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やってあげたいことリストを書こう。誰かに「ありがとう」をもらうことが夢へと続く道
「やりたいことリスト」は聞いたことがありますよね?
「今年中にやりたいことを書き出す」あるいは「人生で達成したい目標を書き出す」といった感じで紙に書いていく。
最近、僕も「やりたいことリスト」を書きました。
でも、やりたいことリストっていうのは、それで完成ではないんです。
「やってあげたいことリスト」を書いて完成する。2枚で1つのリストなんです。
喜多川泰さんの『君と会えたから』を読んで
喜多川泰さんの著書『君と会えたから』では、やりたいことリストはライフリストと呼び、2枚で1つのリストだと説明しています。
作中では、それぞれ「Give」のリストと「Take」のリストと呼んでいます。
1枚目の「Take」のリストには、
自分がほしいもの
自分がやりたいこと
自分がなりたいもの
を書きます。
そして、2枚目「Give」のリストには、
人にやってあげたいこと
人に達成させてあげたいこと
を書きます。
何かを得るためには、必ず「対価」を払う必要がありますよね。
たとえば、僕たちは給料を得るために1日8時間、人によってはそれ以上の時間を払っています。
そして、物を買ったりサービスを受けたりするにはお金を払っています。
このように世の中は最初にGiveがあって、次にTakeがある。この法則に逆はありません。
だから、やりたいことリストに書かれたことを実現するためには対価が必要なんです。
それが人生でほかの人にやってあげたいこと。つまり、2枚目のGiveのリストというわけです。
人に感謝されるとうれしいのは人の本能
やってあげたいことリストの存在を知ったとき、生まれてはじめてコーラを飲んだあとのような爽快感のある衝撃を受けました。
もし、やってみたいことリストが1つも叶わなかったとしても、やってあげたいことリストを1つでも多く叶えたほうが、より人生が充実すると思ったからです。
たとえば、仕事をがんばったご褒美に自分へ1万円のプレゼントを買う。それはそれでうれしいですよね。
じゃあ、友だちの誕生日に1万円のプレゼントを送る。友だちの喜ぶ顔を見たら、胸の奥がじんわりと温かくなって本当に買ってよかったなと思えます。
つまり、人は本能的に感謝されるとうれしいと感じ、幸せな感情が湧きあがってくるんです。
大切な人にやってあげたい7つのこと
仏教には「無財の七施」という言葉があるそうです。
僕は信仰心がなく、仏教にも詳しくありませんが、仏教は心理学に通ずるものがあると思います。
無財の七施も、日々をよりよく過ごすための考え方です。
①眼施
やさしい眼差しで、人を見つめる
②和顔悦色施
おだやかな表情、笑顔をする
③言辞施
やわらかな言葉づかい
④身施
身をもって人助けをする
⑤心施
周囲に心を配り、思いやりの気持ちで接する
⑥床座施
座る場所を譲る
⑦房舎施
安息できる場所を提供する
1つでも多くやってあげたいことリストを書こう
やりたいことリストを書くことができたら、次はやってあげたいことリストを書く。
僕が自分が書いた「やりたいことリスト」が実現していくとしたら、それは誰かの喜ぶ姿の先にあるんだと思います。
もし、まだ「やりたいことリスト」を書いたことがないという人は、ぜひチャレンジしてみてください。
自分のほしいもの、やりたいこと、なりたいものが見えてきて、ワクワクするはずです。
そして、すでに「やりたいことリスト」を書き終えている人は「やってあげたいことリスト」を書いてみてください。
人の役に立つことを考えることで、自分の内側からとてつもないパワーが溢れてくることに気がつきます。
なぜなら、書いていくうちに「やりたいことリスト」が叶えられるような気がするから。
ちなみに、僕のやりたいことリストは、こちらの記事にあります。興味があれば一読してもらえたらうれしいです。