なりたいと思ったものはいつかなれる
これは昨日のお話。
派遣の頃から仲良くして下さっている方と昨日、食事に行ってきました。
正直、最近の僕はいつものように悩みすぎていて、すごく自分の人生にモヤモヤしていて、そんな自分にも嫌気が差していたのです。そんな僕の気持ちを察してなのか、たまたまなのか食事にいきましょうと声をかけてくれたのです。
人生のモヤモヤを久々に会ったその方に愚痴りたくていろいろと話を聞いてもらいました。でもそこで思わぬ発見をしました。
「もうなんだか、人間として生きていると自分のやったことがマイナスに作用してしまって、だいたい何かや誰かを傷つけちゃったりするじゃないですか。僕、そういうのが嫌なんです。だからもう樹にでもなっちゃいたくて……」
「え、なんで樹になりたいの?」
「だってもう樹って素晴らしいじゃないですか。光合成で二酸化炭素を酸素に変えて空気をクリーンにしているし、落ち葉は土の養分になるし、枝や幹は動物の住処になるし……ドンってそこに立ってるだけでめちゃくちゃ地球にいいことしてるのに、僕という人間ときたらもう……」
「そうだよね。でもさ、樹になりたいって思う発想は面白いし、なりたいって思うのはきっと調宮くんだけだけでそういう人間になりたいってことじゃない?自分でなりたいって理想を持ったらそれを求めて生きるだからきっとそういう人間になれるよ」
「え?」
「他にはどんなのになりたいの?」
「ワンピースに出てくる『白ひげ』ってキャラクターいるじゃないですか!(※わからない方は尾田栄一郎先生がJUMPで描いているワンピースの頂上戦争編を見て頂くとすっきりすると思います笑)あの包容力を持った人柄が素晴らしいなと思って憧れてます」
「じゃあ、調宮くんはそういうのになりたいんだろうねえ。そう思ったってことはそれが目標ってことだからいつかなれるよ」
樹になりたいだなんてちょっとへんてこりんな話を真面目に聞いてくれるとは思わず、驚きました。
それになりたいものにはなれる。それが自分の理想。
そう思ってしっくりきたことがあります。
「根拠のない自信」を見つけたいっていう自分がいること。
何にもやったことなくても、なんだか不意に今の俺なら、私ならできる!!みたいなことってみなさんにもありませんか?
僕は学生の頃、そんな気持ちに突き動かされて生きていたので、社会人になってそういう気持ちが全くと言っていいほどに感じられなくなってしまいました。
でも久々に、その方に言われたことは、『根拠のない自信』が発動して頑張れる時ってそういえば、常に理想の自分に向かってたってことなのかなって思ったのです。
あなたにおける理想の人って誰ですか?
理想のアニメキャラクター、理想の女優、俳優、そして身近な人
その理想の人物の背中を追いかけて歩けていますか?
その理想を見失ってもきっとまたふとした時に出会えるものかもしれません。
それがあなたの中に眠るあなただからです。
「根拠のない自信」はきっとあなたの中にある理想からくるし、なりたいものにはいつの日かきっとなれる。根拠がありませんがそう思えました。
『白ヒゲ』って理想デカすぎでしょ?って言われましたが、僕もいつかそんな大きい人になれるよう改めて歩いていきたいなあと思わせられた昨日でした。