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【スマホ】Reno5Aの公式販売が終了したので乗換先を検討する【NFC必須時代】

直営店からReno5Aが消える

2月14日、OPPO直営店でReno5Aの取り扱いが終了した。

自分は2022年1月からこいつを使ってるけど、3万円代で買える割に必要な機能が全部入っている。

購入レビューは以下のnote。

バカ売れ状態だったReno5Aが直営店から消えたのは「そろそろ次世代機に乗り換えたほうがいいですよ」とOPPOが言っているということ。
製品発表自体から1年8ヶ月らしいけど、次のスマホを探さないといけない。
候補を探すに当たって、特に重要なのがNFC機能だ。

NFC非搭載のスマホは淘汰される

今後間違いなくNFC非搭載のスマホは淘汰される。既に淘汰されつつあると言ってもいい。
それはマイナンバーカード関連の恩恵を受けるのに必須だからだ。
マイナポイントはなんだかんだ延期して申請期限が2月末までになっている。まだやってない人は早めに申請しよう。

マイナポータルやワクチンの電子接種証明書にアクセスするには、スマホでマイナンバーカードを読み取る必要がある。その時にスマホの背面にカードを押し当てるんだけど、NFCっていう機能でカードの情報を読み取っている。
PCでもやろうと思えばできるけど手間だから、やらない理由探しを始めるに決まってる。

そんなわけで、現時点で買えるNFC搭載スマホを色々調べてみた。

エントリー選手

エントリースマホは以下の17台。ミドルレンジから、ミドルハイレンジといったところ。
ハイエンドに分類されるのはGalaxyなんとかUltraとか、iPhoneだと思ってる。

  1. SHARP AQUOS sense5G

  2. SHARP AQUOS sense6

  3. SHARP AQUOS senae7

  4. Google Pixel 6

  5. Google Pixel 6 Pro

  6. Google Pixel 6a

  7. Google Pixel 7

  8. Google Pixel 7 Pro

  9. ASUS Zenfone 9

  10. Nothing Phone(1)

  11. OPPO Reno5A

  12. OPPO Reno7A

  13. Xiaomi Mi 11 Lite

  14. Xiaomi Redmi Note 10T 5G

  15. Xiaomi Redmi Note 11Pro 5G

  16. MOTOROLA moto g52j

  17. UMIDIGI F3

NFC搭載スマホはハイエンド(に多い)

NFCを搭載しているスマホはハイエンドに多い。iPhoneは顕著で、iPhone 6からずっとNFCを搭載している。さらにiPhone 7からはFelica搭載だ。

※FelicaはNFCの日本独自規格(上位互換)みたいなもの。
NFC搭載⇒Felica搭載は成立しないけど、Felica搭載⇒NFC搭載は成立する。

一方、androidスマホはハイエンドからポンコツまでよりどりみどり。ただ、NFC搭載っていうのは他社と比べて明確な強みだから、amazonの商品名や商品画像でも分かりやすい位置に書いてあることが多い。商品ページをざっと見て、NFC搭載と書いていなかったら非対応と判断してしまってもまず間違いはない。

カメラは触れない

今回の比較ではあえてカメラは無視する。
スマホレビューと言えばカメラみたいなところはあるけど、最近はそもそも機種ごとに搭載しているレンズの数が違う。ならメインカメラだけ比較すればいいじゃない、と言いたい気持ちもわかるけど、メインカメラひとつにもレンズのメーカーとかセンサーサイズとか画素数とか、調べる項目が色々ある。
それに、サブの望遠レンズが凄いとか、マクロレンズが凄いとか、夜景がきれいに撮れるとか、撮影後のぼかし修正アプリがすごいとか、付加価値競争の土俵はメインカメラ以外の場所になっている。そんな時代にメインカメラに注目してあれこれ比較してもあまり意味はない。
安いスマホを使い続けてきて一度もカメラに不満はないし、考えることをやめた。

発売日で選びたい?

販売経過日数の平均は315日。
これよりも前に発売されたスマホは型落ちと言えるし、
これよりも近くに発売されたスマホは現行と言える。

発売日順に調べたスマホを並べると、AQUOS sense7が最新になる。
発売から2か月程度の新しいスマホだ。

値段は4,8000円台と少し高めになるけど、そのぶん普段使いレベルなら申し分ないスペック。
6.1インチで公称158gと軽いわりに、本体はアルミ製とのことでデザインも安っぽくない。モデルチェンジを重ねてきた努力が垣間見える。

最も型落ちなのはAQUOS sense5G。

1,5000円はNFC/Felica搭載スマホとしては驚異的な安さだけど、ほぼ2年前のスマホということでそろそろ処理能力周りに厳しいものがありそう。
これもアルミ製ボディだけど、リアカメラと前面の指紋センサーのデザインは「らくらくスマホ」感がある。

価格で選びたい?

価格の平均値は54,598円。
これを下回れば安いスマホ、上回れば高いスマホと言える。
価格についてはamazonとか価格comとかGoogleストアとかでそれっぽい価格を選んでるので
ブレはあるかも。

価格順に並べると、AQUOS sense5Gが最安。

繰り返しになるけど、2年前の処理能力になるからパフォーマンスを求める人にはオススメできない。

一番高いのはPixel 7 Pro。

値段に見合ったハイスペックを有している。212gとちょっと重いのが気になるくらい。

画面サイズで選びたい?

画面サイズの平均は6.4インチ。
これを下回れば小さい画面、上回れば大きい画面と言える。
どちらが「良いスマホ」かは意見が分かれると思う。

画面サイズ順に並び替えると、AQUOS sense5Gが最安。またお前か。
次点でZenfone 9の5.9インチが並ぶ。

AQUOS sense5Gから約2年ぶりに登場した5インチ台のスマホで、性能も申し分ない。
ただ、値段が約10万円とかなり挑戦的。

重量で選びたい?

重量の平均は186g。
これを下回れば軽いスマホ、上回れば重いスマホと言える。

軽い順に並び替えると、最軽量はAQUOS sense6。

前モデルのsense5Gより20g以上も公称値が軽くなっているのは結構すごい。ただ、1年以上前に発売されたスマホなので今から買うとなると微妙。
CPUも前モデルのsense5Gと同じスナドラ690を使っているため、実質2年前の処理能力と言える。あと、デザイン面もsense5Gに引っ張られ気味だからダサい。

一番重いのはPixel 7 Pro。

スペックと重量はトレードオフだけど、自分はそのスペックをスマホに求めてるか?と疑問に思ったりもする。ハイエンドが必要なら、Reno5A買ってないよね。

バッテリー容量で選びたい?

バッテリー容量の平均値は4634mAh。
これを下回れば容量の小さいスマホ、上回れば容量の大きいスマホと言える。

バッテリー容量順に並べると、最小はReno5Aだった。

最大はF3。

だけどこれは微妙な結果で、バッテリー容量は多ければいいというものでもない。CPUやディスプレイがバッテリーをどれだけ効率よく使用できるかの影響が大きい。

例えば、燃費の悪いエンジンの車に大きなガソリンタンクを積んでもすぐにカラになってしまう。
でも、燃費のいいエンジンの車には、ガソリン1滴を垂らすだけで日本一周できてしまうんだ。
そして、エンジンの燃費の性能は年々進歩している。
だから、販売開始が古いスマホにいくら大容量のバッテリーが積んであっても、ちっとも長持ちしない可能性がある。

ただ、この表のバッテリー容量の平均値を上回っているスマホには、販売経過日数の平均値を上回っているスマホが多いから、「最近のスマホほど、バッテリーは大容量」ってことになる。もうバッテリー技術の進歩は停滞したと思ってたけど、容量をじわじわ増やすくらいには発展を続けているらしい。

最高・最低はどれも微妙

「で、結局どれを買いたいの?」ってなると思うんだけど、上でいろいろ並び替えた中の常に真ん中あたりにいるものが、可もなく不可もないスマホとして評価できるんじゃないかとおもった。最上位・最下位になってるスマホはその回数が多いほどクセが強いってことだし、それは人によってメリットにもデメリットにもなる。

ということで、結局次の買い替えはPixel 6aになるんじゃないかと思う。

これだけ調べて結局それかよというツッコミはなし。

いまのUMIDIGIスマホはゴミ

余談だけど、いまamazonで買えるUMIDIGIスマホはゴミ
そもそもディスプレイ解像度HDのしょっぱいものが多い。NFCはなくてもいいって人がいるかもしれないけど、解像度FHD未満のスマホはもう誰も買わないよね。

何年か前はUMIDIGI S5 Proっていう

  • FHD

  • 画面内指紋認証

  • NFC

  • インカメ収納機能

の機能てんこ盛りスマホを作ってたんだけど、そういう高機能スマホの生産ラインを召し上げられたのか、ターゲットを発展途上国に切り替えて廉価モデルしか作らないようにしたのか、事情はよく分からない。

とにかく、いまのUMIDIGIは完全にオワコン。

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