プロボノ活動こそが働く事の根幹だと思う理由。
本日は、ちょっと変わった角度から働く事について分解してみたいと思います。
皆さんプロボノ活動をご存じでしょうか。平たく言えば、自身の持つ専門知識を無償で提供するボランティア活動の一種です。
私は、このプロボノ活動こそが働く事の根幹であり、働く事にプライドを持てる手段だと思っています。
こんにちは、株式会社クロコという会社を経営しております谷田部といいます。
2020年7月に会社を作り、人材にかかわる仕事をしております。
プロボノ活動とは
プロボノ活動は、主に弁護士の方々が活動されているケースが多いように感じます。(無償の法律相談や法律事務等)
※興味あれば検索してみてください。
私自身がプロボノ活動を知ったのは、国内最古の法律事務所を経営するパートナー弁護士からその存在を教えて頂きました。
その時に感銘を受けた言葉が、
『なぜ弁護士が無償役務提供(プロボノ活動)を行うのか。それは、弁護士は公僕であり、社会に資するべき存在だからです。』
日本最高峰の頭脳と碩学を持ち合わせた方が、無償で仕事をすることに積極的な姿勢で望まれていることに当時の私は頭が上がりませんでした。
ボランティア活動と何が違うの?
一般的なボランティア活動というと、専門知識などではなく、人力が必要なケースが多いように思います。
プロボノ活動とは、自身の持つ専門知識を社会に提供することに意味があります。
働く事の根幹がプロボノ活動だと思う理由
働くというのは、誰かが、あなたのスキルを必要としていて、誰かの代わりにあなたがそのスキルを代替する事です。
その結果として報酬が発生します。
報酬というのは、現代で言うと金銭であることが多いです。
世の中は、段々と働く目的が報酬である事が肯定的になってきているように感じます。
しかし、根源的に働く目的とは、困っている人を助けること、足りないスキルをお互いに補い合う、『相互扶助』であると私は信じています。
最後に
日本では、プロボノ活動というのは全く広まっていないと思います。
もっとそのような活動が弁護士以外にも広まると、働くという事を肯定的に捉えられる人が増えるのではないかと思います。
私も細々とキャリア構築についてプロボノ活動を行っています。
皆さんも自分の専門知識で社会に資する事が出来ないか、1分だけでもいいので考えを巡らせてもらえれば幸いです。
『はたらくを楽しもう』
以上、またよろしくお願いいたします。
株式会社クロコ 谷田部
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