緑手・茶手
外気もだいぶ暖かくなり、畑ではいよいよ本格的に農家が動き出す季節。
普段お邪魔している記事でのコメントのやりとりの中で、
グリーンハンドというワードが心に引っ掛かりました。
くろがねです。m(__)m いつも遊びに来てくれて有難う御座います。
わたしは、むかしブラウンハンドでしたが、とても厳しい農業の修行をしたので、今は、グリーンハンド👏です。
では、スタート!
まず、グリーンハンドの意味ですが、植物を上手に育てる人のこと。
反して、ブラウンハンドは、植物を枯らしてしまう人のこと。
だそうです。私も今回初めて知ったワードです。
わたしの修行していた農家は、息子さんがメインで動いており、
その親父さんがフォローに動いていました。
メインの畑は息子さんが担当。自家消費用の小さな畑は親父さんが担当。
毎年、同じタネをまき、同じ苗をつくり、隣り合わせの畑に植えます。
しかし、定植した後の世話は、それぞれのタイミングで行うのです。
そして、収穫の時期となり、それぞれの畑で採れた野菜を頂戴し、
わたしは自宅に持ち帰り、わたしの家族と共に食します。
同じタネをつかい、同じ苗で定植し、隣り合わせの畑で育てられても、
育てる人によって、野菜の味は変わる
それぞれの野菜を、黙って我が家族に出し、口にした瞬間に、感想が返ってきます。
こっちは美味しい。こっちは、美味しくない。これは普通。 など。
それぞれ、どちらが息子さんの野菜で、どちらが親父さんの野菜なのか
、答えを知っているのはわたしだけです。
もちろん、頂いている立場ですから、息子さんの野菜が美味しくないなどと言える訳もありませんが、息子さんの育てる野菜はどれも微妙な味だったのです。
反面、親父さんがくれる野菜は、大半が美味しく、中には美味しくないものもありましたが、その品質は親子間で圧倒的な差がありました。
そして、その美味しくなさの根拠が、手入れによるものなのか、
それ以外の何かが影響しているのか。
ちなみにですが、この親方は大変口が悪いひとで、
年中、ひとの悪口を吐き続けている方でした。
植物は人の話を聞いているのかしれませんね。
もしかしたら、人が思っている事すら、感じているかもしれませんね。
果ては、その人の存在そのものを感じているかもしれませんね。
だから、植物に元気に育って欲しい人は、
植物に心から話しかけてあげるといいですよ。
おはよう!かわいいね!かっこいいね!とか。
毎日くりかえしていると、葉を揺らして応えてくれる事もありますよ!
今日も最後までお読み頂き、貴重なお時間を頂き有難う御座いました。
では!また!
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