っておくべき◯◯」シリーズ第6弾は「資金調達方法」について調べてみた、です。
※資金調達ってお金だし、マネー編か?とも思ったのですが、どちらかというと手続きの色が濃いため事務編に突っ込んでます。

さて、みなさんは資金調達したことありますか?実は私はありません。ただ、今後個人事業主として活動していけば、事業を拡大したいとか、設備を整えたい場面に遭遇することもあると思います。自己資金で賄えない場合、資金調達を視野に検討する必要がありますね。ということで今回は今後の自分のためも含めて調査してみた内容をもとに資金調達方法について書いてみようと思います。検討中の方もまだまだ先だよ〜という方も、いざというときに思い出せるよう、サラッと概要をインプットしてみてください!


どんなものがある?資金調達方法の種類

まずはざっとどんな資金調達方法がありそうかを調べてみました。

  • 補助金

  • 助成金

  • 銀行ローン

  • クラウドファンディング

  • 投資家(エンジェル投資家・ベンチャーキャピタルなど)

  • 自己資金

  • 親族や友人からの借入

自己資金や銀行ローンは“お金を借りる”というイメージからぱっと想起されますよね。また、今の時代ならクラウドファンディングも手段の一つになりますね!


それぞれの資金調達方法の特徴とメリデメ

ざっと調べたら次に、それぞれの資金調達方法について特徴を調べメリデメを考えてみました。

1. 補助金

  • 概要: 国や地方自治体が提供する支援金。事業計画に基づいた費用の一部を補助してくれる制度。

  • 特徴: 応募が必要で、競争率が高い場合も。成果報告が求められる。

  • 必要な手続き: 申請書提出、事業計画の提出、実績報告。

  • メリット: 返済不要。金額が比較的大きい。

  • デメリット: 採択されるまでに時間がかかる。条件が厳しい。

  • 向いてる人: 計画性があり、事業内容が具体的な人。

2. 助成金

  • 概要: 国や自治体が提供する支援金。雇用創出や地域振興などの社会的意義が高い事業を対象。

  • 特徴: 補助金よりも条件が緩やかだが、審査はあり。

  • 必要な手続き: 申請書提出、必要に応じて面談。

  • メリット: 返済不要。採択されやすい。

  • デメリット: 金額が比較的小さい。継続的な支援には向かない。

  • 向いてる人: 短期的な支援を必要とする人。

3. 銀行ローン

  • 概要: 金融機関からの借入。利子が発生し、返済義務あり。

  • 特徴: 一定の信用審査が必要。

  • 必要な手続き: 収支計画書や担保の提示。面談あり。

  • メリット: 資金調達が早い。高額の資金調達が可能。

  • デメリット: 返済負担が大きい。審査に通らない場合も。

  • 向いてる人: 安定した収入があり、長期的な投資を計画している人。

4. クラウドファンディング

  • 概要: インターネットを通じて、不特定多数の人から資金を集める方法。

  • 特徴: リターン(商品やサービス)を提供する形式が一般的。

  • 必要な手続き: プロジェクト内容を公開し、支援者を募る。

  • メリット: 資金だけでなく、事業の認知度を高められる。

  • デメリット: 成功しなければ資金を得られない。プラットフォーム手数料が発生。

  • 向いてる人: 新規性や話題性のある事業を計画している人。

5. その他(自己資金・親族や友人からの借入)

  • 概要: 自己資金を使う、または信頼できる人から借りる。

  • 特徴: 形式が自由で、審査不要。

  • 必要な手続き: なし。ただし、口約束だけでなく契約書を作成するのが望ましい。

  • メリット: 柔軟で、すぐに資金が利用できる。

  • デメリット: 信頼関係が崩れるリスクがある。自己資金が枯渇する可能性。

  • 向いてる人: 小規模な資金が必要な人。信頼できる人から支援を受けられる人。

資金調達ごとの特徴

【上記表の補足】
・難易度は書類の複雑さ、競争率、供給元の審査基準等を勘案し記載しています
・借り入れまでの速度は資金調達を実現するまでの大まかな期間を記載しています

補助金や助成金は審査をパスするために様々な準備が必要にはなりますが、認められれば大きな支援になりますね。ちなみに具体的な内容を調べてみたところ、補助金について以下のような制度が見つかったのでシェアしておきます。(2024.12現在)

  1. 小規模事業者持続化補助金

  2. 事業再構築補助金

    • 概要: 新規事業や業態転換、事業再編を支援する補助金。

    • 補助額: 最大1.5億円(枠による)。

    • 特徴: 大きな事業転換を目指す方向け。

    • 詳細: 事業再構築補助金 公式サイト

  3. IT導入補助金

    • 概要: 業務効率化やデジタル化を進めるためのITツール導入を支援。

    • 補助額: 対象経費の1/2~4/5。

    • 特徴: ITを活用したい事業者向け。

    • 詳細: IT導入補助金 公式サイト

【注意】あくまでこの記事を書いた時点での情報ですので、興味がある場合は公式サイトを確認し、期限や具体的な手続きを調べ直してください。


まとめ

具体的に調べるまでは、自己資金か銀行ローンくらいしか思いつきませんでしたが、調べてみると取れる手段は結構ありそうだとわかりました。
どの資金調達方法が最適かは、資金繰りの状況や事業規模、資金調達したい額等により異なるためおすすめしづらいですが、どの方法を選ぶ場合にも計画性と透明性を持つことが重要になりそうですね。
ピンチ!となってから慌てないよう、定期的に資金計画の見直しをしてみるのも良さそうだな、と思いました!私はこれを機に、月1で資金計画を眺める時間をとろうと思っています。

次回予告

次回は「個人事業主が知っておくべき営業スキル」という内容でnoteを書いてみようと思っています〜。営業苦手…という方が見てやってみようかな、と思える内容になればいいな、と思っています。ではまた〜。

いいなと思ったら応援しよう!