#22 自分とは違う価値観を尊重することが人付き合いで大切【書く習慣1ヶ月チャレンジ】
書く習慣1ヶ月チャレンジの22日目のテーマは、
人付き合いで1番大切だと思うこと
僕が人付き合いで大切にしていることは「相手を尊重する」です。
僕たちは、人それぞれ違った価値観を持って生きていますよね。
だから、ときには自分と違った価値観の人と出会います。
じゃあ、自分の価値観とは反対の価値観を持った人と出会ったとき、あなたならどうしますか?
相手を思いやりながら話し合うことが大切だと知った親友との話
バスケットボールの仲間とは練習だけではなくプライベートでも付き合いがあります。
だから、僕の人とのつながり=バスケットボールのつながりなんです。
今では親友のOくん。僕は彼のことが苦手でした。
初対面でグイグイ距離を詰められるのが苦手だった
はじめてOくんと出会ったのは5年くらい前。
SNSで募集している「バスケットボールの集い」みたいな場でした。
彼の印象は初対面なのにグイグイ距離を詰めてくる人。こっちがのけぞりそうになる(心のなかではのけぞっていた)ほどです。
僕の「ここまでは許せる」と思える心の境界線みたいなものを簡単に踏み越えてくる。
この時点で「あっ!この人、苦手かも」と思っていました。
でも、Oくんのバスケに対する熱意。
それには僕も強く共感できたので「一緒のチームで練習しよう」と誘いました。
はじめて一緒に出た大会で意見の食い違いからケンカ
もっとパスを回して、周りを使わないとバスケにならへんで!
とOくんにパスを要求する僕。
その場所はパス出しにくいねん。もっと外に開いてもらってや!
と僕の動き方を指摘するOくん。
そのケンカを止めようとするチームメイト。ベンチの雰囲気がどんどん悪くなっていく。
・・・
試合のハーフタイム。僕は体育館の外にいました。
俺も勝ちたいし、あいつも勝ちたい。それは同じ。でも、やりたいプレーは違う。互いが互いを生かせるプレーってないかな
と外の風に当たっていると頭も少し冷静になってきました。
・・・
ハーフタイムが終わる1分前。僕はOくんに謝りました。
Oの言いたいこともわかる。でも、今のままやと勝たれへん。だから、スクリーンプレーをやろう。それならシュートも打ちやすくなるし、俺もパスをもらいやすい。
僕の提案をOくんは「俺も悪かった。それでいこうや」と快諾。
お互いが納得したプレーで相手に挑みましたが、けっきょく5点差で負けてしまいました。
試合には負けたけれど得るもののほうが大きかった
この試合をきっかけに僕はOくんと腹を割って話せるようになりました。
相手の意見を否定して、貫こうとした自分の主張。
でも、それだけじゃ、たとえ試合に勝っていたとしてもOくんとの間に溝ができたままだったと思います。
お互いの意見をすり合わせて、よりよい意見をつくりだす。
試合には負けてしまったけれど、Oくんとは深いコミュニケーションがとれるようになりました。
僕には、この経験があるからこそ相手と意見や価値観、考えかたが違っても、一度相手の主張を受け入れることができるようになりました。
そうして話をしているうちに、その人の違った一面が見えてきて、自分と似たような部分があることに気づきます。
すると、苦手だったと思っていた人も親近感がわくからコミュニケーションっておもしろいです。