成約事例⑪ 転職成約事例分析(30代会計事務所出身者⇒IT系プライム上場企業)~会計事務所の経験は企業経理にどの程度活かせるか?~
当社株式会社クロコの転職支援サービスをご利用いただき、成約された方の事例を公開いたします。
※求職者様、企業様からの許可を得て作成しております。
◆成果:
①30代会計事務所出身者⇒IT系プライム上場企業への転職成功
②年収アップ(年収500万円→年収600万円)
③フレックス&リモートワーク環境の獲得
◆転職背景:
①新卒で金融機関⇒会計事務所というキャリア、会計事務所の仕事は好きだが、税理士の資格を取るほどのモチベーションが無く、キャリアに行き詰まりを感じている。事業会社への転職は逃げでしょうか?という転職相談を頂きました。
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②谷田部の提案として、
・会計事務所のキャリアに向いている人、向いていない人がいるという点を数字を交えつつ、思考整理、今後のキャリアとして進むべき方向性を考えて頂く。(キャリア整理)
・事業会社の経理は会計事務所で行う経理とは似て非なるものという点を説明(職種分析)
・パフィーマンスの出しやすい組織、出しにくい組織について内省実施(自己分析)
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③結果として
転職活動から3か月程かかりましたが、上記②で整理分析し希望に近い某IT系プライム上場企業の経理ポジションへ転職されました。
給与条件はもちろん、働き方など様々な点で転職メリットの多い結果となりました。
◆谷田部考察
転職成功の秘訣としては、②で実施をした【キャリア整理】【職種分析】【自己分析】こちらを的確にまた根気強く考え抜いていただいた点が挙げられます。
今回の方を例に出すと、
【キャリア整理】
会計事務所は労働集約型のビジネスモデルであり、年収を上げる為には顧問報酬を上げるか、抱える件数を増やすという選択肢にあり、自信の付加価値を高め続けたいという方には適した仕事である。反対に、組織の為や組織の生産性向上についての評価は無い為、周りと融和して働いていきたいという方には適切な評価が下されない組織であるともいえる。
【職種分析】
会計事務所の経理は、オペレーション中心であるのに対し、事業会社の経理は、法改正などに伴う会計処理の変化等に対する業務フロー構築等(最近だとインボイスや電帳法当)の会計戦略等の能力にその本質があるという点。会計事務所では正しい会計処理について集中的に学ぶことが出来る一方でそれだけが経理の仕事であると誤認してしまう事がある
【自己分析】
どんな時にやりがいを感じるのか、また反対にどのようなタイミングで喪失感を感じるのか?具体的なシチュエーションを各10場面程思い出して書き出してみましょう。登場人物や発言の一つ一つなるべく細かく
上記を行うか行わないかはあなた次第です。
株式会社クロコ 谷田部
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