僕より年上のレスポール 御年50歳
とある方より配給されたレスポールというギターです。
療養の間も、音楽を作り続けたご褒美でしょうか。
私より年上の、いわゆるビンテージギターというヤツが、降って湧いたように手元にやってきました。
知人のベーシストが、「若い頃、アメリカで買ってきたレスポール、、押し入れで眠ってるから、弾くかい?」と。
まあ、貰ったわけでなく、借りているのですが、なんかいわゆる「カリパク」フラグが立っているような^^
1970年代初頭に製造されたギブソンのレスポールというモデルで、現在の市況では、一般的なサラリーマンの月給くらいの金額で取引されているみたいです。
まあ、いわゆるプレイヤーズコンディションという感じで、傷も多く、フレットも交換時期が来ている状態なので、売ってもマイナスポイントは多いかもしれませんけど。
楽器一般に言える事かと思うのですが、ビンテージものは価値が高く評価されます。
もちろん、存在する個体数が少ない事や、コレクターが欲しがるといった要因もあるのですが、根本的に高く評価される理由は、音がイイからです。
特に木製の楽器の場合、長年弾き込まれてくることで、ボディ材を構成する木がよく鳴ってくれる様になります。もちろん、個体差もあるので、ヴィンテージでも全然鳴らないヤツも居ますけど。
このレスポールくんも、最初手にしたとき、あんまり鳴らないなあ・・・と思ってたんですけど、一週間ほど経過したあたりから徐々に鳴りはじめて、、、今ではかなり鳴ってきました。期待に応えてくれているのかな^^
わたし、レスポールというタイプはあまり弾き込んでないので、特性の詳細を理解していないかもですが、この個体はローミドル、、、多分150とか200Hzぐらいがモコっと前に出てきます。その分、5Kとかその辺は弱い気がしますが。ってか、Gibsonってそういうものなのかな?
あまり比較対象にならないかもですが、YAMAHAレスポールstudioload 1971(PU:gibson59)と弾き比べると、やはりgibosonの方が粘りがあるというか、中低域のジューシーさが際立ちます。
Gibsonは何というか、倍音なのかな・・・サーチュレーターでゲインをあげた時みたいな味があるというか。
オケに入れた時は、もしかしたらYAMAHAの方が馴染むかもですが。
個人的には、両方弾いてあげたいのですけど、やはり本能に正直に従うと、Gibsonに手が伸びてしまう自分が居ます。
YAHAMAもさっぱりしていて、上の帯域も均等に出るし、優等生って感じで悪くないのですが。
ネックの感触についても、フレットが少ないGibsonが弾きづらい割に、運指しやすいという、、、何でなんだろ。
YAHAMAくんは、弦のテンションがちょっとキツイので、少しチューニングを下げて弾いてみて、しっくりくる感じを模索してあげたいと思います。
よくビンテージのギターを弾くときに、バイト感っていう感覚があるのですが、そのバイト感が運指に大きく寄与するのかもなあ。。とにかく、バイト感があると弾きやすい・・・なんかフレットと弦が磁石でくっつく様な感覚なんだよなあ~・・・
なんか、ギター弾きでない人には、意味不明な文章になってきたと思うので、今日はこの辺で(-_-;)
ともかく、ギターウン十年弾いてきたけど、Gibsonをはじめて弾き込んでみて、やっとその魅力が判った気がします。
得も言われぬ魅力があるね、、、Gibsonくん。
そのリッチな出音に慣れちゃうと、ストラトに戻れない気がしてきたよ(;´Д`)
では!最後まで読んで下さった方、誠に有難う御座いました。
Gibsonくんの音を聴いてみるぞ!というお方は、下記へどうぞ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?