「自殺島」感想
総合評価&あらすじ
凄い良かった。感動した。
生きる力を与えてもらった気がする。
あらすじとしては、
主人公の青年セイは自殺未遂を繰り返した末に、「生きる義務」を放棄した意思を示す書類にサインをする。病院のベッドの上で意識を失ったセイは、目が覚めた時、自分がまだ生きており、そして自分と同じ自殺未遂者たちが周囲に何人もいることに気付く。そして、ここが自殺を繰り返す“常習指定者”が送り込まれる島「自殺島」であることを知る。
その直後、絶望して飛び降り自殺をするグループが現れ、落下して死に損ねた者のおぞましい姿を目の当たりにし、ひとまず自殺することを踏みとどまる。死ねないならば生きるしかない、矛盾を抱えた彼らのサバイバル生活が始まる。
ここが良かった
主人公のセイが、生きる気力もなく感傷に浸り、自傷行為をしていたところから、皆から、尊敬されるようになったところ。
体力も知力も気力も一般のセイが、いろいろと挑戦していって変化していく姿を見てすごく感動した。僕もそうありたいと感じた。
印象に残ったセリフ・シーン
最後の、セイがリヴと息子のリョウと海で、話しているシーンで、カイに殺されて亡くなったリョウの名前をそのままつけたのかと思った。、何故か感動した。セイの体も筋肉で逞しくなっていて、成長を感じられて、自分もそうなりたいなと思った。元気をもらった。
こんな人にオススメ
社会に馴染めない人や、色々不満がある人。元々、自殺未遂をした人たちが一つの島に集まって法もインフラも無い中で生き抜いていくという話なので、自分も共感したり、元気を貰ったりするはずです。
僕も、凄く、登場人物の考えに共感したりしましたし、登場人物が成長していて、自分も変われるのかなと勇気をもらいました。
なので、現状に不満だらけの人にとっては、良い栄養になるのでは?と思います。