映画『哀れなるものたち』〜男が狂うベラの正体(ネタバレ)
映画『哀れなるものたち』は、橋から身を投げ自殺したベラ・バクスター(エマ・ストーン)の脳に、天才外科医のゴッドウィン・バクスター(ウォレム・デフォー)が赤ちゃんの脳を移植して生まれ変わらせ、彼女が少しずつ成長しながら世界を旅するという...筋書きを書こうとするとなんとも奇妙な映画だ。
ヨルゴス・ランティモス監督のことも、美術のことも、衣装のことも、カメラワークのことも、モノクロとカラーの使い方のことも、音のことも、書きたいことはいっぱいあるのだけど、そこは高名な映画評論家の