蟲神器というゲームが、いかに身内ゲーであるかについて
私は蟲神器というダイソーのゲームの初期勢、
いわゆる転売ヤーと苛烈な闘争の中、
品薄のパックを命懸けで手に入れるという事をしていた時代の者である。
あと精神障がい者の無職である。
最初に買った8パックの中に入っていたニセハナマオウカマキリが、どれほど嬉しかったことか、読者の皆様にも共有したいぐらいだ。
カッコええやろ。
とはいえ、この時代はワンショットなんてなかった訳だから、
基礎攻撃力300×2で6コストのニセハナより、700打点で5コストのメキシカンレッドニーの方が強くね?
となってそちらばかり使っていた。
↓初期勢特有の髪飾りなし蜉蝣の閃き
そして時は流れ、第三弾パックを目前にした自分のポストがこれである。
やめたらこのゲーム。
背景状況を簡単に説明すると、
今の時期は、各地で公認大会が開催され、全国大会も開催、
全国の猛者たちが優勝を競い合った、まさに蟲神器、盛り上がりの極みに至る時期。
側から見たら、今がまさに蟲神器プレイヤーの楽園だと思う事だろう。
↓謙遜する全国ベスト8のプレイヤー
しかし、そんな中にも適応できない人間がいる。
「コミュニケーション能力に問題がある」
「遠方への外出に抵抗がある」
「近くにカードゲーム仲間がいない」
これらを満たした人間は、蟲神器の大会環境についていけないのだ。
そしてそのフラストレーションを、知識のない頭でのデッキ構築に費やし、そしてリモート対戦で負け、意気消沈する。
何故初期勢がリモート対戦で負けるか?
勿論、リモート勢の大半が大会出場経験者だからである。
いやいや…
最初からやっていたのなら、戦法なんて知り尽くしているはずであろう。
知らないのである。
↓東京のカードショップで対戦経験を積んだ全国ベスト8のプレイヤーに聞いた蟲神器の勝ち方
これは2023/10/26、蟲神器発売から1年近い時間をえて知った新事実。
私は蟲神器というゲームは、縄張りを早くとったものが勝つゲームだと思っていたし、
リモートでもずっとその戦法でやってきた。
しかし、大会に出る者は皆、相手の縄張りを削るタイミングを吟味し、
コチラにアドバンテージが生じるタイミングを狙って攻撃をする事で、確実に相手の札を減らしているという事だ。
ただ攻撃するだけでは縄張りを引かれ、プラスマイナス0、相手には反撃のカードが引かれてしまうが、
場のカードを巻き込む事で、相手には損失が生まれるという理屈だ。
つまりどういう事か、
私が今までやっていた1年近くの蟲神器ライフは、
完全に間違った戦い方をしていたこと、
それを指摘してくれる人は誰もいなかったし、対戦して鍛えられる環境もなかったこと、
そして私の知っている蟲主(蟲神器プレイヤー)は、カードショップや大会で日々戦い方やメタを研究し、追いつけない場所にいること。
これらをもって、私の蟲神器は崩壊した。
初心者に蟲神器を勧める連中の言葉を引用しよう。こう言うのだ。
これは110円で始められるゲームだ!(本当)
蟲カードを操るのはとっても楽しいよ!(本当)
なによりルールも簡単!(やや本当)
そして誰にだって勝てる可能性がある!(大嘘)
ばかやろう!戦い方知らねえで勝てる訳ねえだろ!!!!!!!!!!
身内のいない僕が100頑張っても、いくらでも身内と回せる人間はその時間で500の成果を得られるので、勝てないです
つまり蟲神器は身内ゲーです
私にも対面で練習できる身内をください
おわり