俳句十一句

かみなりに
願いを託し
ただ見てる

雨が降り
大人になって
時過ぎる

完全を
掴んだときの
涙かな

恐ろしき
願いをそっと
抱きしめる

愛情の
扉開いて
くぐりゆく

腐ったら
捨てて植物
育てよう

愛ゆえに
生き延びること
できるなり

悲しみは
消えゆくときを
まっており

喜びは
生じた時に
無限なり

涙して
むせび泣くほど
極まれり

愛情を
望んで育つ
幼子は

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